【東京女子】米国かぶれ!?の新IP王者・辰巳リカ、3・31米ロサンゼルスでのビリーとの初V戦に自信満々!

 東京女子プロレスが3月20日、都内で記者会見を開き、同31日(日本時間4月1日)の米カリフォルニア州グローブ・シアター・ロサンゼルス大会で行なわれる辰巳リカと“米国版JKレスラー”ビリー・スタークスとのシングル戦を、インターナショナル・プリンセス(IP)選手権として実施することを発表した。

 辰巳は同18日の東京・有明コロシアムで、白昼夢のタッグパートナー渡辺未詩を破って王座奪取を果たし、これが初防衛戦となる。

 IP王者として米国に乗り込むことになった辰巳は米国かぶれしたのか、サングラスをかけ、コーラ片手に登壇し、「有明で、このベルトを大切な相棒から手に入れたので。これから先、強い相手、おかしな相手とたくさん防衛戦を重ねて面白いことをしていきたいなと思っていて。そのなかでロサンゼルス大会、ビリーちゃんと試合が決まっていて、私もタイトルマッチにしたいと願っていたので、うれしく思います。初防衛戦、絶対に防衛を決めたいと思います」と王座死守宣言。

 ビリーは「有明の結果を受けて、会社が決定してもしなくても、私のほうから“タイトルマッチにしてくれ”と願い出るつもりだった。リカは闘うチャンピオンというイメージが非情に強いから、このタイトルマッチをとても楽しみにしている」と話した。

 報道陣から、そのいでたちを問われた辰巳はコーラを飲んで、「私は海外に行くこと自体、初めてなので、メチャクチャ楽しみにしていて。そんな場所にこのベルトと一緒に行けるのがメチャクチャ楽しみだし。初防衛して、この子と一緒にいろんな観光地を巡りたいと思ってます。なので今日は米国を意識したコーディネートで来ました。どうでしょう?」と説明。

 ビリーは昨年11月27日、東京・後楽園ホールで、プリンセス・オブ・プリンセス王座(当時の王者は坂崎ユカ)に挑んで敗れた。今回はホームでのタイトル戦になるが、「ホームで闘えて、うれしいのと同時にアドバンテージもあると感じている。というのは今回のロスは13歳の頃から、プロレスラーとしての成長を見守っていてくれた仲間や友だち、いろんな人が見に来てくれるので。その人たちの前で成長した姿を見せられるのと、タイトルマッチができて、とてもうれしいのと同時にアドバンテージとしてとても心強い」と笑みを浮かべた。逆に敵地での防衛戦になる辰巳は「相手のホームかもしれないけど、東京女子の興行なので私のホームかな。そこはそんなに心配してないです」と余裕を見せた。

 両者は初対戦となるが、ビリーは「すごいタフだと思うし、試合も研究しているので。ドラゴンスリーパーや、ホワイトドラゴンスリーパーなどの対策はきっちり考えている」、辰巳は「ティーンエイジャーということで、若さゆえなのか元からなのか、ネジがぶっ飛んだクレイジーな、ジーザスな選手だと感じていたので、私も違った形で頭のネジをいっぱい外してギアを上げていかないとなと思ってます。面白いことができるんじゃないかなと楽しみです」とコメントした。

 最後に辰巳の米国を意識したコーディネートについて、ビリーは「10点満点中9点。ほぼ完ぺき。確実にコーラとサングラスは加点の対象になります」と発言し、これを聞いた辰巳はご満悦の様子だった。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

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