【東京女子】SKE48荒井優希が2周年記念試合で坂崎&中島の強力コンビに惜敗!パートナーの伊藤麻希「よくプロレスを続けたなと思う」と賛辞

 東京女子プロレスが5月5日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERLAND ’23」を開催。名古屋を拠点とする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、プロレスラーとしても活躍する荒井優希が「デビュー2周年記念試合」に臨んで惜敗するも、成長の跡をしっかり残した。

 2021年5月4日、後楽園でのタッグマッチ(渡辺未詩&荒井VS伊藤麻希&遠藤有栖)でデビューした荒井は伊藤に完敗。その後、2019年3月19日、東京・両国国技館でインターナショナル・プリンセス王座をかけて一騎打ちするなど、何度も伊藤と戦ってきた。だが、この日は“記念試合”とあって、伊藤との初の純粋タッグで出陣。初代プリンセスタッグ王者組であり、久々のタッグ結成となる坂崎ユカと中島翔子の強力コンビと対戦した。

 荒井は坂崎に顔を踏みつけられるなど厳しい攻めを受けたが、中島にFinally(カカト落とし)を叩き込む。

 これはカットされたが、坂崎にビッグブーツ、フルネルソンバスター、サソリ固めと怒涛の攻め。坂崎との強烈なエルボーのラリーで倒されたが、立ち上がった荒井はビッグブーツ連発で意地を見せた。しかし、最後は坂崎のマジカルメリーゴーランドで捕獲され、記念試合を白星で飾ることはできなかった。

 惜しくも敗れた荒井は「2年があっという間すぎて。ホントに楽しんでやってたんだなって今日も思って。負けたけど伊藤さんと組めたのもうれしかったし、今まで以上に今日は負けたくなかった。ユカさんと中島さん、すごい強いのは分かってたけど、2人に勝ちたい気持ちが大きかった。最後まであきれずに頑張れたかなと思う。それは2年の成長かなと思うんで、3年目に期待です。頑張ります」と話した。

タッグを組んだ伊藤は「よくプロレスを続けたなと思うよ。デビュー戦のとき、すぐやめるだろうなって思ったから、ビックリした」と賛辞。荒井が「伊藤さんと組んでみたい気持ちがあった」と告白すると、伊藤は「今、山下(実優)いないから、組んであげてもいいよ」とまんざらでもない様子だった。

【大会名】YES! WONDERLAND ’23
【日時】2023年5月5日(金・祝)
【会場】東京・後楽園ホール
【観衆】774人

▼第一試合 15分一本勝負
○HIMAWARI vs 鈴木志乃●
6分28秒 逆片エビ固め

▼第二試合 20分一本勝負
○ハイパーミサヲ&風城ハル&大久保琉那 vs らく&原宿ぽむ●&猫はるな
10分32秒 体固め
※アイアムアヒーロー

▼第三試合 20分一本勝負
○上福ゆき&上原わかな vs 桐生真弥&凍雅●
9分40秒 片エビ固め
※フェイマサー

▼第四試合 20分一本勝負
○水波綾&宮本もか&鳥喰かや vs 乃蒼ヒカリ&角田奈穂&愛野ユキ●
12分55秒 片エビ固め
※ホットリミット

▼第五試合 15分一本勝負
○渡辺未詩 vs 遠藤有栖●
13分26秒 片エビ固め
※ティアドロップ

▼第六試合 荒井優希デビュー2周年記念試合 20分一本勝負
○坂崎ユカ&中島翔子 vs 伊藤麻希&荒井優希●
15分29秒 片エビ固め
※マジカルメリーゴーランド

▼セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合
<王者>○辰巳リカ vs 鈴芽●<挑戦者>
13分28秒 片エビ固め
※ミサイルヒップ。第10代王者が3度目の防衛に成功。

▼メインイベント プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
<王者>○瑞希 vs ソーヤー・レック●<挑戦者>
11分24秒 キューティースペシャル
※第12代王者が2度目の防衛に成功。

〈写真提供:東京女子プロレス〉

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加