【新日本】ヒロムがIWGPジュニアヘビー初防衛!「今日のYOHが熱すぎて。常にその熱さでいてくれ!そんなプロレスが好きなYOHが、俺は好きかな。」

新日本プロレスは2月5日(日)、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」2日目を開催した。

メインイベントはIWGPジュニアヘビー級選手権試合。王者・高橋ヒロムにYOHが挑戦する一戦となったが、ヒロムがTIME BOMB IIでYOHを仕留め、初防衛に成功した。

THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~ 
日時:2023年2月5日(日) 12:30開場 14:00開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:3,316人

 

<試合結果>

▼第8試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
<チャレンジャー>YOH×
vs
<第93代チャンピオン> 高橋 ヒロム〇
29分42秒  TIME BOMB II→体固め
※ヒロムが初防衛に成功

■試合後バックステージコメント

ヒロム「ああ良かった。いやあ勝てたよーッ! さあ、では乾杯!ウワーッ! 効くぜーーッ! 効いた…効いた…ああ効いた。ああいいね。いやあ楽しいね、やっぱり。勝ったからなんだけどね、楽しいって言えるのは。楽しかったよ。ねえ、ビジョンね。俺にはさ、とてもつなく大きな夢が一つあるけど、ビジョンって言われると難しくてさ。この間もすぐ出なかったよね、ビジョンが。ねえ、ビジョンか、ビジョンか。近いところで言うと、俺はもちろん新日本の試合もあるし、あとは何? 東京ドームで…やっとこれで言えるね。IWGPジュニアヘビー級チャンピオンとして、AMAKUSA選手とやれるのかな? 向こうもノアのチャンピオンでしょう。防衛戦はあるのかな、この間に? それは分かんないけどさ、まあチャンピオンでいてくださいよ。俺もこうやってチャンピオンなんだから。チャンピオン対決、失うものは大きいでしょ? まあそれもあるし、今発表されていること、3月1日のジュニアオールスターだってある。いろいろ目白押し! (声を張り上げて)でもやっぱり今日のYOHが熱すぎてさ、そんなにすぐモードに入れねえよ! YOH、面白えな! ずっとそれでいてくれよ! ずっとだ! 挑戦できることになったから熱くなるんじゃなくて、常にあの熱さでいてくれ! そんなプロレスが好きなYOHが、俺は好きかな。いやあ、次は誰かな? いたよね? ほら、解説にいたじゃん、エル・デスペラード。まあね、彼のタイミングもあるだろうしね。あとそれから1.4東京ドームでやったワトと石森。あの二人はシングルがあるんだ。シングルで勝った方がとか、いろいろと膨らんじゃうよね。まあそれは君たちのタイミングに任せるよ。俺としてはやっぱり石森太二から獲りたいっていう思いもあるし、それから金丸から! あんまりこれは大きな声では言いたくないな。実際に挑戦してこられたら結構ビビっちゃうかもしれないからね。じゃあ今のところはちょっと、金丸選手のところはカットしてもらえるかな? 申し訳ないね。可能であれば最多防衛をやりたいよね。獲るたびに言ってるけど、俺も5回目だな、チャンピオン。最多防衛、あのヒート選手が持ってる最多防衛を塗り替えたいとさんざん言ってきて、1~2回でコロッと負けてる。だから言わないでおこうと思ったけど、やっぱり最多防衛っていうのは常に意識したいよね。最多防衛するには来年のね、まあこの冬のきたえーるがあるかどうか分からないけど、そこまでチャンピオンでいたいし、でも一番手っ取り早いっていうのはペースを上げたいっていうのがあるよね。今、月1? それか2カ月に1回ぐらいの防衛ペースしかないでしょう。それをさ、月2、月3でやるのはどうかな? もちろん適当な相手じゃないよ! 俺のよりすぐりの相手だよ! 金丸とか、金丸とか、金丸とか。まあ誰が来てもいいかな。楽しみにしてるよ。このIWGPジュニアヘビー級のベルトがどうしても欲しい、そして俺から獲りたいという人を募集致します。」

──改めてになりますが、歓声が戻ってきた北海きたえーるで、終わった後のヒロムコール、「もっと! もっと!」の大合唱もありました。最高の気分だったと思います。

ヒロム「めちゃくちゃ最高だよね。知ってた? 『もっと! もっと!』って、このコロナ禍の声出しOKのところで『もっと! もっと!』って来るようになったっていうの知ってた? これは実はさ、コロナ前、『もっと! もっと!』って言うと『もっと! もっと!』ってあんまり来てくれなかったんですわ。このコロナ禍で、みんな声を出したいんだよね。その思いが出ちゃったよ。俺が『もっと!』って言うと、『もっと!』って返してくれるんですよ。『あれ? マジ? えっ、逆に?』みたいな。このコロナ禍だからこそ、生まれたものみたいな。それは俺は調子に乗っちゃうよね。だから『もっと!』って言うと、『もっと!』って言うまで待っちゃうよ。だから今日もちょっとね、『もっと!』って言う前、ちょっと俺はビビってたよ。『もっと!』って返してくれなかったらどうしようと思ってね。『“もっと!”って言ったら“もっと!”って言ってください』って、なんかちっちゃい声で言うのもダサいじゃん? だから嬉しかったですよ。凄く気持ちいいです。勝ったからね! 勝ったからこんなに喋るんですよ!」

──YOH選手がプロレスを楽しみだしたっていうお話をされた時に、ヒロム選手は俺はいつも楽しんでると。そのさらに上を見せてほしいみたいな話もありました。見られましたか?

ヒロム「いやあ、見られたね。俺は十分プロレスを楽しんだけどね。いや楽しかったよ。YOHがさ、熱すぎるから、俺も期待に応えてもっとYOHの2倍、3倍っていかなきゃいけなかったのにいけなかったよね。彼の熱さが想像以上でさ。ビックリしたよ。だからその分、俺も楽しめたかな? やっぱね、ハッピーじゃないと!いろんなストロングスタイルがあると思うよ! シリアスなあれもあれば、いろいろあると思う! でも、俺はね、ハッピーでいたいね!」

──内藤哲也選手のプレッシャーも乗り越えましたし、鷹木選手の次の勝利の弾みになりそうですね。

ヒロム「やってくれるでしょう。あの男は半端じゃないぐらい熱いからね、それはそれは。今、燃えてるよ。シャシャシャシャアーつって、ツイートしちゃってるんじゃないの? もしかしたらね。やってくれますよ。2月11日でしょ? ほんの数日後ですよ。これだけさ、きたえーる2連戦、凄え熱い戦いを全試合繰り広げたのに、それを上回る試合をしちゃうのが鷹木信ちゃん。彼なんだよね。だから楽しみにしといてよ。間違いないから。これも生で見なきゃもったいないね。まだチケットあるんじゃないの? もったいないよ!」

──代表質問以上となります。

ヒロム「ありがとうございました!1度目の防衛戦、まだたった1回ですよ。ガンガン防衛して、最多防衛! あんま調子に乗んのはやめよう。ヨッシャーーーッ!」

 

 

YOH「バケモンか、アイツは。ああ…ああ…でもな、負けたけど、負けてねえぞ! またすぐテメエの前に現われてやるよ。そのベルト、抱きしめてやるよ」

 

<写真提供:新日本プロレス>

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