【DDT】赤井沙希がケツァル・コアトルでレイン・レイバークーセンに勝利「いろんな思いを持って試合してるなっていうのが伝わりました」

DDTプロレスは5月3日、神奈川・横浜武道館にて『MEGA MAX BUMP 2023 in YOKOHAMA』を開催。第二試合にてインターナショナルスペシャルシングルマッチ、赤井沙希vsレイン・レイバークーセンが行われた。

初来日のレインは世界的なヘヴィメタルバンドのアイアン・メイデンの元ドラマー、クライブ・バー(故人)の姪でキャリアは1年半だが、現在3つのベルトを保持している。

大会に向けた会見でレインは「戦う準備はできていて、いつもホットに振舞うというのを心掛けている。アカイサキ選手と戦うのはすごく楽しみで、もちろん倒すことは決まってる。倒して、DDTのクイーンにのし上がることが私のやるべきことよ」とコメント。

一方の赤井は「彼女に圧倒的に足りないのは経験だと思うので、5・3横浜武道館ではすべてを受け止めて、戦いの楽しさ、DDTの楽しさをリング上で経験させてあげられたら」と語っていた。

試合は開始直後にレインがドロップキック、コーナーでのチョップを見舞い、赤井も蹴りで応戦。

最後は赤井がバズソーキック、新人賞からのケツァル・コアトル で勝利した。

試合後の赤井は「今日がDDTの横浜武道館ということで、大きい大会だったんですけども、DDTのメンバーがたくさんいる中でシングルマッチをさせていただくことが当たり前と思ってませんですし、これもチャンスだと思ってます。今日、レイン選手とやらせてもらって、やっぱりあの子まだキャリア1年6ヶ月とかそんなもので、すごいいろんな思いを持って試合してるなっていうのが伝わりました。自分も最初は色眼鏡に見られたこともあったんで、何とか周りの環境とかそういうの抜きにして、いいレスラー育ってくれればなっていうふうに感じました。何より私が本当に音楽とか何にも知らないんで、アイアン・メイデンも知らなかったので、逆にビッグネームを知らないまま、いちレスラーとして戦えたんで自分の無知もたまには役に立つなと思いました」

レイン「すごくタフな戦いでした。負けたけども、すごいこの戦いサキ・アカイに対してリスペクトしています。すごい今言われてる、私の家族のファミリーのスポットライトっていうものはすごく皆さん強調されると思う。私の家族のアイアン・メイデンのことは言われるけど私はその家族のスポットライトからは逃げない。家族のプライドを持って、これからもタフなレスラーとして、これからもプロレスを続けていきます。日本でこういうシングルマッチをする機会ができて非常に光栄です」

ーーまた日本に戻ってきたいですか?

レイン「他の何よりも日本に帰って、またプロレスやりたいと思います。そして、次来たときはもっとたくさんのショーに参加できるようにしたいと思ってます」

ーー現在、3つのベルトの王者ですが、負けてしまった気持ちは?

レイン「イギリスに帰ってから、この3本のベルト1週間で3つのタイトルマッチを実は控えていて。もちろん負けてしまったけども、ここで戦った横浜っていうビッグマッチで、日本の1,000人規模の会場で試合をしたっていう、その自信というものがついたんでそれを持って帰れると思う。もし、また日本に来るときにまだ私がベルトを持っていたら、サキ・アカイとタイトルマッチをやらなきゃいけないかなというふうに思いました」

大会名:MEGA MAX BUMP 2023 in YOKOHAMA
日時:2023年5月3日(水)開始14:00
会場:神奈川・横浜武道館
観衆:1,160人

第二試合 インターナショナルスペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○赤井沙希 vs レイン・レイバークーセン●
5分51秒 ケツァル・コアトル

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

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