【スターダム】ひめか引退ロードでの再会マッチはそれぞれが成長を遂げた姿をみせる「貴重な思い出をありがとうございます」
女子プロレス・スターダムは4月2日(日)、東京・後楽園ホールにて『REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023』を開催。ひめか引退ロードにてなつぽい、高瀬みゆき、関口翔が再会を果たした。
5月に引退することを発表しているひめかは、3月10日後楽園大会でなつぽいとシングルマッチで対戦して敗れたが、試合後にひめかが「なつぽい、ひとつ言いたいことがある。なつぽい、関口翔対ひめか、高瀬みゆき。このカードおぼえてる?」これになつぽいは「もちろん。ひめかとの試合は、なにひとつ忘れてないよ」と返答。するとひめかは「もう一度、そのカード実現させよう」とこの大会でタッグマッチが実現。
ひめかが口にしたこのカードは、2018年11月15日に開催されたアクトレスガールズの後楽園ホール大会で行われた、有田ひめか(当時)&高瀬みゆきvs万喜なつみ(当時)&関口翔。高瀬とは”The Beginnig”としてタッグを組んでいた。
再会マッチは4選手がそれぞれの思いを込めた展開で進むも、15分では短く時間切れとなった。
試合後は久々の再会に各選手が抱き合い、この時間を共有していた。
▼バックステージコメント
ひめか「ひめか引退ロード、私のわがままでやっと叶ったカード。はあ…自分で勝つことができなかった。でもまあ15分、そりゃ短いわな。短いは。ねっ」
高瀬「短いね」
ひめか「短いよ。あれから3年?4年?経ってて全員が全員、成長を遂げてる。短いね。30分でもドローだったよ」
高瀬「そうだね」
ひめか「でも本当にみゆきさん、スケジュールを空けて下さり、ありがとうございます」
高瀬「いや~うれしい。ひめかの人望があったからだよ」
ひめか「どうでした?初めてのスターダム」
高瀬「いや~、でもなんか昔のウチらを見てくれた人もいっぱいいたからか、凄く声援もしてもらって楽しく試合させてもらったし。ひめかがいなくなって、でも絶対いつか交われるから、わざとひめかのことはどんな時でも話題に出さないようにしていて。それで知ったのが引退だったから。あっもう、そうか関われないで終わっちゃうのかと思ってたけど、ひめかがそうやって言ってくれたのが本当に嬉しくて。なんか厳しい先輩だったから。決して優しい先輩ではなかったから。それでもそうやって声かけてくれたのが嬉しくて。ありがとう」
ひめか「いえ、こちらこそ本当にありがとうございました。これからもイチファンとして、アハハ」
高瀬「まだだよ、まだ(笑)」
ひめか「もうリングで関わることがあるかな?ないかな?なので本当に貴重な経験、思い出をありがとうございます。いやあ悔しな…」
高瀬「元気にリングをしっかり降りてください。ありがとうございます」
なつぽい「終わっちゃったね」
関口「終わっちゃいましたね」
なつぽい「翔、久しぶり」
関口「お久しぶりです。なつぽいさんですか今は」
なつぽい「なつぽいだよ。あの時からなつぽいでしょ?」
関口「そうですね。あの時からなつぽいでした」
なつぽい「久しぶりだね」
関口「お久しぶりです」
なつぽい「どうだった?」
関口「凄い今日はホントずっと楽しみにしていて」
なつぽい「私も」
関口「この15分が本当にすぐ一瞬すぎて、全然まだまだ4人で戦いたかったし、それこそひめかとも、もっと戦いたかったです。すごいもう、泣かないです今日は。寂しいですけどね。泣かないです」
なつぽい「本当に何か、スターダムのリングだけど一気に故郷を思い出すような。何だろうね。やっぱりちょっといつもと違う高揚感というか、ずっと笑顔が止まらなかったなって思います。この4人がまさかこのリングで叶うっていうのは本当にひめかの人徳、人望だなって本当に思うし、このカードができて嬉しいし。しかもあの時(2018年)のこのカードのリングアナも安藤さんだったなとか、いろいろ甦えちゃったね」
関口「はい」
なつぽい「本当に楽しい試合でした。15分じゃホント足りない、まだまだやりたいけど、一旦これはここで終わりっていうことかな。またね、ひめかは引退しちゃうけど、リングはつながってるっていうのを今日は証明できた気がするし。楽しかったから、またやろうね」
関口「はい、ぜひまたやりましょう」
なつぽい「コーラ飲も」
関口「コーラ飲みましょう」
コメントを終えると4人で集合写真を撮り控室へ戻っていった。
REALIVE360 presents CINDERELLA TOURNAMENT 2023
日時:2023年4月2日(日)開始11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,295人
◆ひめか引退ロード
ひめか(Donna del Mondo)&高瀬みゆき(フリー)
vs
なつぽい(COSMIC ANGELS)&関口翔(フリー)
15分時間切れ引き分け