大仁田が全日本に要求「全日本プロレスに告ぐ!とことん邪道流で乗り込んでやる!」

2月4日(土)エスフォルタアリーナ八王子で開催予定の、全日本プロレス「#ajpwエキサイトシリーズ2023」で行われるアジアタッグ選手権試合。

この試合に参戦予定の大仁田厚が、全日本プロレスに要求を突き付けた。

この試合は、NOSAWA論外、ケンドー・カシンの第118代アジアタッグ王者組に、大仁田厚、ヨシタツの挑戦者組が挑む。既報のとおり全日本プロレスでは初となる電流爆破形式の試合が予定されているが、大仁田はさらなる「邪道流」を持ち込むと宣言した。

「ラダー(脚立)だろ、ドラム缶、ギター、それにテーブル。FMWーEで使っている有刺鉄線電流爆破バットも3本持参するぜ。全日本のファンの中にはこういう試合を毛嫌いする人も多いだろうな。だけど、たまにはプロレスの幅を感じてみてほしいよ。」と大仁田は不敵な笑みを浮かべながら話した。

FMWという吹けば飛ぶような弱小インディープロレス団体で大仁田が生み出した電流爆破は、1990年8月のレールシティ汐留で初めて試合で用いられて以来、大仁田厚の代名詞として国内外に知られている。1999年には大仁田は単身で新日本プロレスに乗り込み、電流爆破をそのマットに上げた。しかし自身の古巣・全日本プロレスでは実現していない。

「むかし、馬場さんとお茶してる時に、『馬場さんと電流爆破やらせてください!』と直訴したらさ、『おーい、それ、痛いのか?』と言われ実現しなかった。懐かしいよね。全日本プロレスは俺の古巣。馬場さんのいない全日本は、俺の知ってるそれとは違うけど、いつまでも全日本の名を残して盛り上がっていてほしいじゃない。いま、客観的に見て全日本はピンチだと思う。危機感をもってほしいし、こういう時は清濁併せ吞んででも、注目を集めて這い上がるべきだよ。」

荒れそうな予感しかない八王子の地で、全日本プロレス初の電流爆破、しかもアジアタッグ選手権はどんな展開を見せるのか。

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>

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