【DDT】KO-D無差別級王者・樋口和貞が上野勇希を破ってV5に成功し、DDT25周年イヤーを締める!2023年1・29後楽園で“最強の挑戦者”火野裕士を迎撃へ

 DDTプロレスが12月29日、TOKYO DOME CITY HALLで年内最終興行で今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2022」を開催。KO-D無差別級王者の樋口和貞が最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」覇者の上野勇希との死闘を制し、5度目の防衛に成功して、同団体の25周年記念イヤーを締めくくった。樋口は2023年1月29日、東京・後楽園ホールで“最強の挑戦者”火野裕士を迎え撃つことが決まった。

 序盤、上野はキリモミ式のトルニージョをぶっ放すも、樋口の圧倒的なパワーの前に劣勢気味。それでもトップロープ越えトペ・コンヒーロ、変型パイルドライバーなどを繰り出して攻め込む。

 樋口もぶっこ抜きブレーンバスター、チョップで反撃。上野のエルボーと、樋口のチョップのラリーに発展。上野は変型三角絞め、スリーパーで絞め落とそうとするも、強引に抜けだした樋口は串刺しラリアット連打、アバランシュ・ホールド。

 上野は場外の樋口めがけ、ムーンサルト・アタック、スワンダイブ式フランケンシュタイナーと猛攻。樋口はドクターボム、ランニング・ラリアットを叩き込む。

 それでも上野はハーフネルソン・スープレックス、スタンド式シャイニング・ウイザード、フロッグスプラッシュとたたみかけるも、BMEが自爆で、樋口が豪快なぶちかまし。

 そしてチョップ連打も、耐えた上野は張り手連発からドロップキックを見舞うも、倒れなかった樋口は突っ張り。25分を過ぎても、

 上野のスピードは落ちず、フランケンシュタイナー、ドロップキック、ローリング・ギロチン式エースクラッシャー。これをカウント2で返されると、WRで決めにいくも、阻止した樋口はブレーンクロー。上野がエルボーから再びWRを狙うも、かわした樋口は欠場中のパートナー・吉村直巳の必殺技・払腰を一閃。

 これで流れが変わり、樋口はヘッドバット、ぶちかましからブレーンクロー・スラムで叩きつけて3カウントを奪った。

 マイクを持った樋口は「上野、ありがとう。今日は俺の勝ちだ。だけど俺がKO-D巻いて、オマエが(DDT)UNIVERSALチャンピオン、D王覇者。一緒に並走した気持ちだった。一緒にDDTを支えた、背負った後輩、いや戦友。また戦おう」と投げ掛け、上野とガッチリ握手を交わした。

 ここで、今林久弥GMが「次の防衛戦は1・29後楽園、戦いたい相手はいますか?」と問い、樋口が何かを言おうとすると、やおら火野が登場。11月5日、横浜ラジアントホール(夜の部)での「D王」公式戦で、樋口と壮絶なチョップ合戦の末、30分時間切れドローに終わっている火野は「このDDTで、ワシと真っ向勝負で、30分時間切れまで、チョップ合戦できるのはオマエだけや。ワシはDDTのベルトに興味はない。でも、オマエが持つベルトなら、挑戦したってもええぞ」とアピール。

 これに対し、樋口は「火野さん、相変わらず、カッコいいですね。自分も今ずっと考えていて、30分時間切れ引き分け。あのときの決着をつけたいと思ってました。火野さん、いや火野裕士、勝負だ!」と応じ、両者によるタイトル戦が決定した。

 樋口は「25周年という節目の年にこうやって最終興行、自分が王者として立っている。こんなに喜ばしいことはありません。後輩を、戦友を超え、また来年に向かって新たな敵が現れ、この先、来年もどうなるか分かりません。それでもDDTは胸張って、前見て突き進んでいきたいと思います。皆さん、これからも見守ってください」とあいさつ。

 バックステージでは欠場中の吉村が樋口を迎え入れ、全選手が記念イヤーを締めくくった樋口を拍手で称えた。

 樋口は「感無量です。ホントにDDTにいてよかった。DDTで戦えて、DDTでプロレスができてよかった。上野はすごかった。後輩とかじゃなく、ライバルであり、戦友だと思ってます。次の挑戦者・火野裕士。決着つけたいと思ったので、出てきてもらってありがたかった。来年も自分らしく、DDT背負って、戦っていきたい。今日は吉村の払腰に救われました」とコメント。

 王座奪取ならなかった上野は「完敗です。2022年、自分の言いたいこと言って、やりたいことやって、結果が出ていて、このままいけるかなと思いながら。今日は樋口さんに負けて、負けたって楽しいなって。樋口さんは最高だなと思って。樋口さんが引っ張ってくれるDDTなら、もっと頑張れるし、無差別もやっぱり獲りたい。2023年、一年中かけてDDTの一番になります。UNIVERSALの防衛戦もあります。もっともっと、無差別獲るチャンスあります。楽しみです」と前を向いた。

 また、記念イヤーを終えた高木三四郎社長は「メインはすごい試合でした。この2人が戦ったら、すごい試合になるだろうと思ってましたけど、いい25周年を締めくくれたなと。TDCホール、平日でしたけど、大勢のお客さんが集まっていただいて、メチャメチャ盛り上がった。この勢いで26周年、27周年と突っ走っていくので応援よろしくお願いします。(来年は?)3月に米国に行くんで。DDTにとっては、米国、欧州、海外のほうが評価してくれるところが増えるかもしれないし、海外を大事にしたい。日本も大事です」と総括した。

【大会名】NEVER MIND 2022
【日時】2022年12月29日(木)
【会場】東京・TOKYO DOME CITY HALL
【観衆】1,207人(超満員)

▼第一ダークマッチ 10分一本勝負
○岡谷英樹&小嶋斗偉 vs 高鹿佑也&須見和馬●
9分32秒 片エビ固め
※ダイビング・ニードロップ

▼第二ダークマッチ 10分一本勝負
藤田ミノル&MJポー&○KANON vs 高梨将弘&アントーニオ本多●&高尾蒼馬
9分31秒 コブラツイスト

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○高木三四郎 vs 正田壮史●
4分42秒 テキサス・クローバー・ホールド

▼第二試合 30分一本勝負
○HARASHIMA&坂口征夫 vs 火野裕士&石田有輝●
10分8秒 体固め
※蒼魔刀

▼第三試合 フェロモンズvs“都&区”フェロモンズ討伐連合軍~解散&愛犬コントラ一日体験入店 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人&竹田“シャイニングボール”光珠 vs 彰人&西村修&川松真一朗&勝俣瞬馬●
16分20秒 体固め
※バドンカドンク。勝俣のフェロモンズ一日体験入店が決定。

▼第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●青木真也 vs 橋本千紘○
8分21秒 オブライト

▼第五試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○赤井沙希&荒井優希 vs 安納サオリ&川畑梨瑚●
12分40秒 ケツァル・コアトル

▼第六試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>土井成樹&大鷲透&●平田一喜 vs 遠藤哲哉○&鈴木鼓太郎&岡田佑介<挑戦者組>
12分25秒 エビ固め
※バーニングスター・プレス。土井組が初防衛に失敗、遠藤組が第49代王者組となる。

▼第七試合 DDT EXTREME選手権試合~ササダンゴ・マシン45歳、減量できなかったら即通常ルール!スペシャル 60分一本勝負
<王者>○秋山準 vs スーパー・ササダンゴ・マシン●<挑戦者>
2分30秒 体固め
※リストクラッチ式エクスプロイダー。第56代王者が初防衛に成功。
(注)トントンプロレス、トントン相撲は試合時間にカウントせず

▼第八試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
竹下幸之介&○納谷幸男 vs 関本大介&RSP●
17分43秒 片エビ固め
※バックドロップ

▼セミファイナル インターナショナル4WAYマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔 vs ●クリス・ブルックス vs MAO○ vs カーラ・ノワール
13分22秒 逆さ押さえ込み

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>○樋口和貞 vs 上野勇希●<挑戦者>
27分57秒 体固め
※ブレーンクロー・スラム。第79代王者が5度目の防衛に成功。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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