【新日本】「SANADAが巻くと一番景色が変わる」『NJC』を制覇して4.8両国でオカダのIWGP世界ヘビー級王座へ挑戦

新日本プロレスは22日、昨日行われた長岡大会の結果を受けてオンライン会見を行い、『NEW JAPAN CUP 2023』を制覇したSANADAがトロフィーを持って出席した。

まず優勝から一夜明けてのコメントとして「2023年、『NEW JAPAN CUP』を優勝しましたSANADAです。今、下の世代が凄い盛り上がってきている中で、自分は中堅選手で終わるつもりはないので、4月8日両国は最大の危機感を持って、IWGP世界ヘビーに挑みたいと思います」とオカダ・カズチカの持つIWGP世界ヘビー級王座への挑戦の意気込みを語った。

──長岡大会の試合後にリングに呼び込んでオカダ選手が登場して「何が変わったんだよ。髪の毛変えて、チーム変えて、それで俺に勝てるわけねえだろう。レベルの違いを見せてやる」と辛辣な言葉もありました。これに関しては？

SANADA「まだ自分がユニットを移ってから戦ってもいないので分からないと思うんですよね。自分もオカダさんとはずっと触れてないので。ただ見た目しか変わってないだろうと思っているかもしれないですけど。前よりは一発一発に魂がこもるようになったので、そこを感じていただけたら嬉しいなとは思っております」

──次のシリーズは両国大会というゴールがありますけれども、Just 5 Guysとして本格スタート。4月3日の後楽園ではタイチ選手とタッグを組んで、オカダ＆棚橋組（ドリームタッグ）と対戦するわけですが、そのへんに関してはどういう思いですか？

SANADA「タイチ兄やんとまだ1回も組んだことはないですけども。連携とかタッグの話も1回もしてないんで、全くイメージが湧かないんですけども、イメージが湧かないから面白いのかなと思っております」

──オカダ＆棚橋という新日本を支えてきたドリームタッグと言われるチームと戦うということに関しては？

SANADA「ちょっと残念なのが、ちょっと前に後藤＆YOSHI-HASHI組に負けてるじゃないですか。そこがちょっとテンションが若干下がるかなと思うんですけど、まあ楽しみですけど」

──改めて両国のタイトルマッチについても伺いたいんですけども。2021年にIWGP世界ヘビー級ができて、今回、SANADA選手は初挑戦になります。IWGPヘビーを獲るということには間に合わなかったんですけど、この世界ヘビーというベルトへの印象や気持ちは？

SANADA「このプロレス業界の象徴、トップの象徴だと自分は思っているので。それを獲ったらこの業界のトップに立てるのかなというイメージですね。上からの景色が見えるというか」

──IWGPヘビーからIWGP世界ヘビーに変わって、同門だった鷹木選手、オスプレイ選手らが獲ってきた新しいベルトという部分ではどうですか？

SANADA「誰が獲ってきたかはあんまり興味ないですね。団体っていうか、プロレス業界の象徴っていうイメージしかないです」

──Just 5 Guysに入ってから”景色を変える”っていう言葉を結構おっしゃっていると思うんですけど、改めて具体的に”景色を変える”っていうイメージを教えてください。

SANADA「一番思っていることは“マンネリ打破”ですね。世界ヘビーのベルトをSANADA以外で巻いてる…いや、違うな。なんだろう、SANADAしかむしろ…なんて表現したらいいか。SANADA…SANADA…SANADAが巻くと一番景色が変わるかなと。他の人が巻いても想定内かなと思っちゃうんですよね」

──SANADA選手が巻くこと自体で景色がガラッと変わると。

SANADA「はい。想像できないじゃないですか？それが今凄く必要なことなのかなと思っています」

──“マンネリ打破”というお言葉がありましたけど、SANADA選手はそういうふうにお感じになられているということですよね？

SANADA「はい。この“マンネリ打破”がないと人気が出ないと思うんですよ。そこに加われたらいいなと思っております」

──SANADA選手が獲ることでそこを打破していくと。

SANADA「はい」

──改めて最後にタイトルマッチへの意気込みをいただければと思います。

SANADA「はい。4月8日両国で、IWGP世界ヘビーを獲って、本当の意味で”景色を変えたい”と思っております」

果たして、SANADAが悲願のタイトル奪取なるのか、注目の一戦は4月8日両国国技館にて行われる。

CSテレ朝チャンネル Presents テレビ朝日 新日本プロレス放送50周年記念 SAKURA GENESIS 2023
日時：2023年4月8日(土) 15:30開場 17:00開始
会場：東京・両国国技館

IWGP世界ヘビー級選手権試合
60分1本勝負
＜第6代チャンピオン＞
オカダ・カズチカ
vs
＜チャレンジャー＞
SANADA
※3度目の防衛戦

▼大会詳細は公式サイトにて
https://www.njpw.co.jp/tornament/401194?showCards=1

〈写真提供：新日本プロレス〉