【東京女子】IP王者・辰巳リカがバートビクセンを下し2度目の防衛に成功し、5・5後楽園で鈴芽を迎撃!

東京女子プロレスが4月15日、東京・後楽園ホールで「STAND ALONE ’23」を開催。

インターナショナル・プリンセス(IP)王者の辰巳リカが初来日の米国戦士バートビクセンを下し2度目の防衛に成功。辰巳は5月5日、後楽園で後輩の鈴芽を迎え撃つことが決まった。

3月31日(日本時間4月1日)の米ロサンゼルス大会では、ビリー・スタークスの挑戦を退けた辰巳は、2週間後にV2戦を行う強行軍となった。

辰巳はバートビクセンのパワーに手を焼いたものの、足に集中砲火で足4の字固めで絞め上げた。

辰巳のミサイルヒップを回避したバートビクセンはトラースキック、トップロープからの蹴りで反撃。

辰巳はスリーパーからドラゴンスリーパーで逆襲も、バートビクセンは足を利した変形ネックロックからシュバイン狙い。それをかわした辰巳はドラゴンスリーパーから、胴絞めドラゴンスリーパーに移行しタップを奪った。

試合後、辰巳にあこがれて東京女子に入団した鈴芽がリングインし、「私にとって、プロレスラーになるなんて、できるわけない、あり得ないことだったんです。でも、人生を変えたのはリカさん、あなたです。私がベルトを巻くなんてあり得ないかもしれない。あなただから私はまた変われる。もう1度あり得ないことだってできちゃうって思ったので、挑戦させてください」とアピール。これを快諾した辰巳は決戦の場を5・5後楽園に指定した。

バックステージで辰巳は「初防衛戦は初めて絡む未知の選手とやる怖さがあったんですけど、今回少し学んだというか慣れてきた感じがあって。でも強かった。(鈴芽の挑戦は?)このベルトと面白い、ハチャメチャなことをしていきたいので、そのためには数えきれないほどの防衛戦をやるしかない。去年のプリンセスカップで一本取られてるので、大事なものをかけたうえで、借りをキッチリ返したい」と王座防衛を期した。

鈴芽は「今まで、あのベルトの挑戦権をかけて何度も試合をして、その度に届かなくて。その度に悔しくて。だけど今回は用意されたチャンスじゃなく、自分の意思でリカさんへの挑戦を決めました。人生で一番あり得ない、プロレスラーになるってことを実現してるので。リカさんを倒して、ベルトを巻くっていうあり得ないことを果たしにいきたい」と意気込んだ。

【大会名】STAND ALONE ’23
【日時】2023年4月15日(土)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】620人

▼オープニングマッチ 15分一本勝負
○宮本もか vs 鳥喰かや●
7分31秒 片エビ固め
※鴻臚館

▼第二試合 20分一本勝負
愛野ユキ&猫はるな&●風城ハル vs 鈴芽○&遠藤有栖&大久保琉那
10分15秒 片エビ固め
※リング・ア・ベル

▼第三試合 20分一本勝負
○伊藤麻希&上福ゆき&上原わかな&凍雅 vs 渡辺未詩&乃蒼ヒカリ&らく&鈴木志乃●
13分22秒 伊藤デラックス

▼第四試合 20分一本勝負
○中島翔子&ハイパーミサヲ vs 荒井優希&HIMAWARI●
9分2秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
※特別レフェリー…青木詩織(SKE48)

▼第五試合 20分一本勝負
坂崎ユカ&●桐生真弥 vs マックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむ○
12分36秒 片エビ固め
※ウェイストランド・ウォー・じゃすてぃす

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○辰巳リカ vs バートビクセン●<挑戦者>
10分55秒 胴絞めドラゴンスリーパー
※第10代王者が2度目の防衛に成功。

▼メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分一本勝負
<王者>○瑞希 vs 角田奈穂●<挑戦者>
15分45秒 変形フェースロック
※第12代王者が初防衛に成功。

<写真提供:東京女子プロレス>

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