【NOMADS’】ジャングル叫女が4. 14新宿FACE大会を最後に休業を発表。怪我の治療の為「クラウドファンディング」も開始予定

 

フリーランスサミット『NOMADS’』が、次回大会の開催決定、また今大会を持ってジャングル叫女が休業することが発表された。

会見には実行委員の夏すみれ、山下りな、雪妃真矢、高瀬みゆきが出席し、冒頭に次回大会となる『NOMADS’vol.3』を、4月14日に新宿FACEにて開催。

まだカードは決定していないが、3月1日よりチケット発売が開始される旨を発表した。

続けてジャングル叫女からは今回の休業までの経緯が発表された。

叫女「約2年前、2020年10月のスターダムでの試合を最後に欠場いたしまして、左ひざの手術をいたしました。1年後に半月板の手術の失敗が発覚し、2度目の手術を行ったのですがその手術にも失敗していたことが、昨年復帰の1週間前に判明いたしました。さらに2度目の手術の失敗による後遺症が深刻で日常生活にまで支障をきたす状態となっております。術後から1年間、様々な医療機関を受診し、後遺症の原因を探ってきましたが、いまだに判明していない状況です。

力を入れると激痛が走るため、ひざ周りの筋肉トレーニングは出来ておりません。以上の点からドクターと話し合いのすえ、現状でのプロレス続行は難しいと判断いたしました。このことからわたくしジャングル叫女は半月板の再手術、後遺症の原因究明および治療のため、ゼロワンさんの3.5後楽園大会、NOMADS’さんの4.14新宿FACE大会を最後に休業させていただきたいと思います。」

さらに「怪我をかかえながらリングに上がっている選手はたくさんいます。無理をすればまだまだ戦えるかもしれません。でも明日に早くなると信じ、治療・リハビリに励んできましたけど、毎日病院に通って痛み止めの注射を打ち、先の見えない、原因の分からない治療を続けていくことに、自分自身の精神もすり減っていきました。どうしようもならないことを無理に頑張ることでひざも悪化し、心も壊れていきました。それでもずっと歩けなくことより、大好きなプロレスを出来なくなる恐さの方が勝っていましたが、やっと決心がつきました。

この状態でプロレスを続けることは出来ないし、相手にも怪我をさせてしまうかもしれません。時には、どうしようもならないことを受け止めて認めることも必要だと決心しました。決心後、不思議と心は元気になってきたかなと思います。約7年間の現役生活、ファンの皆さんにはたくさんのご心配とご迷惑をおかけしました。それでもたくさんの愛をいただいていたのを感じますし、本当に幸せなプロレス生活を送ることができました。

いつも期待させては、なかなかその期待に応えることが出来なくて…今回も戻ってすぐに欠場になってしまうことは、自分の中でも不甲斐ない気持ちでいっぱいです。でも今後、またプロレスがしたいという想いがありますので、引退の10カウントゴングはありません。また戻ってくる気持ちでいます。最後の2大会については、ドクターからもOKをいただいておりますし、最高のコンディションでリングに立ちたいと思います。」と、休業はするもののリングにまた戻ってきたいという強い意志を語った。

また、『NOMADS’vol.3』で海外でも活躍している山下りな、スターダムの旗揚げメンバーでもあり強い選手として気になっていたという高橋奈七永、同郷で同じ小学校だということが発覚したという水波綾、新人時代に自分自身をプロレスラーにしてくれたという松本浩代を闘いたい相手としてあげた。夏すみれも最大限叶えてあげたいとコメントした。

対戦相手として指名を受けた山下は記者からの質問に対し「リング上で前回ああいう風に対面したわけですし、指名されて当然とは思ってます。名前が上がらなかったら私の方から手を上げさせてもらおうと思ってました。むしろ私のほうがジャングル叫女選手と試合したかったので」

続けて「帰ってくる時のそのカードはまだわかりませんけど、できるだけ言ったメンバーで試合を組みたいですし、その試合でね、帰ってくる時のモチベーションになってくれたらなと思います。あと海外思考も似てますし、私他人を嫉妬させるの得意なんで。NOMADS’の大会終わったあともいろんな大会で活躍して嫉妬させて、(リングに)帰ってくるモチベーションにさせてやろうかと思ってます。」と答えた。

そして今回NOMADS’全面協力のうえ、怪我を乗り越えてプロレスに戻ってくるためにクラウドファンディングを立ち上げることを発表した。

NOMADS’のチケット発売は3月1日からだが、クラウドファンディングでもジャングル叫女シートを発売するとのことで、支援したい方はクラウドファンディングを待って購入してほしいと呼びかけた。

クラウドファンディングは後日詳細発表とのことなのだが、『感謝の気持ちをカタチにできる』ことが強く胸に響いたとのことでリターン品も楽しみにしてほしいとのことである。

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加