【2AWインタビュー】最上九&笹村あやめがタッグベルト奪取へ気炎!笹村「同期の花見には負けたくない。地獄へ落とします!」

千葉密着・発信型プロレス2AWより、“スターライトドリーマーズ”最上九、笹村あやめがプロレスTODAY編集部に来社。

2月19日のTKPガーデンシティ千葉大会で、現在2AWタッグ王者の花見達也・仁木琢郎組に挑戦する2人。

笹村と花見は同期ということもあり、普段はお酒を飲みに行く仲ということだが、レスラーとしては…?

2人から見た、花見・仁木の王者組の印象や2AWタッグ王座奪取に向けた想い、また最上・笹村のタッグとしての絆や出会いの爆笑エピソードを語っていただいた。

▼インタビュー(動画)はコチラからご覧ください。

今大会にご招待!
以下よりご応募ください。
締切:2023年2月17日(金)正午12:00
https://proresu-today.com/archives/211031/

①タイトル戦に至った背景

--2月19日に花見・仁木組のタッグタイトルに挑戦します。こちら挑戦することになった経緯を教えてください。

最上「去年12月25日の年内最終興行で花見&仁木がタッグタイトルを防衛したんですけど…それを見て動いてましたね。もう走ってました」

--現在スターライトドリーマーズは吉野コータロー選手含め3名のユニットですが、なぜこのお二人で?

最上「あぁ…なんですかね。でも一番行動力があるのは、笹村なんですよね。僕はそれにのっかるタイプは自分なんですよ」

--吉野さんは一番遅い?

笹村「遅い!」

最上「なんなら参加しないという…」

--呼ばないと参加しない?

最上・笹村「そうそうそう(笑)」

--最上選手は前哨戦として、1.29に吉野選手と組んで、仁木選手・十嶋選手と対戦し、仁木選手から直接勝利もおさめてますね。

最上「この前にも何回か前哨戦はやっていて、勝率でいうとちょっとこっちが負けてるんですよね…。このとき勝ってイーブンになったかなと思うんですけど、思ってたよりというか、自分が想定していたよりも仁木が成長してましたね。なので先輩としてどっしり構えて、どっしり勝つというようなことは出来なかったですね」

--じゃあ、ぎりぎりで…

最上「そうですね。仁木はもともとの素質もあると思いますが、天龍プロジェクトさんなどにも出させていただいて、その経験値がしっかり生きてきてるんだなと思いましたね」

--笹村選手も花見・仁木組に吉野選手と組んで前哨戦をされましたが惜しくも敗戦という…

笹村「でもこれ、ずるいんですよ!最後仁木が飛んできて、起きたら花見が来て終わってたっていう…反則ですよ!ずるいですよね、チャンピオンなのに」

--許せないですね

笹村「許せなかったので、試合後に『花見達也!むかつくから、おまえ来週シングルやれ!』と言いまして、2月11日シングルマッチが蹴ってしたんですけど…」

最上「負けとるやないか!」

笹村「(笑)」

--花見選手に対しては印象をSNSでも書かれてますが…

笹村「デリカシーがない、うるさい、下まつ毛が長い、あとまたデリカシーがない」

--まあそれが花見選手の熱さにもなっているわけですが

笹村「プロレスの部分ではすごい尊敬してるし、練習時代は一緒に練習もしてました。入門は花見さんが先で、デビューは自分が早かったので、こいつにだけは負けたくなくて。スタートで勝った分、一生勝ち続けたいんですよね。なので今回シングルで負けたのは悔しかったですけど、2月19日のタイトルマッチで花見からベルトを引き剝がせれば、私は大満足ですね」

--タッグベルトを獲ることで、立場逆転ですね

笹村「地獄に落とします!」

--花見選手、仁木選手を始めとした2AWの選手が他団体に出る機会も増え、外での評価もぐっと高まりましたよね

最上「今でこそ、わたしも他団体に呼ばれる機会が増えましたが、去年の今ころは私を除く3人がすごい外に出てたんですよね」

--最上選手は今すごいですもんね

最上「本当、去年から確変に入りました(笑)。ありがたいです」

--笹村選手も女子団体に引っ張りだこですし、どんだけ稼ぐのかと…

最上「(笹村にお辞儀をしつつ)ご馳走様です」

笹村「先輩!最上さん、先輩ですから!!」

--その他団体で引っ張りだこの勢いのある4人がタイトルマッチということですが、笹村さんは女性にも試合を見てもらいたいんですよね?

笹村「女性に見てもらいたいです!」

--笹村さんは頑張りが伝わるというか、熱い試合をされるので、同性の方も一度見たらハマるんじゃないですかね

笹村「意外と同性のお客さん多いです。わたしが認知している感じでは、男性・女性半々ですね。」

--試合後は、結構声かけられたりします?

笹村「はい!…あ、どういう意味でですか?」

--売店とかで、試合の感想とか…

笹村「あ、あります」

最上「どういう意味だと思ったの…?ナンパ的なやつ…?」

笹村「それはないんですけど(笑)。でも元気もらえましたとか、私も仕事頑張れますとか言ってくださる方がたくさんいらしゃって。私そのためにプロレス始めたようなものなんですよね。頑張るきっかけになりたくてプロレスを始めたので、とても嬉しいなって思います」

--そして最上選手は痛風でありながらプロレスを続けているという…「痛風界のスター」ですね

最上「でもこういう職業をしていると、意外とこの人も痛風だっていうの聞きますよ~、本当に」

--お相撲さんやプロレスラーの方には多いですよね

最上「多少無理しても体を大きしていかない職業だと、どうしてもね。尿酸値が上がったり、肝臓値が上がったり…」

--でもそのうえでプロレスをしてらっしゃるという、本当に『痛風界のスター』!

最上「スターになりたいとは思わないですけど(笑)。世間に対する『痛風』の評価は変えてほしいですね。『腕骨折したんだよねー』とかだと『大丈夫?』って言われるじゃないですか。でも『痛風出ちゃってさー』っていうとちょっと笑うんですよね、世の中の人って。なんで心配してくれないの?って」

--体質でなられる方もいらっしゃいますしね

最上「だから本当痛風の人は労わってあげてください、視聴者の皆さん!」

➁王者組(花見達也&仁木琢郎)の印象

--王者組・花見&仁木組と前哨戦を終えて、現在の心境はいかがですか

最上「自分は挑戦すると決まったときから、真っ向勝負はしないようにしてきましたね。2人とも後輩ですけど、ベルト持って、他団体でいろんな活躍もして、尊敬している部分は多いんですよね。なので、自分が考えられる全てのことを考えて、今日まで来ましたけど、1月29日の前哨戦でイーブンまで戻せたのはちょっといい流れが来たのかなと思います。一度火が付いたら止められなくなると思うので、勢いにのせないようにしないと。一筋縄ではいかないですね」

--最近は、2人の連携技も光るようになってきましたもんね。

最上「そうなんですよね~、、後輩関係なくすごいなと思います」

--笹村選手はいかがですか?

笹村「花見・仁木ともによく飲みに行く仲ではあるんですけど、飲んだ時にタイトルマッチはこうだったとか、あそここうだったけど仁木がこうしてくれたからありがとな、とか話したりするんですよ。その姿に嫉妬してしまって。やっぱキラキラしてるし、団体の顔じゃないですか。ベルトを持ってキラキラしてるこいつらムカつくって思って、奪ってやろうって思いました(笑)」

--ちなみに王者組に対抗すべく、お二人のチームワークというか作戦はいかがですか?

笹村「もう完全に、わたしが考えるより行動派なので『わたしに合わせてもらう』といった感じで」

最上「そうです」

--じゃあ、全て笹村さんの行動力にかかっているということで

最上「その通りです!」

③最上&笹村タッグの相性は?

--お二人がタッグ組んで、相手のいいなと思うところはありますか?

笹村「大きいので頑丈です!普段他団体で、女子の自分と同じくらいか自分よりも小さい方と組んだりしているので、早い動きとかが多いんですよね。でも最上さんは、今まで組んだ吉野さんやタンクさんと比べても身長大きいし、立体技とかも感覚でやってくれるような器用なところもあるので…使い勝手がいいなって思います(笑)」

最上「(笑)言い方!信頼できる…とかさ」

笹村「(笑)信頼できるパートナーです」

--対して、最上さんはいかがですか?

最上「やりやすい、組みやすいとかじゃないんですけど…」

笹村「ないんですね(笑)」

最上「なんていうんだろうな、いうても出会いはわたしが大学の頃なので。10年くらいの付き合いになるんですよね。それ考えたら、やりやすいなって思うレベルじゃないというか、ある程度お互いの動きは予想できるし、組みやすいとかを超越したレベルですね」

--もう阿吽の呼吸ですね

笹村「初めて出会ったのは、学生プロレスで。自分はマネージャーになりたくて入部したんですけど、柔道やってたことがバレてデビューさせられたんですよね。学生プロレスの団体もいくつかあって、別々の団体だったんですけど一緒に大会をやろうっていうことになって新木場1stRINGで初めてお会いしたんですよね。で、そのときどうしても誰かに話したいことがあって。でもみんな初対面なんですよ。でも気づいたら、ステージのところに座って暇そうにしてる人がいて…」

最上「暇そうじゃないから。リングでアップしたかったけど、使ってる人いたから待ってただけだから」

笹村「よし、これは言おう!って思って。『あの、イボコロリで乳首取れても再生するって知ってましたか?』って。」

--どういう話なんですか(笑)

最上「初会話ですよ、それ。この子、頭おかしいのかなぁって。」

--それは思いますね

笹村「でも知ってしまったから、どうしても言いたくて。そしたら暇そうにしてた人いたんで(笑)。そのときから話しやすい感じがあったと思うんですよね、見た目今と一緒ですけど」

最上「髭はなかったけどね」

--笹村さんは出会いから相性が合いそうだっていうのを感じてたってことですよね

笹村「そのときから使いやすいなぁっていうのがあったのかな(笑)」

--でもまさかイボコロリから始まるとは…

最上「一生忘れないですよね、そんな出会い」

--では、逆に直してほしいというところはありますか?

笹村「ふいに面倒くさがりなところが出るのが…試合外で。私はこういうのをやりたいって言っても『えー』てまず言うんですよ。それ言われたら先輩なのでね、グッと行けないので直していただきたい」

--試合にまつわることですか?

笹村「いえ、シンプルにグッズをこうしていきたい、SNSでこういうことをしていきたいっていうのを『えー』って」

最上「言うても、お前のツイート何回も添削してやったぞ?『試合後ツイート、こんな感じでいいですかね?』って何度も添削してやったぞ?」

--それは添削してあげるんですね。最上さんは笹村さんに直してほしいところありますか?

最上「えー、まあ1回しかないからもうないと思うし、いいんですけど…」

笹村「ちょっと待ってください、想像ついた気がする…」

最上「朝5時に電話かけてきて、『もう1人が酔いつぶれてタクシー乗せたんですけど、降りたらそこから動かないので迎えに来てください』って。嘘でしょ?って思って」

笹村「これ、ある1人っていうのが、花見達也なんですけど。こいつ…、飲みすぎてお店で寝ちゃって。1回寝ると起きないんですよ。お店の方がタクシー乗せてくださったんですけど、降りないから蹴とばしてタクシーから落として。蹴っ飛ばした勢いで地面に臥せってそのまま寝るんですよ。これやばいと思って。でも息はしてるから、生きてる。なので、怒ったら恐いと後輩に知れ渡っている先輩に1回顔を出していただいて、怒ってもらってシャキッとしてもらおうと(笑)。でも何か察っしたのか、到着したくらいからスクって起きて」

最上「全電柱にぶつかりながら」

笹村「ぶつかりながら家に帰るっていう」

--最上さんもよく行きましたね

最上「そうですよ、朝5時に起きて、原付で20分かかるところに行って」

笹村「本当に大変でしたね~」

最上「いや、お前や!」

笹村「(笑)。使える先輩です」

最上「そこだけ直してほしいなと」


④スターライトドリーマーズのメンバーである吉野コータロー選手の肉体改造について

--同じユニットの吉野コータロー選手は、今すごい肉体改造されてますよね

最上「やばいっす。全然違いますよね、湘南ボーイです(笑)コスチュームが海パンに見えてきちゃって。日焼けしていい体になって…」


Ⓒ2AW

--本当いい体になりましたよね。

最上「体重減ると絶対パワーも減るんですけど、でもその分スピードがガンガン上がったんで。ただ体つくっただけじゃないんだなって、試合に生かすために体作ったんだなってすごいなって思います」

--笹村さんはいかがですか?

笹村「道場行くとずっとトレーニングしてるんですよ。わたしは練習嫌いなんですけど(笑)。吉野さんの姿を見て、私も頑張らなきゃなぁ…というのはすごく感じますし、いい影響をいただいてます」

--あれだけの体をつくるのには、食生活にも気を付けられたんでしょうね。

最上「本当そうですね、自分で作った弁当持ってきてますし」

--引退されたタンク永井さんと一緒に2人で60kg落としたそうですけど。

最上「すごいっすよね」

笹村「わたし1人分くらいですよね(笑)」

--今度会場にもいらっしゃるんですよね?

最上「2月19日にも、吉野さんの新作のグッズが出るんですけどその宣伝部長として(タンク永井さん)来てくれます」

⑤2月19日タッグタイトルマッチへ向けて

笹村「2月19日、タッグタイトルマッチ。このタイトルマッチが決定してから約2か月ほど前哨戦を重ねて、自分はいい結果を残せませんでしたけど、花見に負けたくない気持ちは、世界中誰にも負けないと思っています。花見から勝って、このタッグのベルトを2人で巻きたいと思います!」

最上「もうここまで来たら、やることやってタッグベルト取るだけなんで。そして取るのがゴールでなく、ベルトを獲ってからがスタートだと思っているので。2AWのタッグベルトを笹村と2人で持って、防衛戦をミックスドのタッグにしたい。男女混合…、男子男子、女子女子でもいいので。フリーな挑戦を受け入れるチャンピオンになりたいと思っています。その夢を皆様と一緒に追いかけます。よろしくお願いします」

インタビュアー:山口義徳(プロレスTODAY総監督)

▼インタビュー(動画)はコチラからご覧ください。

 

◆大会概要

GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉
日時: 2023年2月19日(日)開場12:15 開始13:00
会場:TKPガーデンシティ千葉

〈全対戦カード〉

▼2AW 無差別級選手権試合
《王者》
吉田綾斗
vs
《挑戦者》
若松大樹

▼2AW タッグ選手権試合
《王者組》
花見達也&仁木琢郎
vs
《挑戦者組》
最上九 &笹村あやめ​

▼タッグマッチ 
真霜拳號& 十嶋くにお
vs
T-Hawk(GLEAT)&入江茂弘(フリー)

▼シングルマッチ
吉野コータロー
vs
井土徹也(GLEAT)

▼6人タッグマッチ
リッキー・フジ
浅川紫悠
梶トマト(飯伏プロレス研究所)
vs
本田アユム
CHANGO(フリー)
チチャリート・翔暉

▼タッグマッチ
旭志織& ナカ・シュウマ
vs
滝澤大志&レッカ(フリー)

※試合順未定。

▼2AW公式サイト
https://www.2aw.jp/schedule/20230219_tkp/

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