【DDT】HARASHIMA&中村圭吾が昆虫食べてKO-Dタッグ王座獲りに意気込み!生きたゴキブリを食べようとするも勝俣瞬馬が制止

 DDTプロレスが3月27日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行い、4月9日の東京・後楽園ホールで「しゅんまお」(MAO&勝俣瞬馬)の持つKO-Dタッグ王座に挑むHARASHIMAと中村圭吾が昆虫を食べて、ベルト獲りへの意気込みを見せた。

 冒頭、中村は「3・21後楽園でHARASHIMAさんと組んで、イラプション(坂口征夫&岡谷英樹)に勝利して挑戦表明して、3・24新宿ではハリマオ(樋口和貞&石田有輝)に勝ちました。タイトルマッチでは、勢いが天井突き抜けるくらいの勢いで、2人でKO-Dタッグベルトを獲るぞ!!」と絶叫。

 HARASHIMAは「僕と中村のタッグはほぼ組んだことないんですが、記憶する限り勝率100%。中村の勢いと、勝率100%という現実で、これを大事に若さと勢いでガッチリ、タッグのベルトを獲りにいきたいと思います!」とキッパリ。

 一方、王者組のMAOは「中村がケガしながらも頑張ってたのも知ってます。復帰して、すごい体も変わってきたし、DGC(D GENERATION CUP)も結果は出なかったですけど、印象に残る試合も多かった。期待はしてるんですが、心が弱いんじゃないかと。HARASHIMAさんはすごいメンタルが強いんです。この場にHARASHIMAさんを連れてこれてるのはすごいんですけど、それだけじゃまだまだ負けないかな。正直負ける気はしない。なんか1個、試合でパンチを見せてくれれば」と話した。

 勝俣は「HARASHIMAさんとは、KO-Dタッグのベルトをかけて3回くらいやってる。(竹下幸之介と)KO-Dタッグ獲ったのもHARASHIMA、岡林(裕二)組だった。KO-DタッグでHARASHIMAさんと戦う意味はあると思ってる。HARASHIMAさんをガッツリ超えたい部分はあるんですけど、中村には負ける気がしない。ただ個人的に中村に支えられてた時期がある。大日本にデスマッチ参戦したとき、東京の大会のときに必ず来てくれてセコンドに就いてくれて、一番に駆け寄ってくれて。僕がデスマッチを頑張れた要因でもある。そんな中村とタイトルマッチできるのはうれしいです。DGCを盛り上げようと、SNS使って、YouTuberがやってるようなことやってて。一昨日は生卵20個飲んでたけど、生卵飲んで、このベルトを獲れるほど簡単じゃない!」と語った。

 その発言を聞いた中村は「うるせぇ!今日も持ってきたんだよ。虫だ。食べてやる」と言うや、バッタやコオロギが入っている昆虫食を取り出して、意を決して食して意気込みを見せた。すると、HARASHIMAは「これ、食用でしょ?」と言って平然とムシャムシャと食べてしまった。

 HARASHIMAに負けじと、もっと意気込みを見せたい中村は「最終兵器。生きてる虫だ!」と言い出して、容器に入った生きたゴキブリを持ってきた。中村はそれを中から取り出して、食べようとするも、勝俣がさすがに止めに入った。

 王者組から「負ける気がしない」と言われたことについて、HARASHIMAは「やってみないと分からない。確かに今のチャンピオンチームはすごいです。でも僕らの可能性は無限大なんで。この心意気と勢いは大事なんで。自信はあります」と言い切った。

 過去にKO-D8人タッグ、アイアンマンヘビーメタル級王座への戴冠歴がある中村だが、「復帰してから悔しい思いしてんだよ。だからKO-Dタッグ、獲ってやるよ」と断言。

 中村の“心の弱さ”に関して、MAOは「怖いもの知らずじゃないかと、昔から感じてる。見たことない痛いことには強い。そういった点では脅威。僕が英国から帰国して、マイク・ベイリーとKO-Dタッグに挑戦しようという感じだったとき、ベイリーが来れなくなって。KO-Dタッグに挑戦できないとなったときに、一瞬中村をパートナーに考えたことがある。怖いもの知らずなとこが何か生んでくれるんじゃないかと可能性を感じて。そう心によぎったくらい、何かができるんじゃないかと。HARASHIMAさんも、それを感じて組んだんじゃないか。試合で見たことないけど、KO-Dタッグ選手権で出てくるんじゃないか」と分析しつつ警戒心ものぞかせた。

 挑戦者組は急造タッグとあって、HARASHIMAは「特訓はタイミングが合えばやるし、気持ちは伝わってる。僕たちはバックボーンが似たところあって、中村は空手とレスリングやってた。僕は小学校でちびっこレスリング、中学校で空手やってたんで、いろいろできたらいい」と2人で特訓を敢行する可能性も示唆した。

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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