【新日本】IWGPヘビー最後の前哨戦はL・I・Jが勝利!ジュニアのヒロムが明日ヘビーのベルトに挑む
新日本プロレスは5月1日(月) 、大分・別府ビーコンプラザにて『Road to レスリングどんたく 2023』を開催した。
『Road to レスリングどんたく 2023』
日時:
2023年5月1日(月) 17:30開場 18:30開始
会場:大分・別府ビーコンプラザ
観衆:1,006人
メインイベントは、明日3日に福岡国際センター で行われるIWGP世界ヘビー級チャンピオンSANADAに、ヒロムが挑戦する前哨戦。SANADAは金丸、ヒロムは内藤をパートナーに最後の前哨戦に挑んだ。
少し前まで同じL・I・JにいたSANADAとヒロム。その2人がリングに残り、ロックアップ。
内藤は執拗にバックエルボーで金丸を痛めつけ、お互い3カウントを取ろうとするがなかなか決めることができない。しかし最後はデスティーノからの片エビ固めで3カウントを奪取。前哨戦は挑戦者のヒロムに軍配があがった。
<試合結果>
▼第8試合 30分1本勝負
金丸 義信 × SANADA
vs
高橋 ヒロム 内藤 哲也 〇
17分24秒 デスティーノ→片エビ固め
試合後、お互いのチャンピオンベルトを肩に会話。
SANADAは会場を後にしようとするが、マイクを手にしたヒロムは呼びかけ、「SANADAさん、SANADAさん、SANADAさん!夢、夢、夢、夢、夢…散々言われすぎて、もううざいですか?でもな、俺は言い続けるよ。高橋ヒロムって名前はさ、”広い夢”って書いてヒロムなんだよ。俺はさ、与えられた名前、ただエンジョイしてるんだけなんだよ。SANADAさん、5月3日、勝つのはジュニアのこの俺だー!」明日の勝ちを宣言。大会の締めをヒロムに渡された内藤も「L・I・Jは全力で高橋ヒロムをサポートしたいと思います。」と後押しすることを伝え、別府での4年8か月の『デ・ハポン』の大合唱で大会の締めを飾った。
■試合後バックステージコメント
ヒロム「ついにだねぇ、ついにだねぇ、前哨戦は全部終わったねぇ。いやぁ~、L・I・Jにいた頃から俺はさぁ、SANADAさんの考えてることとか、よく分からなかったんだよ。でね、Just 5 Guysに入ったSANADAさん、よくしゃべるようになって、やっと気持ちとかそういうの、何考えてるとか、どうやってプロレスに向き合ってるとかそういうの、分かるかなぁと思ったんだけど、やっぱり分かんないままなんだよねぇ…。いくら俺が言ってもさぁ、すごいスカされるんだよね。最初だけかと思ったらさぁ、最後の最後までホントにスカして終わるとはね。SANADAさん、それはチャンピオンとしてどうなんだ?ヘビー級とジュニア、この戦いは、このタイトルマッチは、当たり前じゃないからな。SANADAさん、SANADAさん、SANADAさん、俺は楽しむつもりですよ。楽しんだ上で勝ちますよ。絶対勝ちますからね。ジュニア王者として、俺は勝たなきゃいけないんだ。絶対に、勝ちますからね。ただ、IWGP世界ヘビー級王者になっただけのチャンピオン。ただチャンピオンになっただけ。それでアナタは終わりです」
内藤「今日で高橋ヒロムとSANADAによる前哨戦は終了。あとは5月3日、福岡国際センターでのタイトルマッチを待つのみ。なかなか難しい試合にはなると思うけど、リング上で言った通り、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは全力で高橋ヒロムをサポートしますよ。だからヒロム、夢を叶える瞬間を、俺たちに見せてくれよ。じゃ、次は高橋ヒロムが夢を叶える5月3日、福岡国際センターで、またお会いしましょう。アディオス!」
SANADA「5月3日、明後日、俺はヒロムさんの夢を叶える協力は一切しません。現実を味わってもらいます」
※金丸はノーコメント
<写真提供:新日本プロレス>