【ノア】内藤哲也がサプライズ登場、引退試合の武藤敬司へメッセージ「悔しい思いをしながらリングを降りていただきますよ」

by 投稿日 2023年2月13日 カテゴリー ニュース, 注目記事, 独自記事

プロレスリング・ノアが12日、エディオンアリーナ大阪第1競技場にて『GREAT VOYAGE 2023 in OSAKA』を開催。2月21日東京ドームでの武藤敬司引退試合の相手を務める新日本プロレスの内藤哲也がサプライズ登場すると、試合に向けてメッセージを送った。


©プロレスリング・ノア

メインイベント前に花道から来週引退試合を行う武藤敬司が登場すると、リングに上がりマイクを持つと「ノア大阪大会、多数ご来場ありがとうございます。俺自身の引退試合、東京ドーム大会まで、あと9日と迫ってまいりました。正直、コンディションそんなによくないんです。しかしながら最後の試合、持てる力をすべて出し切って頑張りたいと思います。どうか、よろしくお願いします」と挨拶。

そして大阪のファンに向けて「東京ドーム、大阪からちょっと遠いのでね、平日でもあるし、ペイパービューもやるから、ぜひペイパービュー見てください。ありがとうございました」とリングを後にすると解説席に座り、コメントしていると突如、内藤哲也のテーマ曲が流れ白いコスチュームを着た内藤がサプライズ登場。会場からは内藤コールが起こった。

マイクを持った内藤は「ブエナスノーチェース、大阪～！プロレスリング・ノア、大阪大会へご来場のお客様。初めまして。新日本プロレス、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン内藤哲也です。今日は、武藤敬司選手が来場するという情報をキャッチしたんで、俺も会場に来ましたよ」と挨拶。

続けて「そう言えば昔、武藤敬司選手の試合が見たくて、東京からここ大阪府立体育会館へ観戦に来たことがありました。1999年12月10日、新日本プロレスバトルファイナル1999最終戦、チャンピオン・武藤敬司選手対チャレンジャー・天龍源一郎選手によるIWGPヘビー級選手権試合を観戦しにね。その試合に敗れた武藤敬司選手を見て、当時高校2年生だった俺は泣きそうになりながら会場を出てホテルに帰りましたよ。あれから23年と2ヶ月、まさか武藤敬司選手の引退試合の相手に指名されるとは、思ってませんでしたよ。武藤敬司選手は、おそらく引退試合で最高の作品を作ろうと思ってることでしょう。でも残念ながら俺にそのつもりはない。武藤敬司選手に完勝し、そして悔しい思いをしながらリングを降りていただきますよ。それが、俺をプロレスに熱中させてくれた武藤敬司選手への最高の恩返しだと思ってるんでね」と解説席の武藤を見つめた。

そして「武藤敬司選手。ではでは、次は、2月21日、東京ドームのリング上で、またお会いしましょう。アディオス！」と締めリングを後にすると解説席の武藤のところまで来ると拳を突き上げアピール、武藤がゆっくり応じようとするとスッとその場を後にした。

さらにガウンを脱ぎ、ロープに走り得意の寝転んで拳を突き上げるポーズで武藤にアピール。武藤も解説席でプロレスLOVEポーズで答えた。武藤はコメントを解説で求められると「ノアのリングまで来ていただいて、誠意を感じて嬉しいですよ」とコメントをした。

果たして両雄が交わる武藤引退試合はどのような結末になるのか、非常に楽しみだ。

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