【ノア】代理人の武藤「今回の戦いは世界観と世界観のぶつかり合い」中邑「自分の本物の感情をさらけ出さずにはいられない」ムタvs中邑、1.1奇跡の一戦に向け会見!

プロレスリング・ノアは2023年1月1日に日本武道館で開催する『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2023』に向けた記者会見を30日に都内で行った。

会見には スペシャルシングルマッチとして行われるグレート・ムタvs中邑真輔を前にグレート・ムタの代理人・武藤敬司と、12月28日に来日したWWEスーパースター・中邑真輔が出席した。

まず中邑を横にした気持ちを聞かれた武藤は「武藤敬司の言葉としてまずSHINSUKE NAKAMURA、アメリカのタイトなスケジュールの中1月1日、日本武道館に来日して試合をしてくれてありがとう。俺が思うにグレート・ムタもSHINSUKE NAKAMURAも時代が違えど共に、新日本プロレス”ストロングスタイル”で生まれ育ち、そこを飛び出して大海に出て、荒波に揉まれて培ったこの世界観。今回の戦いは世界観と世界観のぶつかり合い。たぶん他のレスラーたちでは描けないようなアート、芸術的な最高な戦いになるような予感がします。グレート・ムタ、生まれて30数年経ちますが、過去にはアントニオ猪木、ハルク・ホーガン、スティング、(リック)フレアー、スティーブ・オースティン、そうそうたる世界のトップと戦ってきました。その歴史のページに新たにこのSHINSUKE NAKAMURAの名前が刻まれることを非常に喜んでおります。当日、武藤敬司がグレート・ムタにはっぱをかけておきますのでよろしくお願いします」

続けて今の気持ちを聞かれた中邑は「そうですねまず、最初に武藤選手、そしてプロレスリング・ノア、そしてこの試合をね、実現可能にしてくれたWWEに感謝を申し上げたいと思います、ありがとうございます。そして今、武藤選手がね、おっしゃった言葉の一つ一つが自分にとってはこれ以上ない、誉れというか…いまだ自分の中では夢の中にいるようです。このありえない状況というかですかね。この2022年、この激闘の時代に決定し、そして2023年1月1日元日に実現するという、いまだに震えてます。たぎってますマジで。だから何だろうな、楽しみだけじゃないですけれども。ホントにこの神がかった状況を味わい尽くしたいなっていう気持ちが今は非常に高ぶっております」

ーー改めて中邑選手を前にして代理人ではありますけれども、いよいよだなという直前の気持ちっていう高ぶりっていうのがありますか?

武藤「もちろんありますけど、今ちょっと見かけたら、何かジャケットにグレート・ムタの刺繍みたいなものって、これ多分俺の断りもなく、グレート・ムタの断りもなく刺繍してるので、ちょっとロイヤリティが発生するんじゃないかと思っております」

中邑「個人的な趣味で(笑)」

ーーご自身で作られたのですか?

中邑「そうですねはい、この奇跡の一戦を祝うために特別なものとしてあつらえました」

ーー今回の一戦はGHCヘビーの後の大トリとして行われるんですが、この試合順については感想は?

武藤「だいたい人の集中力っていうのは2時間から3時間ぐらいまでがピークかなと思ってる中、今回11試合あるよね。本当はもっともう少し早いところで試合したかったんですけど。最近のノアの試合で日本武道館がフルハウスになったところを俺は見たことなくてですね。明後日の1月1日の試合に限っては、ほぼフルハウスになる予定ですので。ある意味言ったら、グレート・ムタの商品価値、俺の口から本当はこんなことは言いたくないんだけど、GHCのチャンピオンベルトより上かなと。ただね、今回はきっとノアのファンじゃなく一見さんのファンも大勢見に来るはずなんですよ。だからノア選手たちはね、素晴らしい試合をして、その人たちのハートを掴んでね。全員がリピーターになればまた同じようになるわけだから、ある意味のノア選手たちも期待しております」

ーー武藤さんが世界観と世界観ぶつかり合いになるというふうにおっしゃってたんですけど見解は?

中邑「見解、そうですね。まず第一に、一度引退試合の相手として候補としてあげてもらったことに驚きと感激をいたしまして、カードの実現に尽力させていただいたのがあるんですが。世界観との戦い、なんだろな、それもある。でもやっぱり僕の中では世界観の融合も起こればいいなとは思ってますね。かつ自分の中にやっぱりリングに上がって、いったん触れてしまえば、そこから何が変化して、何を感じるかそして何が生まれるかっていうのが非常にチープな言い方でありますが楽しみです。まあ、ある意味恐怖でもありますけど。なんだろうな、ワクワクだとかどうしてもそういう感情が止まらないですね」

ーー魔界に入ってやろうとかもしくは自分の世界に引きずり込んでやろうみたいなものでなく、そのときの感性を大事にしたいと。

中邑「そうですね。今までもそうでしたし、だからこそなんだろうな。全身全霊でむき出しで1日の試合に臨みたいなと思っています」

ーー中邑さんはWWEと同じようにバイオリンの生演奏があるんですが、わかる範囲で何かスペシャルな入場など予定はありそうでしょうか?

武藤「いや、これまだそんなこと聞いてないですよ。でも多分ないですね。多分普通通り。もしかしたらスモークとかそういうそうのはあるかもしれないけど。今回入場はSHINSUKE NAKAMURAに譲りますよ」

ーー中邑選手のWWEでの活躍を気にしていましたか?

武藤「気にしようとはしてなかったんだけど、必然的にこういう映像として入ったりとかして。気にせざるを得なかったというのが実情です」

ーー中邑選手といえば日本人として初めてロイヤルランブルを制したり、様々なベルトも獲得してますけれども、武藤さんの中で中邑選手がアメリカでの活躍で一番印象に残ってることってどんなことでしょうか?

武藤「確かね、コロナになる前から俺もニューヨークに行って新日本プロレスのリングに出たとき彼はレッスルマニア、あれメインだっけ?」

中邑「あれは違いますね」

武藤「(レッスルマニア)に出てたんだよね。その前の年はメインかなんかやってるよね?なかなかレッスルマニアのメインは普通のレスラーじゃできないんで、その辺は素晴らしいと感じました」

ーー先ほど中邑選手から当初は引退試合の相手として名前が挙がったというふうにおっしゃってましたけど、引退試合の相手というのは、例えばかつて経験がある人とかゆかりのある人とか色々あると思うんですけど、中邑選手というのを想定されたのはどういう気持ちがあったんでしょうか?

武藤「いやもうね、率直にWWEに行って、さっき言ったレッスルマニアのメインをやったその商品価値。東京ドーム2月21日にやるということはもう決まったので、それを集客するにはあいふさわしいレスラーじゃないかなと思ってオファーをしたと思います」

ーーキャリアの初期の頃から武藤選手は中邑選手にとってどういう存在ですか?

中邑「そうですね、僕はこのプロレス界、一歩足を踏み入れたときからファンであった気持ちは封印してですね。武藤選手にしても蝶野選手にしても、自分がファンとして見てた先輩たち全てに対して競争相手であるっていう意識でとんがって接してきましたし。武藤敬司選手とは過去2回IWGP(ヘビー)をかけて戦ってますが、その時は大きな壁として立ちはだかれ、自分としては目の上のたんこぶ以上にほろ苦い経験をさせていただいたんですけども。今回ね、自分が戦うのはグレート・ムタですが。先ほども言いましたように、武藤選手に引退試合の相手として名を挙げてもらえる、そしてもう武藤敬司がね、リングから降りてしまう、グレート・ムタが魔界にに帰ってしまう、この状況の中ではどうしても自分の本物の感情ですね、さらけ出さずにはいられないです。やっぱり僕の中でね、中高生の頃、グレート・ムタは僕のアイドルでした。大好きでした。その相手と時代は違えど肩を並べることができてリングで対戦することができるという。なんだろうな…言葉では本当に言い表せないんですけど、この実現に至る経緯も全て神懸っているなと。だからもう感情がたぎりまくっているというか、そんな感じです」

ーー大晦日に試合されたことはあるとおもうんですが、元日に試合をするということについて、しかも日本で試合をするとについてどのような気持ちでしょう。

中邑「そうですね、日本で試合をすること自体が待ち望んでいたというところなんですけれども。コロナもあって約3年以上になるんでしょうか?日本で試合をすることができなかったと、あとはWWE興行として日本に帰ってくることは何度かありましたが、今回はそれまでとは全く違う状況での試合。かつ特別なもの、奇跡的に実現に至った日本で元日にこれ以上の特別感はないなと誇りに思います」

武藤「ところで皆さんちょっと気にしてるんだけど、新日本プロレスの1月4日東京ドームに行くの?」

中邑「(苦笑)その予定はありません。何も声をかけられないです」

ーームタとの話も新日本プロレスのお話もありましたけど、ムタとの一戦がノアで実現するというのは見ている方からするとちょっと不思議な感じがするんですが中邑さんはどのような気持ちですか?

中邑「グレート・ムタの代理人である武藤選手はノアの所属じゃないんですかね?全てにおいてこの試合は、本当に奇跡としか言ってないからそれ以上のボキャブラリーがないのが申し訳ないんですけれども。あり得ないことが起こったっていうことが全てに総括されるみたいな」

ーー今、奇跡ってお話ありましたけど、WWE側の状況もあったと思うんですけれども、もし1年前にこの話があったとしたら実現してないですか?

中邑「ないですね。実際に3度目の正直といいますか、いろんなことがありましたので」

ーー今年キャリア20年迎えましたが、その締めくくりこのような試合があるということについては?

中邑「意識しなかったですね(笑)自分が20年やってるということもあまり意識はしてなかったです。でも本当に何か見えない力に背中を押してもらえてる感はあります」

ーー今回グレート・ムタとの対戦が決まったということを他のWWEのスーパースターの皆さんからはどんな反応がありましたか?

中邑「みんな信じてなかったです。だからSNSに上げられたこの写真(対戦カードの画像)『これいつやったやつ?』聞かれたんですよね。『昔やったんでしょ?』いや違うんだって、1日1日にやるんだよって言ったらみんなアゴが外れそうになってましたね。あとはファミリーとしてプロレスを続けてる選手なんかもやっぱり、グレート・ムタはWCW時代、NWA時代を見て育ったということで、ものすごく興奮していたり。レスラーじゃなくてもWWEで設営に携わっているスタッフの方、照明の方とか『すごいことが起こったな』普段声をかけてくれるんですけども、プロレスの話をしない方でもそこまでの反応がありました」

ーーそれを聞いてアメリカの反応はどのように感じてますか?

武藤「いや、昔に苦労してね、頑張った成果というか、辞める前にこういう言葉として聞けても嬉しいですね。レスラー冥利につきますよ」

ーー今年はアントニオ猪木さんが亡くなったり時代の転換期、武藤さんも引退を決断しましたけども、この一戦で中邑選手に時代というものを託すという意識やそういう気持ちでもありますか?

武藤「う~ん、時代を託すとかちょっとおこがましいからさ。やっぱり真輔が言ってたとおり、そんなに思っ苦しく試合をしたくない。やっぱり楽しみたい。こっちが楽しまなかったらきっと見てる人も楽しくなるだろうなと思って。そんな気持ちで試合をします」

果たして奇跡の一戦はどのような試合になるのか非常に注目である。

今大会のチケットは残りわずかとなっており、当日券は13:00より当日券窓口にて発売される。

そして、Abema格闘技チャンネルにて生中継される。
https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/B3CqUa4E1D1qk3?utm_campaign=slot_share_tw&utm_medium=social&utm_source=twitter

さらにグレート・ムタ&アントニオ猪木グッズも発売と見逃せない。

ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2023
日時: 2023年01月01日(日)開始: 16:00 開場:15:00
会場: 日本武道館

対戦カード

第11試合 ダブルメインイベントII・スペシャルシングルマッチ
グレート・ムタ
vs
SHINSUKE NAKAMURA

第10試合 ダブルメインイベントI・GHCヘビー級選手権
〈王者〉清宮海斗
vs
〈挑戦者〉拳王
※第41代王者の3度目の防衛戦。

第9試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権
〈王者組〉
YO-HEY
Kzy
vs
〈挑戦者組〉
小川良成
Eita
※第54代王者組の初防衛戦。

第8試合・GHCタッグ選手権
〈王者組〉
杉浦貴
小島聡
vs
〈挑戦者組〉
丸藤正道
KENTA
※第62代王者組の3度目の防衛戦。

第7試合・GHCジュニアヘビー級選手権
〈王者〉AMAKUSA
vs
〈挑戦者〉宮脇純太
※第52代王者の初防衛戦。

第6試合・シングルマッチ
ティモシー・サッチャー
vs
ジャック・モリス

第5試合・8人タッグマッチ
船木誠勝
中嶋勝彦
征矢学
大原はじめ
vs
X
藤田和之
ケンドー・カシン
NOSAWA論外

第4試合・6人タッグマッチ
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
小峠篤司
吉岡世起
vs
望月マサアキ
望月ススム
望月ジュニア

第3試合・6人タッグマッチ
ニンジャ・マック
ダンテ・レオン
アレハンドロ
vs
近藤修司
タダスケ
Hi69

第2試合・6人タッグマッチ
マサ北宮
稲葉大樹
稲村愛輝
vs
モハメド ヨネ
齋藤彰俊
谷口周平

第1試合・シングルマッチ
矢野安崇
vs
小澤大嗣

▼大会詳細は公式サイトにて
https://www.noah.co.jp/schedule/362/

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