【アイスリボン】11月6日(日)「Super Princess’s Party IN 東京ドームシティ」試合レポート

女子プロレス・アイスリボンは2022年11月5日(土)、6日(日)にプロレスの試合、アイドルによる生LIVEも楽しめる、プロレスと音楽が融合したイベント『Super Princess’s Party IN 東京ドームシティ』を開催。

6日の昼夜の試合レポートはこちら

Super Princess’s Party IN 東京ドームシティ
日時:2022年11月6日(日)開始10:30
観衆:504人

[昼の部]14:05~14:50
◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○水波綾(10分24秒 ギブアップ)松下楓歩×
※逆エビ固め

『Super Princess’s Party IN 東京ドームシティ』2日目のオープニングマッチも初日に朝陽から初勝利を飾った楓歩のシングルマッチ。対戦相手は今回が初対決となる水波アニキだ。開始早々、ドロップキックの連打で勝負に出た楓歩だが、水波は胸を張って受け切ると豪快なタックル1発で楓歩を吹っ飛ばし、スリーパーで絞め上げる。ロープに逃れた楓歩はエルボーを打ち込んでいくが水波はお返しのエルボーでまたも楓歩を吹っ飛ばし、ボディスラムからギロチンドロップを落とし、キャメルクラッチ、さらにコーナーに詰めてのマシンガンチョップを決める。追い込まれた楓歩だが、延髄蹴りで水波をぐらつかせると、ミサイルキック3連発からダイビングボディアタックを決め、さらにサッカーキック、PKといい流れを掴む。

楓歩も意地をみせ、再度、エルボーで勝負。一歩も退かない打ち合いを展開するが、水波の強烈チョップを浴び、倒れたところにギロチンドロップ、そして再び逆エビ固めへ持ち込まれてしまう。ロープに逃れた楓歩はカウンターの蹴りからファンファーレを狙うが、これは水波がこらえる。ハイキックをヒットさせた楓歩だが、直後に水波のラリアット、スピアーを浴び、この試合、3度目の逆エビ固めに、一度はロープ際まで近づくも、水波に中央に戻されてしまい、無念のギブアップ負けを喫した。

◇H!Flyライブ

◆第2試合 タッグマッチ20分1本勝負
○星いぶき&真白優希(11分56秒いぶning star)朝陽×&石川奈青

H!Flyとして2曲パフォーマンスしたあと、いぶきと真白がH!Flyタッグでリングに立った。対角は今回のイベントの主役であるキスプリの石川とキスプリの自称マネジャーの朝陽。今回のイベントに相応しいアイドルタッグ対決となった。ゴングと同時に仕掛けたのはキスプリ。H!Flyのコーナーに奇襲を掛け、サンドイッチドロップキックを決め、2人まとめてダブルのワ―プレス。

いぶきをコーナーに詰め、2人で踏みつけたキスプリは、朝陽がいぶきをキャメルクラッチに決める。真白がカットに入るも、真白のドロップキックはいぶきの顔面を直撃してしまう。いぶきが自力でキャメルクラッチを逃れ、ドロップキックで自軍に戻り、真白に交代。朝陽に目突きを狙う真白。これをかわした朝陽に、今度は真白が寝転がって足を突き出す。朝陽が攻めあぐみ、起き上がった真白がドロップキック。

朝陽も髪を掴んでのフェイスバスターで反撃し、石川に交代。いきなり串刺しラリアットを決めた石川はエルボー合戦から真白の目突きもしっかりガードする。いぶきと朝陽が同時にフォローにリングに入ると、真白が朝陽を、石川がいぶきをロープに振り同時ドロップキックで2人を場外に落とす。一瞬、両国での絆トーナメントが甦るシーンとなったが、チームでないことに気づいた真白と石川は真白がドロップキックを石川にヒットさせ、いぶきに交代。

クロスボディの3連発を決めたいぶきにカウンターのドロップキックを放った石川はいぶきにエルボーを打ち込み「チョップ来い!」と胸を突き出す。いぶきはそれには応えず、あえてエルボーで反撃。なお「チョップ来い!」とエルボーで返す石川に「これで十分だろう!」とエルボーで返すいぶき。それでもチョップを求める石川にいぶきはダブルチョップを叩き込み石川を吹っ飛ばすも、起き上がった石川はクロスボディで反撃し、朝陽に交代。

朝陽がいぶきにエルボーを叩き込むと、ここではいぶきがチョップで応戦。これを見た石川が朝陽に交代を要求。朝陽に代わってリングに入ると「今日はプリンセスのパーティじゃあ!」と上着を脱ぎ、いぶきの前に立つ。セコンドのあーみんと神姫楽も引くほど、テンションMAXの石川にいぶきのチョップが飛ぶ。さらにコーナーに石川を詰めてのチョップ連打、ロープに振ってのダブルチョップを叩き込む。十分にいぶきのチョップを浴びた石川は朝陽に交代。朝陽もエルボーを仕掛けるが、いぶきのチョップをかわし、スタナーを決める。

さらにグランドに持ち込み、いぶきがロープに逃れるとコーナーに上がる。これを真白が押さえ込み、いぶきが朝陽をデッドリードライブに決め、真白がコーナーからのボディアタック、いぶきがトップからのダイビングボディアタックのH!Fly連係。石川がカットに入り、今度は朝陽がミサイルキック、石川がダイビングボディアタックのキスプリ連係で応戦。朝陽がハンマー連打をいぶきにヒットさせるが、いぶきはカウンターの蹴りのコンビネーションで反撃。ここで真白がリングに入り、朝陽に目突きを決め、最後はいぶきがいぶニングスターで朝陽からカウント3を奪取。試合はH!Flyが勝利した。

[夜の部]16:20~17:20
◆第1試合 シングルマッチ15分1本勝負
○梅咲遥(8分32秒 エビ固め)櫻井裕子×
※梅スプラッシュ

梅咲と櫻井の初シングルマッチがキスプリ興行で実現。櫻井がタックルの先制攻撃で梅咲を倒すも、すぐにドロップキックで反撃に出た梅咲は弓矢固め、さらに足を踏みつける。櫻井もドロップキックをヒットさせ首4の字で絞め上げるが、カウンターのネックブリーカードロップを決めた梅咲は、フットスタンプ、ミサイルキックを返す。エルボー合戦から櫻井がコブラツイスト、はりつけドロップキック、ボディプレスを仕掛ければ、梅咲はドロップキック、ミサイルキックをヒット。

櫻井のドラゴンスリーパーに苦しんだ梅咲だが、飛びつき十字架固め、ラ・マヒストラルと丸め込みで勝負。これをいずれもキックアウトした櫻井は梅咲のエビ固めを反転して抑え込むが、なんとかキックアウトした梅咲はカウンターでのブロックバスター、そしてコーナーからの旋回式ダイビングボディプレスでカウント3を奪った。

◆第2試合 シングルマッチ15分1本勝負
○アイガー(10分17秒 エビ固め)咲蘭×
※カサドーラを潰し

プリンセスとは真逆の怪奇派アイガーと中学生レスラーの咲蘭の異次元対決が実現した。入場した咲蘭はアイガーの入場曲がかかっただけで泣き出してしまう。リングに上がったアイガーと対峙すると、なんとか向き合おうとするも、恐怖感が押さえきれず、思わずコーナーでうずくまるなど、動揺を隠せない。レフェリーに励まされながら、なんとか試合に臨んだ咲蘭にじわじわと歩み寄るアイガー。レフェリーを盾にした咲蘭だが、レフェリーがアイガーに吹っ飛ばされ孤立無援に。

意を決してアイガーにエルボーを叩き込む咲蘭だが、場外に逃れたアイガーは観戦していたアイドルグループ『スリジエ』の席になだれ込みパニックを起こし、再びリングに上がると咲蘭の背後にべったり。背後霊と化したアイガーの存在になかなか気づかなかった咲蘭だが、うっかり振り向いてしまい、アイガーと急接近状態に。棒立ちになってしまった咲蘭を投げ飛ばし、さらに髪を掴み上げるアイガー。

さらに蹴りの連打から倒れた咲蘭の上に飛び込もうとするが、そのアイガーの形相に慌てて咲蘭がエスケープし反対側のロープまで逃げる。飛び込んできたアイガーの右足をロープにからめた咲蘭はストンピング連打から右足を絞め上げ、ドロップキックを連打。アイガーをカバーするがカウントは2。アイガーにおんぶスリーパーを決め、さらにミサイルキックを決めた咲蘭。カバーに入るとレフェリーのカウントが徐々に高速になっていく。このチャンスに丸め込みを連発して勝負に出た咲蘭だが、高速カウントでもアイガーはことごとく2でキックアウト。レフェリーに無言の抗議をしつつ、咲蘭の首を掴んだアイガーをチョークスラムを狙うが、咲蘭のが前方回転で逃れる。

しかし、アイガーは丸め込みを狙う咲蘭をそのまま上から押し潰してフォール。カウント3を奪い、咲蘭を沈めた。試合後も『スリジエ』をしっかりといじってから退場するアイガーであった。

◇KISSmeT PRINCESSライブ

◆第3試合 6人タッグマッチ30分1本勝負
○石川奈青&あーみん&神姫楽ミサ(14分36秒 タチアガール)まなせゆうな&尾﨑妹加&トトロさつき×

2日間に渡って行われた『Super Princess’s Party IN 東京ドームシティ』のメインはイベントの主役であるKISSmeT PRINCESSの3人がライブに続き、試合でもそろい踏み。まなせ、妹加、トトロの重量級スーパーパワートリオと対戦した。

しっかりと勝利をモノにして有終の美を飾りたいキスプリに対していきなり奇襲攻撃を仕掛けたBIG☆DEKAI!!!&妹加のスーパーパワートリオだが、キスプリが反撃。3人同時ワ―プレスを決めると、まなせを捉えて3人でポーズを決めるなど、序盤から気合の入った連係を披露する。スーパーパワートリオは石川に照準を絞り、タッチワークを活かして攻め立てていく。しかし石川もまなせのボディスラムを切り返し、逆にまなせを豪快にボディスラムで投げ飛ばすなど、真っ向から反撃。石川の奮闘に続けてとあーみんと神姫楽も怒涛の攻めを爆発し、スーパーパワートリオを相手に一歩も退かない攻防を展開。

終盤、再び石川が捕まり、妹加のラリアット、BIG☆DEKAI!!!のダブルパワーボム、さらにスーパー3人のトリプルおんぶプレス、そしてトトロのカミカゼからのフォーリングトトロを立て続けに浴びるも、トトロがカバーに入ったタイミングで石川が反転。タチアガールでトトロを押さえ込んでの逆転カウント3を奪取。石川が2日間に渡るビックマッチをきっちりと勝利で締めくくってみせた。

〈試合後のリング上〉

石川「昨日もタイトルマッチで、2人の顔が見えたにも関わらず負けてしまって、今日も何度も途中、心が折れそうになったんですけども、2人のプリンセス、そして応援してくださる皆さまのおかげで勝てたと思います。本当にありがとうございます。本当に2日間を通して、大変なこともたくさんあったけど、こうしてスーパー・プリンセス・パーティーをみなさんでやれていることが本当に本当に嬉しいです。そして、私たち3人合わせれば、今日も勝ったことだし、そろそろベルトとかも狙っていってもいいんじゃないかって思うんですが、どうですか?」

トトロ「昨日、今日とあなたたちが主役のスーパー・プリンセス・パーティー、お疲れさまでした。なんて言うと思ったか~!!ベルト?私たち、BIG☆DEKAI!!!も、タッグのベルト、返り咲き狙ってるから。」

妹加「ちょっと待った~!みんなずるいよ。私にも別のパートナーいるんだよ。私だってベルト戦線行きたいんだよ。星いぶき、どこにいんだよ!出て来いよ、早く!」
※星いぶきがベルトを手にリングに上がる。

石川「お前のタッグパートナー、いつアイスリボン参戦するんだよ。」
いぶき「知らね~よ、こっちだって。お前らこのベルトが欲しいってこと?で、星いぶきのパートナーがいつアイスリボンに参戦するかって?それはな、直接本人に聞いてみろよ~!!」
※志田光の入場テーマ曲が流れ、赤いスーツ姿の志田がベルトを手に花道からサプライズ入場。

志田「インターナショナルリボンタッグチャンピオンの志田光です。今日、この日のためにアメリカからやってきました。初めましての方もいると思います。スーパースターです。8月にこのベルトを獲って、全くタッグ戦線が動かず、やっと、やっとギャーギャー言い出してくれた。怖かったかな?スーパースターに挑戦するの怖かったかな?ビビっちゃったかな?ちょっと。私、誰とでもやりますよ。先に防衛戦の日付、発表しちゃいましょう。志田光がいつ参戦するか、12月31日、大晦日、そこの後楽園ホールでこのベルトの防衛戦やります。」

いぶき「そういうことだ、お前ら!志田光の言っていることは…有言実行だ!よし、志田光!」

志田「志田光さん、な。」

いぶき「(志田の言葉を無視して)志田光!12月31日絶対防衛するよ。OK?頑張るよ!エイエイオー!!」
※いぶきに釣られて志田も拳を突き上げる。

いぶき「よし、帰ろう。」
※帰ろうとする志田を引き止めるトトロ。

トトロ「帰るところ申し訳ないんですけど、私たちBIG☆DEKAI!!!、そのベルト、大晦日に挑戦させてください。」

石川「いやいや、挑戦するのは私たちだろ。スーパースターからベルトを獲るのはスーパープリンセスなんだよ。」

妹加「今日はパートナーがいないけどな。私だって挑戦したいぞ。志田光、さん。」

いぶき「お前ら、志田光に近付くな!スーパースターだぞ!おい!志田光に触るな!近付くな!」

志田「誰でもいいんで、決めて下さい、そっちで。誰でもいいんで。」

いぶき「そういうことだ、覚えてろ!お前ら!」
※志田といぶき、花道から引き揚げる。

石川「スーパースターも帰ったことなので、今日はスーパープリンセスが締めたいと思います。」
※前日に続きhy4_4yhを呼び込み『ぉめでとぉ!毎日が記念Be→』を生パフォーマンス。最後はhy4_4yhも加わってキスプリが「プリンセス!パーティー!」で締めた。

〈試合後のKISSmeT PRINCESS〉

石川「本当に何回も心が折れそうになったんですけど、相手チームがBIG☆DEKAI!!!と妹加さんで、みなさんのおかげで勝てて、無事スーパー・プリンセス・パーティーの最後を締めることが出来たので、本当にありがとう!2人とも!」

あーみん「2Daysを奈青が勝利で、昨日は確かに悔し涙を流したかもしれないけど、今日は最高のプリンセスの笑顔で締めることができて、本当に私は嬉しくて、奈青がこれまで色々企画を練ったり、構成とか、誰を呼ぶとか、全部奈青が発案してくれました。私たちは3人で案を出し合って、良いプリンセス・パーティーにしようって積み重ねてきたからこの2日間があると思います。今日奈青が勝って笑顔で締めれたことはご褒美だと思うよ。」

石川「ありがとうございます。」

あーみん「結構3人で色々話し合ったんですよ。プリンセス・パーティーの度に。で、あーでもない、こーでもないって3人でやって、プリンセス・パーティーは毎回進化してるなって思うよね。」

神姫楽「1回目の時に、さっきあーみんが言ったように、奈青ちゃんが色々考えてくれて、5月の1回目が終わった時に奈青ちゃんが凄い泣いてて、その時に奈青ちゃんに凄い負担をかけてるんだなって思って、でも今回、こんな大きい舞台に立てて、こんなにたくさんのアイドルさんが出てくれて、選手も熱い試合をしてくれて、本当にハッピーが溢れる瞬間ができて、本当に2人のおかげで勝てて、感謝の気持ちでいっぱいです。」

あーみん「これがゴールではないんだけど、私たちが5月にCDを出してから半年、その全部の気持ちがギュッと詰まった2日間をたくさんの人に堪能してもらえて、本当に私たちは嬉しいんで、また素敵なプリンセス・パーティーを開こうね。そしてベルトを巻こう。」

神姫楽「それ言おうと思ったんだけど。」

あーみん「チーム編成はあとで話し合います。これはケンカになるかもしれない。まあ今日は勝ったんで3人で笑顔で。仲良く元気いっぱいで追われたっていうことで、私たち3人をそれぞれ褒めてあげてもいいんじゃないでしょうか。」

〈写真提供:アイスリボン〉

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