【新日本】毘沙門がオカダ・棚橋を退け、タッグ王座を防衛!<3.6大田区旗揚げ大会>

新日本プロレスは3月6日(月)、東京・大田区総合体育館 で『旗揚げ記念日』を開催した。

『旗揚げ記念日』
日時:2023年3月6日(月) 17:00開場 18:30開始
会場:東京・大田区総合体育館
観衆:2,020人

メインイベントは、IWGPタッグ王座選手権試合。毘沙門の後藤&YOSHI-HASHI組に、オカダ・棚橋組が挑む。

オカダがサンノゼで棚橋と対戦した直後、棚橋にタッグ王座を獲ろうと呼びかけたことから始まったこの一戦。毘沙門の合体技・GYRでオカダにダメージを与えると、YOSHI-HASHIは棚橋に照準を定める。一進一退の攻防だったが、最後は後藤との合体技・奈落で棚橋から3カウントを奪い、毘沙門がタッグ王座2度目の防衛に成功した。

試合後は、YOSHI-HASHIの「普通の『ざんまい』じゃなくて、伝説に残るような『ざんまい』よろしいですか?」と観客に呼び掛け、ロープワークからの『ざんまい』で会場を締めた。

<試合結果>
▼第8試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
<第97代チャンピオンチーム>YOSHI-HASHI 後藤 洋央紀
vs
<チャレンジャーチーム>棚橋 弘至 オカダ・カズチカ
20分17秒  奈落→片エビ固め

※後藤&YOSHI-HASHIが2度目の防衛に成功

 

■試合後バックステージコメント

後藤「ヨッちゃん、ありがとう!」

YOSHI-HASHI「ゴッちゃん、ありがとう!(缶ビールの山に手がぶつかり、缶ビールが床に落ちないように手でしっかりと受け止める)。OK! 大丈夫?落ちてない?落ちてない。ギリギリのところで俺たちはいつも踏み止まってきたから。これも俺たちらしいなって(笑)。この最後の土壇場の強さは、他のヤツらには絶対にない俺たちだけの強さだから」

後藤「また一つ、絶対的なタッグチャンピオンに間違いなく近づきましたよ、今日は。これから始まる『NEW JAPAN CUP』に向けて、一つ大きな勢いとなります。2回戦では毘沙門対決。必ず実現させたい。そう思ってるんで!2回戦で待ってるぜ!」

YOSHI-HASHI「こっちも前々から言ってるように、タッグベルトだけじゃなくシングルのベルトも獲るって言ってるから。この『NEW JAPAN CUP』、凄い大きなチャンス。シングルのベルトを獲る分にはめちゃくちゃ大きな大会だから。そして、俺はゴッちゃんと組んでてもいつも意識してる。ゴッちゃんよりも、一歩でも俺の方が上に行ってやるって思ってるから。今度の毘沙門対決、必ず俺が勝って、そしてシングルのチャンスを手繰り寄せようと思いました。とにかく、今日この時点ではこのタッグのベルトを防衛できたこと、この新日本プロレスを支えてきた棚橋弘至、オカダ・カズチカ……もちろんこの2人は今も支えてるけど、その2人からタッグとはいえ、今日勝利したっていうことはめちゃめちゃ大きいことだし、めちゃくちゃ意味のあった闘い。次は棚橋弘至から必ずシングルで勝利を収めて、完全なる棚橋弘至超えをしたいと思いました。そしてオカダ・カズチカ、最初にロックアップした時、ヤングライオンの頃を思い出して、なんとも言えない気持ちになって心が震えて、多分、これが新日本プロレスで育ってきた者同士がハートで感じるものなんだなって思ったよ。『NEW JAPAN CUP』、必ず勝ち進む」

 


オカダ「本当に強かった。シングルマッチとは違う強さっていうのは感じさせていただきましたし、毘沙門こそ1+1が2になるはずが、その何倍もの強さを出せるタッグチャンピオンらしいチャンピオンだなと思います。シングルのチャンピオンとして褒めたくないけど、強いなんて言葉を使いたくないけど、強かった。ただ本当にタッグマッチの楽しさっていうのは、今日改めて感じることができましたから。まだ諦めずにドンドンドンドン次を目指して行きたいなと思います。これで終わりじゃない。まだまだドリームタッグで……ドリームタッグって言って負けてちゃ何もドリームじゃないでしょう。ドリームというからこそ皆さんに夢を届ける、夢を見させるような闘いを見せるのがドリームタッグだと思いますんで。まぁ本当に同じCHAOSだし、なかなか闘うことがなかったですけど、素晴らしいタッグチャンピオン。本当にタッグの厳しさってのを味わったんでね。まああと、旗揚げ記念日、51年経つわけですけど、この51周年イヤーもしっかりと新日本プロレスっていうのを見せていきたいなと思います。もっともっとプロレスが盛り上がることを新日本プロレス全体で考えていって、選手だけじゃなく会社も考えていって、この『NEW JAPAN CUP』もこれだけ歓声があるわけですから、しっかりと盛り上がって、また新日本プロレスの凄さ、素晴らしさっていうのをまたこの51周年から見せていきたいなと思います」

 

棚橋「チャンピオンとチャレンジャー、何の差かな? コロナ禍で時間が止まったようになってた中で努力してたんだろうな。ただ、ただでは……。この1敗は10倍にして返しますよ。…あと10回。オカダには申し訳ないと思う。けど、このままじゃ終われないよね」

 

 

<写真提供:新日本プロレス>

 

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