【新日本】KAIRI防衛失敗！メルセデス・モネが第2代IWGP女子新王者に＜サンノゼ大会＞

新日本プロレスは2月19日(日)、アメリカ・San Jose Civic（カリフォルニア州・サンノゼ）にて『Battle in the Valley』を開催。

大会開始前の時点で既にチケット完売となるなど、現地ファンの注目度が高い大会となっていた。

『Battle in the Valley』
日時：2023年2月19日(日) 18:00（PST）開場 19:00（PST）開始
会場：アメリカ・San Jose Civic（カリフォルニア州・サンノゼ）

ダブルメインイベントのIWGP女子選手権試合では初代王者KAIRIがメルセデス・モネを迎撃。

注目の一戦は互いの意地が爆発し、好勝負を展開。

最後はメルセデス・モネがKAIRIを捉え、モネメーカーを炸裂させ新王者となった。

＜試合結果＞

▼第7試合 60分1本勝負
ダブルメインイベントⅠ　 IWGP女子選手権試合
＜初代チャンピオン＞
KAIRI ×
vs
＜チャレンジャー＞
メルセデス・モネ 〇
26分47秒 　モネメーカー→エビ固め
※KAIRIが2度目の防衛の失敗。モネが新チャンピオンとなる

■試合後バックステージコメント

――メルセデス、NJPWへようこそ。新IWGP女子王者に君臨した感想を聞かせてください。

モネ「ふ～～。吐きそうよ。試合の前も吐きそうだったわ。実は昨日の記者会見の前もとても、とても緊張していて吐いてしまった。何故ならこれは私が欲しかったすべてだから。コレの為に、10歳の頃から努力をしてきたんだもの。
日本でプロレスをするという夢。最強の選手と戦うという夢。今夜、私はその最強に勝てた。KAIRI、あなたが過去一番の試合をさせてくれた。というかKAIRI、あなた私をハゲにする勢いだったわよ。凄い力だったわ。ウィッグは取れそうだったし、左手の爪は全て剥がれた。そして顔も飛んでいくかと思ったわ。
それでも私は諦めなかった。何故なら私は辞める人ではないから。私はマネー・メイカーだから。私はメルセデス・モネ。そしてこの女子IWGP王座を世に知らしめるの。この王座をさらにグローバルなものにする。新日本プロレス、これはまだ序の口よ。何故って？モネがすべてを変えるからよ」

KAIRI「（以下、すべて英語で）凄く失望しています。でも、ベストは尽くせたと思います。私たちは世界を変えたと思っています。やれたと思ってます。だから今日、私はとても幸せです。光栄に思います。モネのこと大好きだし、アメリカの友人たちが大好きです。今日は特別な日です。本当に、皆さん、ありがとうございました。女性は強いんです。（痛めた右腕を動かして）アウチ、へへへ。バイバイ！前進あるのみです。ボン・ボヤージュ！」

＜写真提供：新日本プロレス＞