【DDT】バーニングがフェロモンズを退けKO-D6人タッグ王座初防衛!2・26後楽園で上野&青木&ササダンゴが挑戦へ

 DDTプロレスが1月29日、東京・後楽園ホールで「Sweet Dreams!2023」を開催。KO-D6人タッグ王者組でバーニングの遠藤哲哉、鈴木鼓太郎、岡田佑介組がフェロモンズ(飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&竹田“シャイニングボール”光珠)を退け王座初防衛に成功。2月26日の後楽園で、上野勇希、青木真也、スーパー・ササダンゴ・マシンの異色トリオが挑むことが決まった。

 奇襲をかけたフェロモンズは、この日もお下劣殺法でバーニングを追い込んでいく。ディーノが鼓太郎にリップロックを狙うも、鼓太郎がかわし、遠藤の唇に命中。すると、遠藤は意識が飛んでしまったか、トランクスを脱いでOバック姿に。さらにフェロモンズ陣営に加担し、セクシーピーラーに加わり味方のバーニングを攻撃。鼓太郎がなんとか遠藤の意識を戻そうと、エルボー、掌底を繰り出すも戻らず。ならばと意を決した鼓太郎が遠藤によもやのリップロックを敢行。

 これで目が覚めた遠藤はディーノにバーニングスター・プレスを見舞って3カウントを奪った。

 試合後、ササダンゴがスクリーンに登場し、「どちらが勝ったのか、試合の前日なので分かっておりませんが、勝ったほうに、2月26日の後楽園で、私が結成した即席ユニットで挑戦表明したいと思っております。メンバーは青木選手、上野選手、私。一見、共通点がないんですが、ラジオや音声配信メディアのパーソナリティをやってることです」と挑戦アピール。上野と青木が現れ、改めて挑戦を表明すると、あられもない格好の遠藤は「帰りたいのでOKです」と即答し、王座戦が決まった。

 また、この日、3月30日&31日(現地時間)に米ハリウッドで開催されるDDT米国大会への切符をかけた若手リーグ戦「D GENERATIONS CUP」が開幕。Aブロックでは優勝候補の筆頭である岡谷英樹が新人の須見和馬をダブルアーム・スープレックスで破り順当勝ちし、「俺だけを見てりゃいいんだ」と勝ち誇った。

 Bブロックではキャリア最長で、1年3ヶ月ぶりにヒザの故障から復帰したばかりの中村圭吾が“驚異の新人” 正田壮史の蹴りに苦しみながら、変型十字架固めで丸め込んで意地の勝利。「強かったけど、プロレスは3カウント取れば勝ち。あと2つ取れば文句なしの1位通過でしょう」(中村)。

【大会名】Sweet Dreams!2023
【日時】2023年1月29日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】777人(超満員札止め)

▼第一ダークマッチ チーム煩悩大社長 presents ノーギャランブル 時間無制限勝負
○阿部史典<1> vs 高木三四郎<1>●
12分49秒 横入り式エビ固め

※< >内は入場順。

【試合経過】
①○高木 vs もりはるおみ●<2>
0分54秒 オーバー・ザ・ロープ
②○阿部 vs 通天閣下<3>
1分30秒 オーバー・ザ・ロープ
③○高木/○阿部 vs 竹本穂梛●<4>
2分6秒 オーバー・ザ・ロープ
④○高木 vs 手塚awesome一郎●<5>
3分8秒 オーバー・ザ・ロープ
⑤○高木 vs 有路明憲●<5>
3分11秒 オーバー・ザ・ロープ
⑥○阿部 vs しんや●<5>
3分22秒 オーバー・ザ・ロープ
⑦○高木 vs 井上象策●<5>
3分40秒 オーバー・ザ・ロープ
⑧○高木 vs ”母の子”マザコンキッド●<7>
5分28秒 オーバー・ザ・ロープ
⑨○阿部 vs マチョ・ギャローズ●<7>
5分32秒 お卍固め
⑩○阿部 vs どぴゅー♡マッキンタイア●<7>
6分3秒 オーバー・ザ・ロープ
⑪○阿部 vs ディック・ズレーター●<10>
8分30秒 オーバー・ザ・ロープ
⑫○高木 vs 太くて固いの星ぃ野勘九郎●<10>
8分31秒 オーバー・ザ・ロープ
⑬○高木 vs BRA-VO●<10>
8分37秒 オーバー・ザ・ロープ
⑭○阿部 vs 骸696●<11>
9分7秒 スリーパー・ホールド
⑮○ビッグベアー<8> vs ヘン・チーナ●<11>
9分25秒 体固め
⑯○阿部 vs ビッグベアー●
10分15秒 オーバー・ザ・ロープ
⑰○高木 vs クラッシャー猪馬●<12>
10分28秒 体固め
⑱○高木/○阿部 vs ASHUKA●<12>
10分37秒 オーバー・ザ・ロープ
⑲○高木 vs 鳥呑多々忌●<5>
10分48秒 オーバー・ザ・ロープ
⑳○阿部 vs グレート-CO-カーン●<12>
11分6秒 オーバー・ザ・ロープ
㉑○阿部 vs キム・ヨッチャン●<2>
11分34秒 オーバー・ザ・ロープ
㉒○阿部 vs 5代目タイガーマスク(自称)●<6>
12分3秒 オーバー・ザ・ロープ
㉓○阿部 vs 軍団ひとり●<2>
12分3秒 オーバー・ザ・ロープ
㉔○高木/○阿部 vs ファック竹田●<7>/グレート-GO-カーン●<7>/条柴拓真●<9>/小橋太っ太●<13>
12分36秒 オーバー・ザ・ロープ

▼第二ダークマッチ 4WAYタッグマッチ~ノータッチルール 10分一本勝負
大鷲透&平田一喜 vs MJポー&○KANON vs アントーニオ本多●&彰人 vs 高鹿佑也&石田有輝
7分11秒 コブラツイスト

▼オープニングマッチ 「D GENERATIONS CUP」Aブロック公式リーグ戦 15分一本勝負
○岡谷英樹<1勝2点> vs 須見和馬●<1敗0点>
5分22秒 片エビ固め
※ダブルアーム・スープレックス

▼第二試合 「D GENERATIONS CUP」Bブロック公式リーグ戦 15分一本勝負
○中村圭吾<1勝2点> vs 正田壮史●<1敗0点>
7分10秒 十字架固め

▼第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○青木真也&上野勇希&小嶋斗偉 vs タノムサク鳥羽●&坂口征夫&町田光
8分20秒 変形グラウンド・コブラツイスト

▼第四試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
土井成樹&秋山準&●高尾蒼馬 vs HARASHIMA○&クリス・ブルックス&納谷幸男
10分2秒 片エビ固め
※蒼魔刀

▼第五試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○遠藤哲哉&鈴木鼓太郎&岡田佑介 vs 飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ●&竹田“シャイニングボール”光珠<挑戦者組>
12分8秒 片エビ固め
※バーニングスター・プレス。第49代王者組が初防衛に成功。

▼セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>MAO&○勝俣瞬馬 vs 大石真翔&旭志織●<挑戦者組>
16分59秒 片エビ固め
※俺たちのまっどまっくす。第76代王者組が初防衛に成功。

▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
<王者>●樋口和貞 vs 火野裕士○<挑戦者>
26分27秒 エビ固め
※Fuckin’BOMB。樋口が6度目の防衛に失敗、火野が第80代王者となる。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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