【DDT】2・26後楽園でKO-Dタッグ挑戦の坂口征夫が”チーム煩悩大社長”高木三四郎&阿部史典に必勝指令!
DDTプロレスが2月20日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行い、同月26日の東京・後楽園ホール大会でKO-Dタッグ王座に挑戦する坂口征夫、町田光が登壇した。
同王座を巡っては、2・23バーレスク東京での路上プロレスで王者=MAO&勝俣瞬馬(しゅんまお)VS挑戦者=高木三四郎&阿部史典(チーム煩悩大社長)の選手権戦が組まれており、その勝者組に坂口組が挑む。そのため、坂口&町田は王者が定まっていない状況での会見となった。
坂口は「町田の熱意とイラプション・メンバーの理解もあって、KO-Dタッグに挑戦できる機会を与えてもらって、現状どっちのチームが来るか分からないんですけど。現チャンピオンは強くて凄いことやって、『僕たちを見て』っていうチーム。あとはボス(高木)と阿部の変態だかなんだか分かんないチーム。どっちが来ても、俺と町田がやることは変わらないんで。ただヤルだけ。自分が入って来た時のDDTで、かつて(キックの)タノムサク鳥羽、佐藤光留が猛威を奮っていたように、俺と町田も同じようにやっていくつもり。仮に現チャンピオンがチャンピオンとして来たら、絶対セーブしない。俺たちは人を倒すために、ずーっと時間を費やしてきた人間なんで。どちらかというと、ボスと阿部のチームのほうが、まだ昔のDDTのようにスイングしていくのかな。この場を借りてエールを送っておきます。ボス、阿部、ベルト獲れよ!」とチーム煩悩大社長の王座奪取を要望した。パートナーの町田は「僕は2・11横浜でMAO選手と向かい合ったときに、彼の強さを凄く感じた。あと阿部さんも絶対強いって思う。どっちが来ても僕は全力で闘うだけなので、どっちが来ても僕はいいです。どっちでも倒したいと思います」と話した。
さらに、町田は「僕が去年の3月にDDTに参戦して、もうすぐ1年経ちます。この1年でDDTのリングで生き残るということがいかに大変か、いかにそれが難しいことなのか痛感させられています。俺はどうしてもこのリングで生き残りたい。だからこそ、ベルトをどうしても獲りたい。そのためには同じ格闘技出身の坂口さんの力を借りることで、それを成し遂げることができると思います。本気で獲りに行こうと思ってます」とベルト獲りを期した。
当初、坂口は町田とのタッグ結成を拒んでいたが、「拒否していた理由は、自分は町田と同じように、プロレス畑で育ってきた人間じゃない。自分がDDTに入って来たときにどんだけ苦労してきたか。それを思い出して、そう簡単に手を差し伸べる必要はないのかなと思ったので拒否しました。ただ、さっきも言ったようにこういう人間も必要で、こういう人間もいるのがDDT。自分のような人間、町田のような人間、だからそれプラス町田の熱意を自分は認める。だから、こうやってチームとして信頼してタッグを組もうと思いました」と説明。
プロレス参戦から1年を迎える町田は「今までやって来た格闘技は、ただ目の前の相手を倒せばいいという世界でした。でも、プロレスのリングは相手に勝つことももちろん大事なんですけど、それ以上にお客さんに届けなきゃいけない。お客さんに感動を伝えたうえで勝たないといけない。そこに物凄く難しさと魅力を感じております。だからこそ、自分を多くの人の心に届かせたうえで、この試合に勝ちたいと思ってます」と力を込めた。
大会名:Into The Fight 2023
日時:2023年2月26日(日) 開場10:30 開始11:30
会場:東京・後楽園ホール
▼セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>2月23日バーレスク東京大会のMAO&勝俣瞬馬対高木三四郎&阿部史典の勝者 vs 坂口征夫&町田光<挑戦者組>
▼大会詳細は公式サイトにて
https://www.ddtpro.com/schedules/19362
〈写真提供:DDTプロレスリング〉