【ZERO1】太嘉文が6年半のレスラー人生に幕を下ろす「リングから去っても俺は戦うことをやめません!」

プロレスリングZERO1は東京・後楽園ホールにて澤村建設&ドリームライフPRESENTS ZERO1『創立22周年記念大会』を開催。今大会では太嘉文の引退試合が行なわれ、後輩の佐藤嗣崇と組んで菅原拓也&近藤修司と対決。

太嘉文は武藤敬司が設立したWRESTLE-1(W-1)の「プロレス総合学院」2期生で、2016年9月27日、W-1道場での2期生卒業試合vs頓所隼戦でデビュー。2016年12月にリングネームを「タナカ岩石」へ改名。2020年4月1日、W-1活動休止と共にフリーに、ZERO1へレギュラー参戦。同年8月7日新木場大会で、ZERO1入団を発表。リングネームを「太嘉文」に改名。

2022年3月には松永準也とのタッグでインターコンチネンタルタッグ王座を奪還するなど活躍したが2023年2月14日に引退を発表した。

試合は先輩である近藤、菅原に攻められ、佐藤が助けに入ると「来るな!」と静止して2人からの攻撃を受け続けた。

菅原のエルボーにヒザから崩れるも何度も立ち上がると観客から太嘉文コールが起こる。

しかし、菅原が延髄斬り、そこから近藤がキングコングラリアットを見舞い、最後は菅原がラリアットを放つと3カウントが入った。

大の字で天井を見上げる太嘉文を近藤がねぎらうと握手を交わした。

そして工藤めぐみGMから花束が贈呈され、マイクを持ち「まず最初に菅原さん、近藤さん、ありがとうございました。そして嗣崇、ありがとう!」と感謝を述べた。

続けて「僕に一番最初にプロレスを教えてくれた人、受け身から教えてくれた人、そしてZERO1に入って自分がやっと意識して目標となった人。そして自分の一番最初の後輩と戦えて、俺はもしかしたら幸せなのかもしれないです」と語ると拍手が送られる。

そして「リングから去っても俺は戦うことをやめません!さよならは言わないです。またなZERO1!」と言葉を残し、引退の10カウントゴングが打ち鳴らされ、デビューから約6年半のレスラー人生に幕を下ろした。

澤村建設&ドリームライフPRESENTS ZERO1『創立22周年記念大会』
日時:2023年3月5日 (日) 11時30分開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:785人

5.『太嘉文引退試合』タッグマッチ 30分1本勝負
太嘉文×&佐藤嗣崇(15分20秒片エビ固め)◯菅原拓也&近藤修司
※ラリアット

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