【ノア】<GHCジュニアタッグ調印式>リマッチを受ける王者組の近藤が大原に「足を引っ張るなって感じですね」
©️プロレスリング・ノア
プロレスリング・ノアは11月23日・国立代々木競技場第2体育館で開催する「NOAH the BEST 2022」にむけて、GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合ならびにGHCナショナル選手権試合の調印式の模様が、ノア公式YouTubeで配信された。
まずは前GHCジュニア・ヘビー級タッグ王者組であり今回ダイレクト・リマッチを直訴し、挑戦が認められた小峠篤司&吉岡正起組が、続いてチャンピオンベルトを引っ提げ、王者組・近藤修司&大原はじめ組が登場。
調印に続いて、その意気込みを語った。
■GHCジュニアヘビー級タッグ選手権■
【調印式の模様】
――王座戦に向けた意気込みを
▼吉岡「前回、僕が負けてしまってベルトを失ってしまいました。今回はリマッチを受けてもらった形なんですけど、今回負けたら(挑戦者争いの)最後尾どころか王座戦線に戻ってこられないぐらいのどん底に落とされると思ってるので、天国か地獄か、気合入れて臨みます」
▼小峠「前回のタイトル戦、敗因は自分にあると思ってます。最後の最後で近藤修司を捕まえきることができなかった。自分のミスだと思ってます。同じ過ちは繰り返しません。今回はしっかり抑え込んで、完璧な形で勝利したいと思います」
▼大原「近藤さんとタッグを組んでベルトを獲って、次の日には奇跡的にDRAGONGATEとの合同興行があって。ひじょうに龍に遺伝子を感じた2日間でした。近藤さんとのタッグだったらこれから面白いことができると思ってます。新しい夢の始まりになるんでしょうか。そして今、プロレス業界全体的にジュニアタッグの戦いが注目を集めつつあると思うんで、そことの闘いだとも思ってます。挑戦者にも勝ちますし、そういった他のジュニアタッグの闘いにも勝って“これぞノアジュニア”という闘いを見せていく責務もあると思ってるんで、俺は俺の責務を全うします」
▼近藤「リマッチってホント難しいんですよね。前回は勝ったんですけど、まぁ相手どうこうというより味方の大原かな。お前、(負傷している)足の具合はどうなの?」
©️プロレスリング・ノア
※大原はおもむろに立ち上がる
▼大原「いち!に!さん!…(※新弟子のようにもも上げやスクワットをしてピースサイン)」
▼近藤「(ハイテンションさに冷ややかな視線を送りながら)たぶん防衛、できなさそうですね…」
――小峠&吉岡組と戦ってみての印象は?
▼近藤「まぁノアジュニア正規軍って言って、ノアのジュニアをブランディングしてると思うんですけど、ちょっと横一列な感じがして。プロレスって隙間産業だと思ってるんで、やっぱりそこを突いていかないと、いつまでもドングリの背比べで終わっちゃんじゃないかなと思いますね。まぁ敵は大原なんで。こいつさえしっかりすれば防衛は間違いない。足を引っ張るなって感じですね。ホントに大丈夫なの?」
※大原は再び立ち上がり、「いち!に!さん!」ともも上げ
――足の状態は万全?
▼大原「いやあ、懐かしいですね…19年前、神戸の闘龍門JAPANの道場でやったもも上げを、19年後にまた同じようにやることになるとは…。体に染み付いたものは年月が過ぎても変わらないですね。見ての通り、僕の足はもう完璧ですね。朝には超音波の治療して、次に酸素カプセルに入って…すべて足のために尽くしてきましたから、(※アーニャ語で)ダイジョブます。ガンバルます」
――前回の敗因を踏まえて今回はどんなリカバリーを?
▼吉岡「前回は完全に分断したと思ったところで、大原はじめの執念で粘られて、ここぞというところで近藤修司が入ってきて負けてしまった。僕らのスタイルのお株を奪われて負けた感じがするんで、次はその点でも負けないし、キッチリ分断してキッチリ勝ちたい。その策は小峠さんとも話します。今は相手がいるので知らせるワケにはいかないですけど」
――リマッチには否定的な反応もありそうだが?
▼小峠「タイトルマッチに敗れてしまったんで、本来なら列の最後尾に並び直す形になると思う。だからリマッチを受けてくれたチャンピオンチームには感謝してます。リマッチってひじょうにリスクもあると思うんですけど、僕らはリスクを恐れず進んでいきたいと思います」
――ジュニア正規軍としては原田大輔の欠場が続いているが?
▼小峠「冷たい言い方になるかもしれないですけど、自分的には関係ないですね。あいつが戻ってきたからチームに勢いが戻った…という状況にはしたくない。だから目の前のことに集中して、今いる仲間の力を信じて進んでいきたいと思います」
◇こちらの会見の模様は、ノア公式YouTubeにて全編公開。
・視聴ページ: https://youtu.be/eingcBB4ggE
【大会詳細】
・大会名:NOAH the BEST 2022
・日時:11月23日(祝・水) 開始:15:00 開場:13:30
・会場:国立代々木競技場第2体育館
◇ABEMAでのご視聴はこちら
https://abema.app/uYR7
◇WRESTLE UNIVERSE(英語実況)でのご視聴はこちら
https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/xdPVaPXmj13ZWem4Z87BSL
【全対戦カード】
<第1試合・タッグマッチ>
モハメド ヨネ 齋藤彰俊 VS タダスケ Hi69
<第2試合・シングルマッチ>
鈴木秀樹 VS 谷口周平
<第3試合・6人タッグマッチ・FINAL PERROS DEL MAL DE JAPON>
小川良成 矢野安崇 藤村加偉 VS NOSAWA論外 Eita スペル・クレイジー with鈴木鼓太郎&日高郁人
<第4試合・シングルマッチ>
稲葉大樹 VS ジャック・モリス
<第5試合・6人タッグマッチ>
杉浦貴 藤田和之 ティモシー・サッチャー VS 丸藤正道 望月成晃 田中将斗
<第6試合・タッグマッチ>
ダンテ・レオン YO-HEY VS AMAKUSA アレハンドロ
<第7試合・6人タッグマッチ>
清宮海斗 小島聡 マサ北宮 VS 拳王 中嶋勝彦 征矢学
<第8試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権>
(王者)近藤修司 大原はじめ VS 小峠篤司 吉岡世起(挑戦者)
※第52代王者組の初防衛戦。
<第9試合 メインイベント・GHCナショナル選手権>
(王者)イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. VS 稲村愛輝(挑戦者)
※第9代王者の初防衛戦。
※写真提供:プロレスリング・ノア