【PURE-Jインタビュー】中森華子が至宝奪回に向け打倒優宇を宣言!デビュー25周年のKAZUKIは谷ももとタッグ王座挑戦!久令愛は新世代の旗手として海樹リコを迎撃!<12・18後楽園>

PURE-J女子プロレスの中森華子、KAZUKI、久令愛の3選手が、プロレスTODAY編集部に来社。

12月18日(日)東京・後楽園ホール大会で、中森華子、KAZUKIはそれぞれシングルとタッグのベルトに挑戦。久令愛はPOPのベルトの防衛戦を行う。

中森、久令愛はそれぞれ運命の相手とする、優宇、海樹リコへの想いや王者としての今後の方向性について。KAZUKIは来年からは地元岡山に帰り、月1の板橋大会への参戦となることを発表している。その心境や、今回タッグパートナーの谷ももへの想いを語った。

【大会名】「PURE-J CLIMAX2022」
【日時】12月18日(日) 11:30
【会場】東京・後楽園ホール

--本日、久令愛選手はメディアの正式なインタビューは初とお伺いしました。

久令愛「非常に緊張しています。」

--先輩のKAZUKI選手、中森選手に挟まれてインタビューということですがいかがですか?

久令愛「後楽園までが早すぎて。目の前のことに必死にやっていて気づいたらもう1週間もないといった感じで」

--その後楽園の大会、12月18日に行われる「PURE-J CLIMAX2022」東京・後楽園ホール大会についてお伺いさせていただきたいと思います。

①各選手試合に向けた意気込み
・久令愛選手 ➡ 海樹リコ「今日も久令愛との試合は死ぬほど燃えた」


--久令愛選手は海樹リコ選手とPOP(プリンセス・オブ・プロレスリング王座)防衛戦ですね。

久令愛「海樹リコとは、今まで何回か対戦してきましたけど、勝って負けての繰り返しで。今までPOP戦に向けて戦ってきた中で、一番熱くて激しい選手ですね。お互い感情をぶつけ合ってる感覚があって。そこまでガッチリやり合える人っていうのは、後輩ではあるんですけどなかなかいないですね。自分が指名したとはいえ、そういう人と防衛戦が出来るというのはよかったなと。私達のいわゆる若手と呼ばれる世代の良さや激しさを見せられる防衛戦になると確信があります。私もこのベルトとともに成長したいし、やりたいことも増えたので、熱さを受け止めたうえできっちり防衛したいですね」

--海樹選手も久令愛選手との試合の後に、「今日も久令愛との試合は死ぬほど燃えた」とコメントしてました。運命の相手という感じでしょうか。

久令愛「なかなかそんな気持ちにさせられることってなかったので、不思議だなと思いますね。お互いがめちゃくちゃプロレス好きなんだなというのが分かるというか、自身の技に対して自信があるって彼女はっきり言いますし、同じ波長というか好きなものは好きと表現できる人と対戦できるというのはとても楽しいなって思いますね」

・KAZUKI選手 ➡ デビュー25周年イヤーとしては最後のタッグ挑戦


--KAZUKI選手は、デビュー25周年イヤーでした。有終の美を飾るべく、タッグタイトル戦が控えてます。普段組むライディーン鋼選手とSAKI選手の王者組に、谷もも選手と組んで挑戦という形ですが心境はいかがですか

KAZUKI「谷ももは最近他団体参戦も増えて、周りの方からの評価も高まってきてるんですよね。以前は細いしどうかなと思ってましたけど。先日の12月11日板橋大会でシングルをしたんですけど、粘り強くなって成長を感じて、とても頼もしい存在になってきたなと思っています」

--シングルでぶつかると、相手の本当の力量や成長具合が分かりますよね。

KAZUKI「そうですね。今の谷ももとならいけると思います」

・中森選手 ➡ 優宇に2連敗、勝てば5度目のシングル王座戴冠

--中森選手はPURE-Jの至宝をかけた大勝負に臨みます。現在、優宇選手に2連敗していますが、勝てば5度目のシングル戴冠ということになります。こちらの意気込みはいかがでしょうか。

中森「シングルは2連敗ですけど、引き分けもあったり、タッグでも対戦していて。今年はもうすぐ終わっちゃいますけど、本当に今年は優宇へのリベンジに燃えた1年だったと思うんですよね。だからもう今年、優宇を倒すチャンスは後楽園しかないんです。今彼女は2冠チャンピオンで、海外や他団体にも行ったりでいろいろ参戦してますよね。PURE-Jのチャンピオンだけど、PURE-Jの大会になかなか出れなかったり。だからこのベルトに挑戦するっていうのも、YMZさんの大会にわざわざ乗り込んで言いに行きましたもん」

--すごい。

中森「しかもわたし試合なかったのに。(大空)ちえが参戦してたので、セコンドだったりで行こうと。でもそれくらいしないと、本当にたどり着けなくて。もう本当にこの日しかないんですよ、わたしは。心はもう後楽園にいます。必ず倒さなくてはいけないと思っています」


②対戦相手の印象

--対戦相手の印象についても伺いたいのですが、海樹リコ選手は本当に燃えられる相手ということでしょうか。

久令愛「そうですね。やはり1つ1つの技に気持ちがこもっていて、エルボー1つにしてもあの体やサイズ感からは想像できない重さが襲ってくるんですよね。それを試合して感じていて。それだけ来られると、わたしも上回りたくなるというか。いつもとちょっと違うギアが入るというか、そうさせられているというところには悔しさを感じますけど。ただ、彼女もこの試合で燃えたって言っているので、私もそうさせてるのかなと。ファンの方が書いてくれてたんですけど、『お互いがお互いを超えたい、鼓舞し合ってる』みたいなところは今までになかったことだなと思いますね」

--海樹選手も気が強いですもんね(笑)

久令愛「強いですね。1回PURE-Jで試合の前に動画を撮ったんですよ。その時に、私の第一印象聞いたんですけど『覚えてない』って言われたんですよ。そういうところとか、自分に自信がある技はドロップキックだとか、こういう技を持ってるとか全部言いきっちゃうところとか。真っすぐさも凄いなって思ってます。彼女は覚えてないって言いましたけど、わたしはずっと前から気になっていて。シードリングさんからの生え抜きだとか、中島安里紗選手に憧れて入ってきたとか、やっぱりそういう話題性もありましたし。うちの大空ちえと同期だったということもあって、なにかしら話は入ってきたので」

--そうなんですね。

久令愛「やっぱりずっと私が気になっていて。ただ対戦する機会はそんなになかったんですけど、私がベルト巻いたあたりから、それを狙っているアピールをされたりして。だからなんかずっと本当ここ最近はずっと頭にいます、海樹が」

--でもそこまでの相手に出会えるって幸せでもありますよね。

久令愛「はい。だからプロレス冥利に尽きるってこういうことなのかなって思いました。キャリアまだまだですけど恵まれてるなって思いますね」

--そして中森選手が対峙する優宇選手は、どんどん強くなってきていますよね。

中森「もう何もしなくても情報が入ってきますよね。最近は彼女の試合見る機会も多いんですけど、誰と試合してもすごいし、キャリアとか関係なく全力で行くし、パワーも凄いし。2冠チャンピオンとして海外にも行くし、やっぱすごいなという印象はありますけど、リング降りたらニコニコして可愛いし。本当、この1年ずっと優宇のこと考えてますね。倒したいですね」

--海外で試合をされているということも自信に繋がっているんでしょうね。ボリショイさんの話聞きましたけど、太ももがボリショイさんのウエストくらいらしいと。

中森「いや、本当です!全然話盛ってないと思います」

--本当に足1つ取っても、崩すのが難しい選手になりましたよね。

--KAZUKI選手は、いつも組んでいるライディーン選手とSAKI選手の印象はいかがですか

KAZUKI「(ライディーン)鋼は、私と組んでたときは頼りない印象もあったんですけど、無差別のベルトを巻いて、今は独り立ちじゃないですけど、成長したんじゃないかなと思いますね」

--そうなんですね。たいしてSAKI選手はいかがですか?

KAZUKI「SAKI選手はあまり対戦した経験ないんですけど、今他団体で引っ張りだこなので興味はあります」

 

③久令愛選手へ質問
・POP選手権チャンピオンになってからプロレスラーとしての心境の変化はあったか?

--POPのチャンピオンになってから、プロレスラーとして心境の変化はいかがですか?

久令愛「自分というレスラーの表現を、より強くしていかないとと思いましたね。欠場を経験しましたが、そのときに同期のAKARIと選手としての距離が出来てしまって。復帰してからは、そこに少しでも近づこうと必死で、自分のことをどう表現して見せるかということが正直出来ていなかったんです。AKARIが梅咲遥選手に負けてPOPがPURE-Jから流出したときに、話題性が強い人たちがこのベルトをかけて争っていたんですよね。でもわたしはそこに絡めなくて、すごい悔しくて。自信がないからと表現することを避けてましたけど、やっとベルトを手にしたからにはしっかりと切り替えて、『私はPOP選手権王者の久令愛だ』ということをもっともっと示していかないとと思いました」

--チャンピオンとして。

久令愛「そうですね、いろんなことを考えました。入場の仕方だとか、試合中での表情の見せ方とか、それこそ髪の毛の色を変えるとか。もっともっと前に前にっていう気持ちになっていきました。チャンピオンがそうでないと、このベルトが欲しいと言ってもらえないと思ったんですよね」

--そうですね。

久令愛「やっぱり奪いたいと思われてこそなんぼだと思うので。そう思われるには、魅力的な選手にならないといけない。小さい頃からお世話になっている先輩のCoogaさんという選手から、ガウンを引き継いだり、キャッチコピーをいただいたりしていて期待をしていただいているので、レスラーとしてもっと大きくならないとと。毎日意思を強く持っていかないとと思いながら、毎日過ごしてきまし。」

--なるほど。でも客観視するのは難しいですよね。

久令愛「それまでは『久令愛ってどんなレスラーなの?』って聞かれても答えらえなかったんですよ。私はどんなレスラーなのか、強みはなんなのか、それを全然見つけられないまま2、3年過ごしてしまって。だけどこのベルトが・・・。ベルトがレスラーを強くしてくれるって言葉を聞いたことがありますけど、本当にその通りだなと。そこからですね、プロレスがより難しくなったし、より面白くなりましたね」

・若い世代の代表として今後のPURE-Jマットをどう盛り上げて行きたいか?

久令愛「PURE-Jでも、もも選手が入ってきたりだとか若い世代が増えてきていますよね。もも、AKARI、久令愛に足りないのは自己主張だと思っていて。各々武器は持っていると思うんですよね。ももさんは俳優と兼任している、AKARIはチリから来た選手ということの強みをもっと前面に出すことが必要だと思う。私はこのベルトを持っている限り、PURE-JのPOP王者ということがずっとついてくると思うので、全面に押し出してPURE-Jという団体、そして私自身を知ってもらわないとと思っています。どういう風にこの日本から世界に発信していくのかを考えながら、最近Youtubeも始めましたし。本当にいろんなことをやってみたい。ありがたいことに今他団体にも呼んでいただいたりしてますが、東京はもちろん地方にも行かせていただいて。AKARIと話に上がるのは、いつか一緒にスペインやメキシコ、AKARIの母国語が通じる場所に行って、一緒にPURE-Jのレスラーとして試合をしたいねと。そういう夢をどんどん実現できるように頑張っていかないといけないなと。PURE-Jの先輩たちに頼ってばかりで入られないし、駄目だと思う。そこは遠慮せずにいけるようになっていくことが、今一番の課題かなと思います」

④KAZUKI選手へ質問
・タッグパートナーの谷もも選手についてはどういう印象?(3度目の挑戦)

--パートナーの谷もも選手は今回でタイトルへ3度目の挑戦となるわけですが、その部分いかがですか?

KAZUKI「2度ともパートナーは別の選手だったはずなので、3度目の正直で私がリードしつつ、ももも成長しているので、出来ればももがフォールを獲って・・というのを期待しています」

--もも選手とは2人で特訓というか、タッグとして話はされてるんですか?

KAZUKI「そうですね、こういう技使ってみたら?とかアドバイスを言ったりしてます」

--ちゃんと聞いてくれます?

KAZUKI「(笑)聞いてくれますね。ももは素直に」

--久令愛選手は?

KAZUKI「久令愛も素直(笑)。どっちかというと鋼が・・・」

--(笑)ライディーン鋼さんは言うことを聞かない?

KAZUKI「なんでですか?みたいな(笑)」

・普段パートナーとなっている『WANTED』ライディーン鋼選手について

--そのライディーン鋼選手ですが、タッグを組まれている仲間としていかがですか?

KAZUKI「『遠慮なくできるやろ』ってボリショイさんは言ってましたけど、本当鋼には思いっきりできるというか。みんなに遠慮してるってわけでもないんですけどね」

--強靭な肉体を持ってますもんね。あれだけのパワーで飛ぶこともできるという。

KAZUKI「そうですね、なんでもいけますね」

・来年から家庭の事情で岡山に帰郷

--そして来年からは家庭の事情ということで地元に帰って、板橋大会など月1での参戦をされるということですが

KAZUKI「両親のサポートをさせていただきます。岡山でも練習は続けますが、試合の何日か前から来てみんなと練習して試合して、何日後かに帰るといったような形になるかと思います」

--実家にはテレビがないと拝見しましたけど

KAZUKI「そうなんです。テレビというか、アンテナが壊れていて見れないんですよね。前に帰ったときに、テレビが見れないからめちゃくちゃ暇で。山の方なので、ネット環境もあまりよくなくて。携帯でネットも見れないから本当に暇で(笑)。家では繋がらないので、いちいち外に出て連絡取ったり・・・」

久令愛「テレビないのはまだしも、ネットないのは考えられないです。」

KAZUKI「言っておきますけど、生まれも育ちも市内で街の中で。今実家が山の方になったというね。」

--一応、都会っ子だと?

KAZUKI「そうですね。」

久令愛「そこ大事ですよね(笑)」

--月1の参戦ということでKAZUKI選手を見る機会は減るかと思いますが、今後も参戦いただけるということで試合を楽しみにしたいと思います。

⑤中森選手へ質問

--優宇選手対策として、ボリショイさんから秘策やアドバイスをいただいたと伺いましたが

中森「そうですね。ボリショイさん、わたしより体が小さいのにいろんな大きい選手を倒してきたのでアドバイスもいただきましたし。なんで勝てないかって考えたときに、そもそもの根本的な戦い方が間違ってたのではないかとここ数日間思っていて。今ボリショイさんも凄い大変忙しい時期ですけど、何が何でも勝ちたいので。」

--打倒優宇のためにやれることは全てやるということですね。今回ベルト奪取したあかつきに、今後目指すエースとしての方向性はどのようにお考えですか?

中森「私、初代を巻いているので、初めから方向性はぶれてないですね。このベルトはPURE-Jの最高峰のベルトなので、いつでもなんどきでも強くなくてはいけないと思ってるし、中心で顔なので下手な試合は出来ない。そういう思いがあるのは変わらないんですけど、チャンピオンのときにいろいろ掲げていた目標を結局全部出来なかったんですよね。例えば2冠チャンピオンになるとか、誰よりも最初に私が言い出したのに、LEONさんに先を越されてしまったりとか。」

--なかなか難しいですよね。

中森「でも来年の1月にディアナさんのタッグベルトに佐藤綾子さんと挑戦が決まっていて、そこで勝つと2冠チャンピオンになれるとか、後楽園でタッグと無差別両方の防衛戦をしますといか2冠チャンピオンになってからの話しをしてたりして。今までは何1つ出来なかったので、実現していきたいなと思っています。やっぱり攻めのチャンピオンでいたいなと、前回の8月に優宇に獲られてしまったときに3週間くらいしかチャンピオンでいられなかったんですよね。本当に何も出来なかったので・・・まさか負けると思ってなかったし。いつでも出来るだろうって思いを持ってしまっていたので、今回チャンピオンになったらもうその日から攻めの姿勢で、気持ちもともに強くなっていきたいと思っています。」

⑥12・18「PURE-J CLIMAX2022」に向けて

久令愛「ここ数か月間、海樹リコとは何度も戦ってきましたけど、この間の板橋大会で確信しました。久令愛史上、今までで1番熱い試合になるんじゃないかなと感じています。そういう人とやるからこそ、このベルトを防衛したいと思いますし、もっともっとそう思える人と出会えるように強くなっていきたいなと思います。私にできること全てやり切って、彼女を全て受け止めて全力で応えたうえで防衛します。」

KAZUKI「今年デビュー25周年イヤーだったんですけども、結果は何も残せていなくて…でもその最後に、クライマックスに、ベルトを獲って良い26周年目を迎えたいと思います。そのためには、皆さんの応援が力になりますので、ぜひ会場に来て応援していただきたいです。」

中森「みなさん、この日はいったい何をされてるんでしょうか?11時半だからちょっと早い…というお声もいただきますが、ぜひご来場いただきたい。2、3時間後にはSNSで結果も分かってしまうと思います、のちにDVDにもなるので見れるかもしれない…でもやはり会場で見る迫力とか間近でしか見えない戦いをその目で見ていただきたい。私が初めて優宇に勝つ瞬間と、5回目の無差別級チャンピオンに勝つ瞬間、みんなで分かち合いたいし見てもらいたいので、どうか観に来ていただきたいです。よろしくお願いします。」

<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>

 

【大会名】「PURE-J CLIMAX2022」
【日時】12月18日(日) 11:30
【会場】東京・後楽園ホール

▼対戦カード
1.スペシャル6人タッグマッチ 20分1本勝負
Leon&米山香織&チェリー vs 大空ちえ&真琴&真白優希(アイスリボン)

2.スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負 
 AKARI vs 倉垣翼

3.POP選手権 30分1本勝負
[王者]久令愛 vs 海樹リコ(SEAdLINNNG)[挑戦者]

4.デイリースポーツ認定女子タッグ選手権 30分1本勝負
[王者]ライディーン鋼&SAKI(COLOR’S)vs KAZUKI&谷もも[挑戦者]

5.PURE-J認定無差別級選手権 30分1本勝負
[王者]優宇(プロレスリングEVE)vs 中森華子[挑戦者]

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