【新日本】ヒロムが“前門の虎”金丸を下しSANADA戦へ弾み「俺は必ず夢を叶えるぞ!」
新日本プロレスは4月27日(木)、広島サンプラザホールにて『Road to レスリングどんたく 2023』を開催した。
『Road to レスリングどんたく 2023』
日時:2023年4月27日(木) 17:00開場 18:30開始
会場:広島・広島サンプラザホール
観衆:1,614人
メインで行われたIWGPジュニアヘビー級選手権試合では王者 高橋ヒロムが難敵である金丸義信を31分58秒 TIME BOMB IIからの片エビ固めで下し、4度目の防衛に成功した。
大一番でしか出さない金丸義信のムーンサルトプレスがヒロムに炸裂。
最後は粘る金丸をヒロムがTIME BOMB IIで仕留めた。
<試合結果>
▼第9試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合
<第93代チャンピオン>
高橋 ヒロム 〇
vs
<チャレンジャー>
金丸 義信 ×
31分58秒 TIME BOMB II→片エビ固め
※ヒロムが4度目の防衛に成功
試合後のリング上でヒロムはマイクを手に取り「みんな、俺の勝利あたりまえだと思ったか?この試合、防衛してあたりまえだと思ったか? あたりまえじゃねえよ。5月3日、福岡でIWGP世界ヘビー挑戦が決まって、そして今日、4月27日、IWGPジュニアの防衛戦、絶対に勝たなきゃいけない試合だろ。でも絶対に勝つ保証のある試合なんて、存在しねえんだよ!怖かった、正直言って怖かったよ、今日来るまで。わかってるよ、勝たなきゃいけない試合っていうのはわかってる!でも、相手は金丸だぞ!絶対勝てる保証なんてねえんだよ!怖かった、怖かった、怖かった!じゃあ、なんで勝てたか?夢を叶えようとする、思いの差だよ!」と5月3日、福岡でSANADAの保持するIWGP世界ヘビー挑戦への想いを口にした。
続けてSANADAに対し「オイ、SANADA、聞いてるか?俺は必ず、夢を叶えるぞ!みんな、俺を見ろ(連呼して)夢は必ず叶うってことを見せてあげるよ」と観客に宣言。
■試合後バックステージコメント
ヒロム「良かった…良かった…良かった…怖かったよ…怖かったよ。強がってでも、強がっても言えねえな。いや強がれねえな。勝って当たり前だと思われる試合、負けたらどうしようって、何回考えたと思う!? 人間だぞ! 表じゃ強がってもよ、何回も考えちまった…。去年の『SUPERJr.』、憶えてるか? たった2~3分で何もできず負けたんだぞ? スーパーポジティブなヒロムちゃんでも、裏ではスーパーマイナス思考ボーイでございます。バレたな、今日で。でも大丈夫だよ。ちゃんと勝って、(※IWGPジュニアのベルトを触って見せながら)ここに世界最高のジュニアヘビー級のベルトがあります。俺はこのベルト、まだ巻いてません。腰に巻いてません。なんでか? 去年の『SUPERJr.』、金丸さんにボコボコにやられたから。そして今年の1.4、直接チャンピオンから獲れなかった。この二つ。でも、今日は苦手な金丸さんを克服しました。でもまだ、このベルトを俺の腰に巻くのは、俺の中ではまだ納得いかない。チャンピオンだけれども、世界最強に強い男だけれども、まだ納得いかない。(※祝杯用の缶ビールを手に持ち)ヨッシャ、乾杯だ。あぁ乾杯か! いやぁサッポロさん、俺の愛するサッポロさん、ありがとうございます! でもね、勝利の乾杯を、それは俺だってしたいよ! でもさ、やっぱ何? 今シリーズ、二つタイトルマッチあるんだよ。まず一つ喜ばしい、最高に嬉しい防衛戦を果たしましたよ! でも、まだ一つあるんです。ジュニアとして、ジュニアのチャンピオンとして、世界ヘビーに挑戦する! そこで勝った時に、(※凄い形相で力を込めて)飲むのが一番美味しいんじゃないでしょうか! だからこらえますよ。今日のところは………こらえます。(※缶ビールを高々と掲げて)エア乾杯、ありがとうございます。言いたいことは言いましたけど、何かありますか? ないのであれば、一刻も早くこの疲れを、ダメージを癒やしたいなと考えております。でも、質問がないはないで寂しいなと、同時に思います。いいですよ。俺はね、今、世界で一番ハッピーな男なので、何でも質問は受け付けますが、ないんでしょうか? (※質問が出ないと)まさか本当にないとは。いいんですね? 帰っちゃいますよ?(※と言って立ち上がる)。福岡のこととか、今日の金丸戦のこととか、何も聞かなくていいんでしょうか? いいんですね? じゃあ、帰りますよ(※と言って、控室へ)」
※金丸はノーコメント
<写真提供:新日本プロレス>