【全日本】小島聡が宮原健斗をラリアットで撃破!「お前みたいなプロレスラーと出会うことができて、本当にプロレスラーを30年以上やってきてよかったよ」

全日本プロレスは25日、東京・後楽園ホールにて『#ajpw チャンピオン・カーニバル2023』を開催。メインイベントにてAブロック公式戦、小島聡vs宮原健斗が行われ小島がラリアットで宮原を沈めた。

小島は『チャンピオン・カーニバル2023』にXとして登場して20年ぶりの優勝を宣言したが、宮原に「新日本、ノア、全日本どこの選手なんだ?」と会見でも乱闘寸前までいった因縁の対決となった。

気合いの入る小島は場外戦や得意のチュップの連打を見舞う。宮原も小島の右腕を狙って攻めいった。ラリアットの相討ちとなるが小島は仁王立ち。

宮原はブラックアウトの連発からシャットダウンを狙うも小島がこらえ、ショートレンジのラリアットを見舞い、最後はラリアットを振り抜き3カウントを奪った。

小島は3勝目(3敗)を上げて5.4後楽園でサイラス、一方の宮原は2敗目(4勝)で同大会にてT-Hawkと最終戦で対決する。

小島コールの中でマイクを持つと「私がこの大会の最後に何を言っていいのかわかりませんが、一言だけ言わせてください」として「健斗、本当にどうもありがとう。俺はお前みたいなプロレスラーと出会うことができて、本当にプロレスラーを30年以上やってきてよかったよ。ありがとう」と引き上げる宮原、そして観客に感謝を述べると「最後に元気よく、いっちゃうぞバカヤロー!」で大会を締めた。

バックステージにて小島は「チャンピオン・カーニバルが始まる前から青柳と宮原健斗、この2人がとても俺にとっては厳しい戦いになると、予想どころか確信していた。そして、この2連戦で思った通りのダメージを受け、本当に今立っているのがやっとです。でも、この充実感はプロレスをやっている人間にしかわからないし、やっている人間ならきっとわかってくれると思う。ファンの人もそう。プロレスラーもそう。いろんな人にいろんな元気を勝手に俺は与えていきたいと思ってる。たくさんの葛藤がある中で、年齢だったり、病気だったり、故障だったり、いろんな戦いがある中で、今こうやって元気よく生きて戦っている姿を見てもらうことで、俺はプロレスラーでいる意味を持たせてもらっていると思ってるから。今日の試合も本当に厳しく、とても楽しかったです。ありがとうございました」

敗れた宮原は肩をかりて姿をみせると「負けたか。負けか?まだ優勝の望みはあるだろ?望みがある限り、日本中の宮原健斗ファンは待ってんだ、俺の優勝を。その人たちを裏切るわけにいかねえからな。ただな、小島、小島聡!あいつは昔全日本プロレスのエースだったんだってな。ただ、俺と一緒にするんじゃねえてめぇ。もうてめぇとはな二度とリングで会わねえ。小島聡、てめぇとはリング上でこれ以上会うことはねえ」と言い放ち控室へ戻っていった。

「#ajpwチャンピオンカーニバル2023」東京・後楽園ホール
日時:2023年4月25日(火)開始18時30分
会場:東京・後楽園ホール
観衆:753人

第11試合 メインイベント #ajpwチャンピオンカーニバル2023 Aブロック公式戦 30分1本勝負
×宮原健斗
[4勝2敗=8点] vs
○小島聡
[3勝3敗=6点] 19分42秒 ラリアット→片エビ固め

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