【JTO】ヤス・ウラノが武蔵龍也からKING of JTO王座奪取!「若者を相手に孤軍奮闘、頑張っていく」

プロフェッショナルレスリングJUST TAP OUTは4日、後楽園ホール大会『乱』を開催。メインイベントで行われたKING of JTOタイトル戦にてヤス・ウラノが武蔵龍也を破り、新王者となった。

武蔵のパワーとウラノのテクニックがぶつかる中、ヤスは武蔵の足を的確に攻めていく。武蔵もベアハッグやSTFで反撃するも、最後はクロスフェイスロックから裏羽根折り固めを決めるとここでレフェリーが試合をストップした。これにより武蔵は王座陥落、ウラノがKING of JTO新王者となった。

勝利したウラノはベルトを受け取るとリングを後にする武蔵に「武蔵くん、強かったよ。でもね、最後の最後にギブアップしないの、ハッキリ言ってカッコ悪いよ。30分ギリギリまで粘るつもりだったの?そんなの、ここに来てるお客さんに対して失礼じゃん!まぁいいや。強かったから、またいつかやれたらいいね。もうしばらくないけど」と言葉を送った。

そして「このJUST TAP OUTっていう団体は、フレッシュな若者たちが希望のある未来に向けて切磋琢磨し合う、そんな素晴らしい団体だと僕は思っているんです。でもね、ホントに申し訳ないんだけど、46歳にもなってフレッシュさも微塵もないようなこのオジサンがこの団体の象徴であるチャンピオンになっちゃいました。(拍手を受けて)ありがとうございます。なので、団体の趣旨とは違うんだけど、これからは46歳のオジサンが若者を相手に孤軍奮闘、頑張っていく姿を応援する為にJUST TAP OUTに足を運んでください」と述べた。

続けて「とはいえ、ちょっと1人でね、若者相手に闘うのはちょっとさすがに難しいので、こんな46歳のオジサンを助けてくれるような若者を、僕は募集します」と呼びかけるとファイヤーがリングに上がりウラノが握手を求めるも手を弾きこれを拒否した。そこから続々と選手がリングに上がるも全員が握手を拒否。

そしてファイヤーがマイクを持つと「お前とやる気はさらさらない。ボケ!」と発言。ウラノが「お前らぶっ潰してやる!」とリングを後にすると「キングは流出しましたけれど、流出してみんなの気持ちは一緒やってことが分かりました。JTOのみんな、取り返す気がめっちゃあるってことです」と語った。

ウラノはバックステージにてジャタップくんを呼び、味方につけるとベルトを預けた。

また、敗れた武蔵は悔しさを述べ再起を誓っていた。

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加