【東京女子】IP王座前哨戦で辰巳リカが不調吐露も逆に渡辺未詩が警戒心「これでコンディションが良くないとしたら怖い」

 25日、東京・大田区産業プラザPiO小展示場ホールで東京女子プロレス「TJPW CITY CIRCUIT WINTER~蒲田公演~」が開催。3・18有明コロシアム大会で渡辺未詩の持つインターナショナル・プリンセス王座に挑戦する辰巳リカがコンディションへの不安を吐露するも、それを聞いた未詩が逆に危機感を募らせる展開となった。

 この日、未詩は愛野ユキ、らくと、リカは鈴芽、桐生真弥とそれぞれトリオを結成して対戦。互いに先発を買って出てのファーストコンタクト、そして終盤に2度目のコンタクトで対戦した両者。

 未詩のジャイアントスイングはリカが阻止してヒップアタックを放ち、リカのドラゴンスリーパーは未詩が体勢を持ち替えて開花式ジャイアントスイングに切り返す技の読みあいに終始。

 試合は未詩が真弥をティアドロップで叩きつけて勝利した。

 バックステージでリカは「ひじょうによくない。ちょっと調子が悪いのが出ちゃった。有明まで時間がないので、どう立て直して、良い状態で臨めるか。焦ります」と吐露。久しぶりの未詩との対戦に「パートナーで隣にいるときはメチャクチャ心強いけど、対角に立ったら最悪です。悪魔みたいだなって。デーモンですね、デーモン」と悪魔呼ばわり。しかし、このリカのコメントを伝え聞いた未詩は今回の対戦を踏まえ「2年前とかにシングルで闘った時よりもリカさんはずっと加速し続けて成長し続けていると感じた。これでコンディションが良くないんだとしたら、え、怖っ! リカさん、怖いです」と警戒心を露わに。リカの「デーモン」発言には「私が? 違います」と否定し「リカさんは日本古来から伝わる…妖怪?」と指摘していた。

 なお、今大会の前説では3・6新宿FACEでデビューする練習生・とうが(仮)の対戦カードが山下実優とのシングルマッチと発表された。とうが(仮)は「一度しかデビュー戦の相手が山下さんで、私にとって貴重な経験になります。楽しみな気持ちも緊張もあるけど、先輩の胸を借りるつもりで全力で挑みます」とコメント。

【大会名】TJPW CITY CIRCUIT WINTER~蒲田公演~
【日時】2023年2月25日
【会場】東京・大田区産業プラザPiO小展示ホール
【観衆】237人(超満員)

▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○遠藤有栖 vs HIMAWARI●
7分4秒 キャメルクラッチ

▼第二試合 15分一本勝負
○宮本もか vs 上原わかな●
6分59秒 羅生門

▼第三試合 20分一本勝負
中島翔子&○ハイパーミサヲ vs 上福ゆき&原宿ぽむ●
11分21秒 片エビ固め
※ハイパミ・リターンズ

▼第四試合 20分一本勝負
○山下実優&伊藤麻希 vs 乃蒼ヒカリ&猫はるな●
11分54秒 片エビ固め
※アティテュード・アジャストメント

▼セミファイナル 20分一本勝負
坂崎ユカ&○瑞希 vs 角田奈穂&鳥喰かや●
10分22秒 キューティースペシャル

▼メインイベント 20分一本勝負
○渡辺未詩&愛野ユキ&らく vs 辰巳リカ&鈴芽&桐生真弥●
15分26秒 体固め
※ティアドロップ

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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