【栃木プロレス】新日本・高橋ヒロムが緊急来場!「ジュニアオールスターで『大谷エイド試合』やります!」

栃木プロレス『闘始め2023』新春黄金シリーズが2月23日(木・祝)、栃木県総合文化センターで開催された。

日 時:2023年2月23日(木・祝) 試合開始12時00分(11時30分開場)
会場名:栃木県総合文化センター(栃木県宇都宮市本町1-8  TEL 028-643-1000)

試合開始前に新日本プロレス・IWGPジュニア王者 高橋ヒロムが緊急登場し、3/1ジュニア・オールスターでの『大谷晋二郎エイド試合』の開催を発表した。

試合開始となった正午ジャスト。
なんと栃木プロレスにヒットした曲は口笛からの爆弾ソング!
観客が驚愕となった!

▼高橋ヒロム コメント
「ZERO1!栃木プロレスのファンの皆さん!こんにちは!!新日本プロレス IWGPジュニア王者の高橋ヒロムです!超満員!すごいね。そんな皆さんに、ご報告です!来る3/1後楽園で行われる、『ジュニア・オールスター』!僕は勝手に応援団長に立候補して、今日も、急遽来させてもらいました!既にチケットは完売しているのですが、PPVもあるので、是非、注目してください!この大会の収益の一部を、大谷晋二郎選手へお贈りすることが決定しました!そして、1試合を「ガンバレ!大谷晋二郎!!」というタイトルの試合にしたいと思います!僕も、ファン時代に、大谷さんの背中を見て、とても興奮しました!今の新日本プロレスのジュニアの礎となった大谷さんが、頑張っている今、皆さんにも大会に注目してもらいたいです!それでは、楽しむ準備はできてますか!?この後のZERO1&栃木プロレスの熱い!熱い!!熱い!!!プロレスをお楽しみください!それでは、京都に行ってきます!!」と、栃木滞在を3分というマッハで京都大会へ向かっていった!

▼第一試合 シングルマッチ 20分1本勝負
×朱鷺裕基(9分11秒デスバレーボム→体固め)高岩竜一〇


永尾世代までのコーチであった高岩。
ZERO1のストロングスタイルの原点継承もあり、かなり強烈な攻撃が続く。
高岩エルボーに、フラフラの朱鷺。
しかし、元相撲のプライドもあり、前へ前へと突き進む。
耐えに耐えた朱鷺であったが、パワーの前に撃沈。
しかし、初の高岩の壁に、耐え抜いたことに超満員の観客から大きな拍手が贈られた。

◎朱鷺裕基 コメント
「高岩竜一選手と試合が出来て負けはしましたが、とても良い経験になりました。強烈なエレボー、逆水平そしてデスバレーボム。数々の強烈な技を食らった事を、糧にして次の後楽園3カウント取りに行きます!!」

▼第二試合 インターコンチネンタルタッグ選手権試合 タッグマッチ30分1本勝負
(王者組)〇ヤス久保田&ヒデ久保田(13分1秒ヤ・スワントーン→体固め)クリス・ヴァイス&横山佳和×(挑戦者組)

 

2/10大雪での大会中止というアクシデントにより、急遽延期となったタイトルマッチ。
ヒデが夜の他団体出場とあり、第二試合がタイトルマッチという異例の事態。
しかし、このチャンスは逃すまい!と、いつもの反則攻撃に加え、シリアスな戦いをも混ぜて戦う横山。
その思いを感じてか、クリスも同調!
久保ブラの二人も、いつもの通りといかない二人にまさに『手を焼く』。
ヒデが追い込まれるシーンの多い王者組だったが、連携では負けない意地もあり、一進一退の攻防に!
最後はヤスが逆転の大空中ダイブ!王者が面目を保った。
試合後には次期挑戦者チームの一人である永尾颯樹が登場。
「やっと決まった」と、後楽園での熱闘を宣言した。

◎ヤス久保田 コメント
「無事防衛したけど、もう次のタイトルマッチ…ゆっくりしたいがそうもいかないね…必ずまた防衛して、今度こそゆっくりさせてもらいます!!!」

▼インフォメーション
3/11ライトキューブ宇都宮の『プロレスこけら落とし』&3/12二荒山神社大会で『東日本大震災復興チャリティーイベント~誰かのために。大切なことは忘れない事~の開催を発表。
11日はシンポジウム、12日は試合に、東北の英雄 ザ・グレート・サスケの参戦を発表!

栃木プロレスで『ホームステイ』がスタート
「大谷さんの頑張ってきた『ホームステイ』を再開させます!」(北村)

第二試合後に、栃木プロレス代表の臼井氏が登場。
臼井代表 コメント
「次回、栃木プロレス大会。3/11ライトキューブ宇都宮の『プロレスこけら落とし』&3/12二荒山神社大会で『東日本大震災復興チャリティーイベント~誰かのために。大切なことは忘れない事~』を行います。これは、僕と大谷選手達と、震災後に、東松島で行った、復興プロレスイベントの流れです。そこで、東北といえば、東北の英雄 ザ・グレート・サスケ選手!11日はシンポジウム、12日は試合に参戦してもらいます!」

そして、一人の少年がリングイン。
その少年が、今週あった驚きの出来事を発表!

「ピンポン鳴ったから、出たら、『北村先生』と、『アストロマン選手』がいました!」(少年)

ここで、北村彰基が登場。
北村彰基 コメント
「大谷さんが続けていた、『ホームステイ』を再開させました。これは、学校への表敬だけでなく、ご自宅で子供と接することで、また深く友情が生まれるという趣旨で行ってきました。僕も、以前、鳥取のおうちに泊まらせてもらったことがあります。そのことは、今でも鮮明に憶えています。」

その後、少年から感謝のお手紙をもらった北村。一宿一飯の恩義に、少年にZERO1&栃木プロレスジャージを進呈した。

今後も、栃木プロレスではホームステイ先を募集。
詳しくは栃木プロレスHPまで。

▼第三試合 タッグマッチ 30分1本勝負
田中将斗&〇菅原拓也(12分41秒ラ・マヒストラル ※田中のスライディングDからの)×アストロマン&スーパータイガー


栃木プロレス初登場のスーパータイガー!
ちびっこのヒーロー・アストロマンとの『アイドル超人タッグ』が実現。
しかし、相手は強者のリベンジャーズ!
田中のパワー&スピード、菅原のインサイドワークに、キャリアの浅いアストロマンが捕まりやすい。
しかし、ここは試合巧者のタイガーが好アシスト!
最後はお互い相譲らぬ攻防のさなかに一瞬のスキうをついた田中がスライディングD!
クルリと菅原が丸め込み、瞬殺勝利!

◎田中将斗 コメント
「今日を終えて、次の試合はタイトル戦。世代がどうのとか、新しいZERO1とかほざいてるけど、そんなのリングに上がれば関係なく、田中将斗が北村に負けない!それだけの事。」

◎スーパータイガー コメント
「久々に参戦のZERO1、そして初のとちぎプロレス。田中将斗、菅原拓也の両雄との再会は、やはり刺激的だった!パートナー、アストロマンの動きにも驚かされた。 またZERO1参戦の機会には、世界ヘビー級王座を虎視眈々とねらいたい!」

◎菅原拓也 コメント
「3月5日は太嘉文の介錯。思いっきりぶっ飛ばして、思いっきり送り出す。」

◎アストロマン コメント
「憧れのタイガーマスクの弟子であるスーパータイガー選手と組めて光栄でした。田中&菅原リベンジャーズ強かった。超えていかないといけない2人。次は必ず!」

 

▼第四試合 インターナショナル&世界ジュニア2冠選手権試合 シングルマッチ30分1本勝負
(王者)〇井坂レオ(11分57秒シューティングスタープレス→体固め)×星野良(挑戦者)


これまた、2/10の新木場中止からの『タナぼた』タイトル戦。
王者のレオは、常々「栃木でジュニアのタイトルマッチをしたい!」と、夢をかたっており、まさにそれが実現した形に。
昨年、1年を負傷にて欠場し続けた星野は、初のチャンス!
年末の田中との風林火山で、決勝では敗れたものの、『勝ちクセ』という上昇気流を得た星野にとって、千載一遇の機会。
しかし、井坂も、この栃木プロレスで『飛躍&チャンスをモノにした!』と発言するだけあって、王者の風格すら漂う。
スピーディな攻防の中、レオは今日も2階からの大ダイブにちびっこ達が大熱狂!
星野も負けじと食らいつき何度も何度も立ち上がる!
ここで星野得意の丸め込み攻撃が連続でさく裂!カウント2.99まで追い込む!
星野の奥の手、ムーンサルトがひをふくも、返すレオ!ならば!と、初トライのスカイツイスタープレス!
これが、決まれば!の瞬間、レオがエスケープ!最後は大空爆で井坂の勝利!
レオが、激戦を制した!

◎井坂レオ コメント
「今日、超満員札止めの宇都宮でタイトルマッチができたこと。本当に夢のような時間でした!僕は、この栃木でジュニアの王者としてタイトルマッチをするのが、夢だったので、愛する栃木をこれからも盛り上げていきます!星野選手も、また強くなって再戦できるのを楽しみにしてます!そして次は後楽園!とんでもないカードです!!ゼロワンJr.チャンピオンとして、しっかりと高岩さん、カシンさんにくらいつこうと思います!」

◎星野 良 コメント
「あと、もう少し、、あと少しで届かなかった。今日試合をして、そう自分は思いました。でも、観てた人たちに今までの星野とは違う!というのが見せれたかなと思います。井坂さん。また自分とやって下さい。そして、3/5後楽園ホールで今日戦った井坂さんと組んで高岩選手、ケンドーカシン選手と戦わせてもらいます。今日の悔しさを糧に井坂さんと勝利を上げます!」

▼メインイベント
「北村彰基デビュー5周年記念試合&太嘉文 栃木プロレス卒業マッチ 」 タッグマッチ30分1本勝負
北村彰基&×太嘉文&佐藤嗣崇(21分分2秒ビースティング→片エビ固め)馬場拓海&永尾颯樹&〇松永準也

コロナ禍でスタートした「栃木プロレス」。
ZERO1の親会社である『ダイコーホールディングス』が提唱する地方創生をテーマにしたものであったが、大谷や若手選手の頑張りにより、今や『栃木8番目のプロスポーツ』として、認知が広がってきている。
それは、全国から集まりし戦士たちの『栃木』への愛を表してもいた。

それはファンも同じ。
1月に続き、無料とはいえ、超満員500人の満員札止めという熱さは、彼らとファンの繋がりの証。
太嘉文の入場時には、赤のサイリウムによる入場シーンに、思わず関係ない北村が早くも号泣!

W-1終焉にともない、ZERO1へ新天地を求めた太嘉文。
そして、プロレス学院卒業後に、初の他団体所属として入門した北村。
二人の記念試合は、それぞれの想いが詰まった闘いとなった。

しかし、光ったのは松永。
主役である二人に負けんと、また、俺が『ZERO1』だ!と、言わんばかりの大活躍!
最後もビースティングで太嘉文から初勝利!
これからの栃木プロレス、ZERO1をまかせろ!と言わんばかりの勝利だった。
勝った馬場、永尾、松永は膝をつき、太嘉文に挨拶。これに太嘉文も応えた。

試合後は太嘉文の栃木プロレス『卒業式』が行われ、ZERO1神尊社長、栃木プロレス臼井代表、田中をはじめ全選手から、花束が贈られた。
最後は太嘉文が「さよならは言いません!またな!!」とコメントし、大会を締めた。

◎太嘉文 コメント
「栃木プロレスのレスラーとしてのバトンは渡しました。栃木プロレスのレスラーとしては今日で終わり。ZERO1戦士としてのプロレスラー太嘉文としての最後は3/5後楽園。それまで残りわずか『プロレスラー太嘉文』として突っ走る。」

◎北村彰基 コメント
「出会いもあれば別れもある。太嘉文さんとの思い出は沢山あります。迷惑かけたり、また迷惑かけたり。ずっと迷惑かけっぱなしだったと思います。3月5日後楽園ホール大会の引退試合まで一緒に頑張りましょう‼️俺は必ず世界ヘビーを腰に巻いてみせます。」

◎佐藤嗣崇 コメント
「太嘉文さんの栃木ラストマッチでタッグを組み、後楽園ホール引退試合でもタッグを組む。最後の最後まで太嘉文さんをサポート致します。」

◎馬場拓海 コメント
「栃木プロレスでの太嘉文さんの最後の試合を務めさせて頂いてとても光栄な気持ちでした。入場でのサイリウムと、今日の試合は本当に会場のみんなで作り上げた最高の空間だったと思います。3.5後楽園ホールは太嘉文さんのプロレスラーとしての最後の日。今日受けとったバトンをしっかりと全身で表現して安心してもらえるように暴れたいと思います!BB!!」

◎永尾颯樹 コメント
「太嘉文さんにはぼくなりの餞別を試合で送らせて頂きました。お疲れ様でした!ありがとうございました!次のホールでのタイトルマッチでベルトをとって栃木の皆さんにベルト姿をお披露目したいと思います。」

◎松永準也 コメント
「太嘉文さんの栃木ラストマッチでした。デビュー戦、なんなら入門テストから見て頂き、共にインターコンチを巻き、今日初めて直接勝つことができて少しは成長した姿を見せられたのかなと思ってます。でもまだあと1試合あります。自分も関本とのシングルがあります。今日の勝利を胸に3/5 後楽園ホール大会でも勝ちを奪いにいきます!」

▼全試合終了後、北村がオールスターでの『大谷エイド試合』への参戦を立候補!
「僕が出なくてどうする!これで決まりだ!」(北村)

◎北村彰基 コメント
「今日、高橋ヒロム選手が、試合前に来て3/1新日本プロレスで開催されるオールスター戦で『大谷晋二郎エイドな試合』を1試合組む!と、言われてました!ハッキリ言って、その試合に僕が出なくてどうする!大谷さんの背中を一番身近に見てきた僕が、出なくてどうする!という思いです。僕は、大会エントリーはもう、決まっているので、その試合に立候補させてもらいます!
高橋ヒロム選手に言えば、良かったんだけど、高松から、宇都宮きて、また京都って、どんだけバイタリティーの塊なんでしょうか!なんか、とても急いでたので、言いそびれてしまいましたので、改めて、新日本プロレス!その試合に、俺を入れろ!これで決まりだ!!」

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