【ノア】“引退直前”原田大輔が自ら厳選 全3試合をYouTubeで特別公開

首の負傷(頸椎環軸椎亜脱臼”けいついかんじくついあだっきゅう”)によるドクターストップでNOAHジュニアのエース原田大輔は3月9日、後楽園ホール大会にて現役引退する事となった。

当日はデビュー戦の相手でもある盟友・小峠篤司を相手に引退試合(1分間のエキシビジョン)が行われることが決定。

現役引退を直前に控え、今改めて見てほしい試合を原田選手が自ら厳選、全3試合のフルマッチをプロレスリング・ノア公式YouTubeチャンネルにて公開。

※3月5日~7日にかけて順次公開予定
(公式YouTube https://www.youtube.com/channel/UC4T0v46s8yxJuTOW1_mD1xA

なお、3.9(木)後楽園大会はABEMA無料生中継、WRESTLE UNIVERSEでは英語実況生配信&大会後日本語実況も即見逃し配信。

【大会概要】
STAR NAVIGATION 2023
日時: 2023年3月9日(木)18:30 開場17:30
会場:後楽園ホール大会

ABEMAにて無料生中継 https://abema.app/wmBz

【引退の経緯】
定期的に実施しております検査により、それまでに蓄積された頸部のダメージが見つかったため、昨年8月27日より試合を欠場、さまざまな角度から精密検査を行い治療に専念しておりましたが、回復の兆しがみられず、これ以上試合によるダメージを受けた場合、今後の日常生活にも支障が出かねないと所属選手を医療的側面からバックアップしていただいている医療チームが判断したため、原田選手本人とも話し合った結果、引退という結論に至りました。引退試合は原田選手本人の強い意向を受け、原田選手のご家族もご了承いただいた上で、医療チームもエキシビションマッチ1分であればということで承諾いただいたため実施するものといたしました。

【公開動画】※なお、原田コメントについては後日インタビュー映像も公開予定
■ 2019年11月16日後楽園ホール
IPWジュニア・ヘビー級選手権
小峠篤司vs原田大輔
動画URL → https://www.youtube.com/watch?v=zh3HhvKiYHc

■ 原田コメント
◎ SNSでも大反響を呼んだ雪崩式片山ジャーマンスープレックスホールドについて
原田:あんなに反響があると思わなかったです。当時1か月前くらいに道場で思いつき、次タイトルマッチあったら使おうと思っていました。それが偶然小峠さんで「ここで行こう!」と思ってやりました。「凄いことをしたんだな」って後々気づきました。決めたのは後にも先にもあの一戦だけ。
でも、あの一回だけで良かったのかなとも思っています。

■ 2020年10.11エディオンアリーナ大阪第1競技場
GHC Jr.ヘビー級タッグ選手権
小川良成&HAYATA vs 原田大輔&小峠篤司
動画URL → https://youtu.be/eV2mtyZJv7Y (3/6(月)17:00公開予定)

■ 原田コメント
◎ 完全断絶と思われた「桃の青春」タッグ復活で挑んだタイトルマッチ
原田:ヘビー転向した時からずっと距離があったんですが、数年ぶりに組んで挑戦したのに「こんなに連携がスムーズに出てくるんだな」と。これまでの関係を思うと小峠篤司はやっぱり違うんだなと感じた一戦でした。小川良成・HAYATAという絶対的なチャンピオンを倒したのも大きかったです。

※桃の青春とは:原田・小峠 両選手が所属していた大阪プロレス時代に結成された人気タッグ。
小峠選手がNOAHへ移籍し解散するも、原田選手もNOAHへ移籍し、NOAHで桃の青春が復活。
鈴木軍相手にNOAH Jr.を守るなどここでも名タッグぶりを発揮。しかし、2016年末に小峠選手がGHC Jr. & GHC Jr.タッグ戴冠中にヘビー級へ転向(ベルト返上)した事をきっかけに原田選手との仲は険悪に。二人はそこから口をきくこともなく、リング上でしか交わることはなかった。
そして2020.9.23後楽園。まさか小峠選手が裏切りでピンチに追い込まれた原田選手を救出し、『桃の青春』が電撃復活。再結成直後に挑んだタイトルマッチであった。

■ 2021年2月12日 日本武道館
GHC Jr.ヘビー級選手権
原田大輔vs吉岡世起
動画URL → https://youtu.be/kL3dnaJ9wdQ (3/7(火)17:00公開予定)

■ 原田コメント
◎ NOAH単独では11年ぶりの開催となる日本武道館大会で迎えた吉岡世起とのタイトル戦
原田: NOAHにとっても久しぶりの日本武道館。
NOAHに入団して初めて行った試合会場は小橋建太さんの引退試合 日本武道館大会でした。
そこで試合ができること、そしてタイトルマッチができたことは嬉しかったです。
吉岡選手はもっと早く出会いたかった選手の1人。WRESTLE-1の頃から吉岡世起という存在は僕の中でずっと引っかかっていました。(コロナ禍の)テレビマッチが始まった時、無観客スタジオマッチ20分フルタイムやった時に「来たな!」と感じました。
その次のシングルが武道館。結果的には負けてしまいましたがもっと早く出会いたかった選手の1人です。

【PROFILE】
原田大輔 / Daisuke Harada
『ヤングマスター』
生年月日:1986年11月13日
身長:169㎝/体重:80kg/血液型:O型
出身地:大阪府吹田市/入場テーマ:K.T.Y.M
得意技:片山ジャーマンスープレックスホールド、ダイビングエルボードロップ、DOKAAAN!!
デビュー戦:2006年8月5日 大阪・デルフィンアリーナ vs小峠篤司
タイトル歴:GHCJr.、GHCJr.タッグ、IPWJr.、大阪プロレス選手権、大阪プロレスタッグ

小学生から憧れていたプロレスラーになるため高校でレスリングを始め、卒業後に大阪プロレスへ入門。2006年8月5日、小峠篤司戦でデビュー。小峠との“桃の青春タッグ”で飛躍。2012年2月に大阪プロレスシングル王座初戴冠。2013年5月にノアへ入団。2014年3・8有明コロシアムにて、GHCジュニアヘビー級王座最多防衛記録を更新していた石森太二を破って、同王座初戴冠。GHCジュニアヘビー級王座は5回、GHCジュニアヘビー級タッグ王座は6回戴冠。グローバル・ジュニアヘビー級リーグ戦でも2回優勝を果たすなど、闘志むき出しのファイトで常にNOAHジュニアの中心的存在として活躍。スープレックス系の技を得意としており、ニーアッパーやローリング・エルボーなど打撃技も使いこなす“ヤングマスター”。

<写真提供:プロレスリング・ノア>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加