【SEAdLINNNG】3.20新木場でのPOPタイトル戦に向けて海樹「あなたが大嫌い。王者として試合を終えます」神姫楽「信じてくれるお客さんにベルト姿を絶対にみせたい」と涙の誓い

女子プロレス団体・SEAdLINNNGは3月20日に行われる新木場大会に向けて16日、株式会社リアルクロス内にて記者会見を行った。

会見ではPOP選手権試合で対戦する、王者・海樹リコと挑戦者の神姫楽ミサが意気込みを語った。

「SHINKIBA SERIES 2023 Vol.2」
日時:2023年3月20日(月)18:15開場18:45開始
会場:東京・新木場1stRING

◆セミファイナル POP選手権試合 30分1本勝負
【王者】海樹リコ vs 【挑戦者】神姫楽ミサ(JTO)
※第27代王者2度目の防衛戦。挑戦者が勝利した場合、第28代王者となる。

▼記者会見の様子はこちら

神姫楽「プロフェッショナルレスリングJUST  TAP OUTの神姫楽ミサです3月20日、このPOPベルトが獲って28王者なりますPOPって、プリンセス・オブ・プロレスリングのベルトですよね。私はプリンセス、いろんなプリンセスとしてリングに上がってるので、私がこのピンクのベルトが一番似合うと思ってるので絶対このベルトは20日にリコから獲ります」

海樹「はい。第27代、POPチャンピオンの海樹リコです。自分はデビューした当時から、周りに同期、同世代が少ない環境でとプロレスをしてきました。SEAdLINNNGの先輩方はすごく強くて、参戦選手の皆さんも本当に強くてその中でもまれて潰されてきました。同期を同期と思わず、ずっと戦ってきたんですけど。去年の11月12日横浜、そして今年の2月16日新宿で神姫楽に負けました。同期に負けたのは初めてで、自分の中でも本当に悔しいですけど。タッグパートナーのおかげで勝ったことをわかってないのかってぐらい、なぜかすごい喜んでリコが何とかかんとかって言ってる神姫楽を、本当に自分大嫌いだなって思ってます。自分には持ってないものをたくさん持ってる神姫楽。いつもキラキラしてて、なんか元気で笑顔で、本当にそういう人、自分大嫌いなので。これからも自分は王者としてSEAdLINNNGでそしてPURE-J(女子プロレス)を盛り上げる気持ちでいっぱいなので、3月20日新木場、自分は王者として試合を終えます」

ーー神姫楽選手、今のコメントを受けてどうですか?

神姫楽「なんか嫌いな理由がよくわかんないっていうか。キラキラしてるから嫌いなんですか?」

海樹「質問ですか?」

神姫楽「質問です」

海樹「なんですかね。あなたが嫌いです」

この言葉を受けて神姫楽が涙を見せる。

海樹「もう終わりでいいじゃないですか」

神姫楽「(涙をなんとかこらえながら)聞いてもらっていいですか。確かにデビューした時に私はリングに上がってもベルト戦線に絡まない選手でいるんだろうなっていう気持ちで、2020年11月11日にデビューしてから1年間ずっとそう思ってリングに立ってました。でも2022年、去年たくさんの他団体さんに出してもらって、自分の知らない他団体の選手も知って、リコのことも去年知って。リコを見たときに初めてこんなに強い同期がいるんだって思って。他団体に出たらたくさんの応援してくれている人にも出会って。正直デビューして1年間は自分はベルト戦線に絡まない選手だから勝ち負けとかどうでもいいって言っていて。すごく最低なプロレスラーって言えない人間がリングに立っていたと思います。

でも、去年1年で出会った人とか、同期とか、先輩とか、後輩とか、お客さんに出会ったからこそたくさんの人が応援してくれて。そんな応援してくれる自分のことも信じようって思ったし、お客さんのことも同期のこともみんなのことも信じようと思ったから、去年1年リングに立つことができました。そして、絶対にそういう人たちを、私を応援していてよかったって思わせるためにこのベルトが必要だって思ってます。

リコもすごい強い気持ちで同期がいない中で、こんな強い団体で頑張っていてめちゃくちゃ本当にすごいと思う。多分、自分が想像できないくらいリコはいろんなものを背負ってSEAdLINNNGにいると思うけど。私も去年1年で見つけた気持ちをこのベルトに託して、このベルトをかけて、何としてでも自分を応援してくれて信じてくれるお客さんにこのベルトを私が巻いている姿を絶対に見せたいと思っているから。リコとはシングルで戦ったことないし、タッグパートナーのおかげで勝てたって思ってるかもしれないけど。確かにそういう仲間たちのおかげで私は強くなりたいっていう気持ちを持てるようになったので、今度こそリコとシングルで戦ってこのベルトを手に入れてみせます」

ーーSEAdLINNNGはどのようなイメージでしょうか?

神姫楽「感情がすごく強くて、どんなときも感情に嘘がなく、誠実にお客さんに対しても対戦相手に対しても常に誠実に強く戦っている人たちが上がっているリングだと思っています」

ーー神姫楽選手が涙を流されている姿を見て、どのような心境でしょうか?

海樹「自分もベルトを巻く前までは泣くことが多かったですし、神姫楽の気持ちもすごくわかります。でも、なんかデビューするまで勝ち負けなんてとか言ってた人に、自分は絶対負けないし、なんかこの涙も何とも自分は思わないですね」

神姫楽「今は勝ち負けが必要だと思ってる。何よりも勝たなきゃ意味ないって思ってるよ」

海樹「はい」

「SHINKIBA SERIES 2023 Vol.2」
日時:2023年3月20日(月)18:15開場18:45開始
会場:東京・新木場1stRING

◆メインイベント SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship 30分1本勝負
【王者】中島安里紗 vs 【挑戦者】笹村あやめ(2AW)
※第9代王者2度目の防衛戦。挑戦者が勝利した場合、第10代王者となる。

◆セミファイナル POP選手権試合 30分1本勝負
【王者】海樹リコ vs 【挑戦者】神姫楽ミサ(JTO)
※第27代王者2度目の防衛戦。挑戦者が勝利した場合、第28代王者となる。

◆第2試合 3WAYタッグマッチ30分1本勝負
真琴&朱崇花
vs
アマゾン&AKARI(PURE-J)
vs
水波綾&松本浩代

◆第1試合 ハイスピードシングルマッチ 20分1本勝負
関口翔 vs ラ・ピディータ
※レフェリー 南月たいよう

▼大会詳細は公式サイトにて
http://seadlinnng.com/schedule#20230320shinkiba

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加