【東京女子】山下実優とハイパーミサヲが英国でのビッグマッチ参戦に向け猛アピール!両者ともにEVEのベルト奪取の好機到来
東京女子プロレスが11月6日、東京・両国KFCホールで「TJPW AUTUMN TOUR ’22」を開催。同月13日(現地時間)、英国の女子プロレス団体EVEのビッグマッチ「WRESTLE QUEENDOM Ⅴ」(ロンドン・グレート・ポートランド・ストリートでの昼夜興行)に出場する山下実優とハイパーミサヲが大いにアピールした。
同大会の昼の部で、山下はミリー・マッケンジーとの「EVE選手権次期挑戦者決定戦」に臨み、山下が勝った場合、夜の部で、その時点での王者に挑戦する。昼の部では、<王者>ジェッタVS<挑戦者>アレックス・ウィンザーによる「EVE選手権」が行われる。山下は昼、夜と連勝すれば、同王座を戴冠できるビッグチャンスとなる。
海外遠征自体が初のミサヲは昼の部で、”セッションモス”マルティナとコンビを組み、ジ・アップライジングのリア・オライリーとスカイ・スミットソンが保持する「EVEタッグ選手権」にいきなり挑戦する好機を得た。
この日、山下とミサヲは伊藤麻希を加えたトリオでメインイベントに出陣し、坂崎ユカ、瑞希、桐生真弥組と対戦。英国遠征に向けヤル気満々のミサヲはハリーポッター風の衣装で、英国国旗、スーツケースを持って登場した。ミサヲが桐生にスプレーを噴射して幻惑すれば、山下は桐生、瑞希にキック連打。
桐生も逆エビ固め、スパインバスターでミサヲに反撃するもカットされた。桐生を捕獲したミサヲはハイパミ・リターンズを見舞って3カウントを奪取。英国遠征組が勝利を挙げて、弾みをつけた。
マイクを持ったミサヲは「勝ったぞ! これで安心して英国に行くことができます。最近、東京女子の選手が世界中からお声掛けいただいていけるのも、ふだんの興行に皆さんが来ていただいて、我々も一生懸命戦って興行が盛り上がったからこその結果だと思うんです。我々世界に恥じない東京女子として行ってこようと思います」と締めた。
バックステージで山下は「EVEでベルトの挑戦権かけた試合をやって、勝ったらベルトに挑戦できる。それに勝てばベルトを持って帰って来れるかもしれない。やるしかない」と王座奪取に向け意気込んだ。
ミサヲは「パートナーは私と気の合いそうな子らしいので、飲みニケーションしようかな。(ベルトを獲ったら)1回目が不安なだけで、1回行っちゃえば余裕。勝って、(日本と英国を)行ったり来たりしたいと思います」と目を輝かせた。
【大会名】TJPW AUTUMN TOUR ’22
【日時】2022年11月6日(日)
【会場】東京・両国KFCホール
【観衆】312人(満員)
▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○乃蒼ヒカリ vs 鳥喰かや●
6分47秒 ブリザード・スープレックス・ホールド
▼第二試合 15分一本勝負
○上福ゆき vs 原宿ぽむ●
8分42秒 片エビ固め
※フェイマサー
▼第三試合 20分一本勝負
○愛野ユキ&らく vs 宮本もか&遠藤有栖●
9分27秒 片エビ固め
※ヴィーナスDDT
▼第四試合 15分一本勝負
○辰巳リカ vs 猫はるな●
10分41秒 片エビ固め
※ランニング・ヒップアタック
▼セミファイナル 20分一本勝負
渡辺未詩&●鈴芽 vs 中島翔子&ウィロー・ナイチンゲール○
12分47秒 エビ固め
※ガットレンチ・パワーボム
▼メインイベント 20分一本勝負
坂崎ユカ&瑞希&●桐生真弥 vs 山下実優&伊藤麻希&ハイパーミサヲ○
15分16秒 片エビ固め
※ハイパミ・リターンズ
〈写真提供:東京女子プロレス〉