【DDT】しゅんまおが坂口&町田を破りKO-Dタッグ王座V3!ハリマオの樋口&中津が3・21後楽園でチャレンジ

 DDTプロレスが2月26日、東京・後楽園ホールで「Into The Fight 2023」を開催。KO-Dタッグ王者組のしゅんまお(MAO&勝俣瞬馬)が、坂口征夫&町田光の武闘派コンビを破り3度目の防衛に成功。2月11日の横浜ラジアントホールで始動した新生ハリマオの樋口和貞&中津良太が名乗りを挙げ、3月21日の後楽園大会で挑戦することが決まった。

 元キック王者の町田と総合格闘技出身の坂口は自身のバックボーンを生かして猛攻。MAOと町田は激しい打撃戦を展開。

 坂口の神の右ヒザ、町田の居合いパンチがMAOにヒットし、勝負あったかに思えたが勝俣がカット。

 息を吹き返したMAOはみちのくドライバーⅡから、掌底、旋風脚とたたみかけ、最後は合体技の俺たちのまっどまっくすを町田に決めて、MAOがフォールを奪った。

 試合後、樋口と中津(BASARA)が現れ、中津が「すごいね、オマエら。そんな苦手な先輩きたみたいな顔すんなよ。そのベルト、この2人で挑戦させてもらっていいかな?」と迫った。DNA時代の先輩からのアピールにMAOは「怖いものはそんなにないMAOですけど、中津さんと梅田(公太)さんだけはずっと怖くて。MAOの教育係みたいな感じで、たくさんしばいていただきました。プロレスキャリア初黒星の男が中津さんでしたね。挑戦…いいっすよ」と戸惑いながらも受諾し、3・21後楽園での王座戦が決まった。

 MAOは「厳しい戦いでしたが、町田さん、今後もDDTに上がってほしい。あの殺傷力はふだんDDTにいたら、なかなか味わえない。中津さんはDNA1期生で、俺が2期生。俺の世話係だったから、中津さんにはお世話になったし、中津さんと練習してたからデビューできたのかもしれない。本当に恩のある先輩だすけど、今は違う場所で戦ってて。まさかこんな形で迎え撃つとは思わなかった。挑戦、喜んで受けさせていただきます。受けないほうが怖いんで」、勝俣は「ホントに中津と梅田の後輩じゃなくてよかった。こうやってDNAだった4人でタイトル戦ができる日がきた。最後に戦ったのはDNA最後の北沢。アイツに眼窩(がんか)底折られてるから、その借り返さないと。ケガさせるとかじゃないよ。ここを超えれば、俺らに新しい景色が見えてくると思うし、その先があると思う」とコメント。

【大会名】Into The Fight 2023
【日時】2023年2月26日(日)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】680人(超満員)

▼第一ダークマッチ 10分一本勝負
MJポー&○KANON vs 高梨将弘&アントーニオ本多●
5分8秒 ジャストコブラツイスト

▼第二ダークマッチ 2vs6ハンディキャップマッチ 10分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴&×男色“ダンディ”ディーノ with 今成“ファンタスティック”夢人 vs 高木三四郎&阿部史典&大鷲透&伊橋剛太&赤井沙希×&平田一喜
8分52秒 無効試合
※今林久弥GMストップ

▼オープニングマッチ 「D GENERATIONS CUP」6人タッグマッチ 30分一本勝負
岡谷英樹&石田有輝&●イルシオン vs 中村圭吾○&小嶋斗偉&須見和馬
7分54秒 エビ固め
※ダイビング・ヘッドバット

▼第二試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
樋口和貞&○シシャモパワー vs 秋山準&鰻マスク●
7分47秒 エビ固め
※エビ固めを切り返す

▼第三試合 インターナショナルスペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
火野裕士&土井成樹&●大石真翔 vs キップ・セイビアン○ with ペネロペ・フォード&クリス・ブルックス&新納刃
10分13秒 片エビ固め
※デスリー・ハロウズ

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●ペネロペ・フォード vs キップ・セイビアン○<挑戦者>
12時19分 横入り式エビ固め
※ペネロペが防衛に失敗、キップが第1558代王者となる。

▼第四試合 「D GENERATIONS CUP」優勝決定戦 時間無制限一本勝負
●高鹿佑也<Aブロック1位> vs 正田壮史○<Bブロック1位>
8分26秒 エビ固め
※侍ドライバー’01。正田がD GENERATIONS CUP優勝。

▼第五試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>遠藤哲哉&鈴木鼓太郎&●岡田佑介 vs 青木真也○&上野勇希&スーパー・ササダンゴ・マシン<挑戦者組>
13分8秒 高角度前方回転エビ固め
※BURNINGが2度目の防衛に失敗、青木組が第50代王者組となる。

▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
<王者>●キップ・セイビアン vs ヨシヒコ○<挑戦者>
13時3分 スリーパーホールド
※キップが防衛に失敗、ヨシヒコが第1559代王者となる。

▼セミファイナル KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
<王者組>○MAO&勝俣瞬馬 vs 坂口征夫&町田光●<挑戦者組>
14分22秒 エビ固め
※俺たちのまっどまっくす。第76代王者組が3度目の防衛に成功。

▼メインイベント KO-D無差別級王座次期挑戦者決定戦 30分一本勝負
●HARASHIMA vs 納谷幸男○
17分55秒 片エビ固め
※バックドロップ

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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