【大日本】青木優也が岡林裕二との場内大熱狂のストロングヘビー王座戦を制して初戴冠「次は、僕がみなさんに夢を見せる番です!」
大日本プロレスは5月4日、昨年に続き横浜武道館大会を開催。青木優也が岡林裕二を下してBJW認定ストロングヘビー級王座を獲得した。
この日のメインイベントで行われた、BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合にて王者・岡林裕二に青木優也が挑戦。青木は高校生のとき相撲部だったが、縁があって元横綱の白鵬関の後援会に出席する機会があり、その時に岡林、関本大介と出会い、岡林に「お前はいい目をしてる、お前はいける!」とプロレス入りを勧められ、デビュー戦の相手も務めってもらったりと自身のターニングポイントにはいつも岡林がいたとインタビューにて語っていた。
試合も熱い男の青木は気迫を見せ向かっていき、岡林のパワーに何度も危うい場面があったが、時間切れが迫る中で青木コールに押される。
頭突き合戦からケサ斬り、ローリングケサ斬りを見舞い、最後はタイガー・スープレックス・ホールドで3カウント。青木の勝利に場内も大声援、大熱狂となった。
夢のストロングヘビーのベルトを中谷レフェリーから受け取り、岡林と握手を交わすと岡林が青木にベルトを巻いてみせると感極まる。
岡林が肩を借りてリングを後にしていると青木はマイクを持ち、「岡林さん!あの時、あの時、僕に夢を見させてくれて、ありがとうございます。岡林さんの言葉を信じて、今日ここまでやってきました!今日がゴールじゃないです。これは、通過点です!もっともっと強くなって、また、俺の前に挑戦してきてください!今日はありがとうございました」と感謝を述べると岡林もピッサリポーズで応えた。
そして「勝ったぞー!数年前、何者でもなかった自分に、岡林さんはプロレスラーになるという夢を見せてくれました。そんな岡林さんと闘って、僕はいま、大日本プロレスのチャンピオンになりました!次は、僕がみなさんに夢を見せる番です!熱い、熱い試合をして、1人でも多くの方に大日本プロレスのファンになってもらう。そして、今日の大会のテーマでもあるように、インディーにも無限の夢があるっていうところを僕が証明してみせます!これからももっともっと熱い試合をして、俺が大日本プロレスを盛り上げて、そしてプロレス界一、熱い団体にしてみせます!今日はありがとうございましたー!」と大会を締めた。
新チャンピオンの青木がどのような形で大日本プロレスを引っ張っていくのか注目だ。
「BIG JAPAN ENDLESS SURVIVOR〜INFINITY INDEPENDENT〜」
神奈川・横浜武道館大会
日程:2023年5月4日(木・祝)15:00開始
会場:神奈川・横浜武道館
▼メインイベント 株式会社フロンティアソリューションpresents
BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合
30分1本勝負
【第20代王者】●岡林裕二
vs
【挑戦者】○青木優也
27分40秒 タイガー・スープレックス・ホールド