【ドラディション】藤波辰爾の新プロジェクト『ドラゴンスタジアム』の概要を発表
ドラディションは東京・巣鴨の「闘道館」で記者会見を行い、藤波辰爾から新プロジェクト『ドラゴンスタジアム』の概要が発表された。
藤波のアフター50周年の目標となる本プロジェクトは、藤波自身が50年のプロレスキャリアで培った「技術」、「闘う心」を若手選手たちに伝え、教えていくことを趣旨に、若手選手に「新たな闘いの場」を創出することを目的にスタートする。
藤波は現在のプロレス界の課題と対策を5つ挙げている。
・レジェンドレスラーに依存しない新たな若手ヒーローの創出
・若手の登竜門となり、より多様な選手が出場できる機会の創出
・若手レスラーの成長・ステージアップの場の必要性
・これまでの常識とは異なる新時代のプロレス文化を若手のレスラー達が築いていかなければならない
・インターネットメディアをはじめとするあらゆる手法でプロレス露出を増やし若年層へのアプローチで新たなファンを増やすこと
これらの課題解決を通してプロレス界に明るい未来を築いていきたいと思うと語った。
また『ドラゴンスタジアム』が目指すものとしては、下記を挙げている。
⚫︎闘う場所の創出
各団体で今後の未来を担う元気な若手レスラーを選出し、そのレスラーが激しいバトルを繰り広げる新たな場所をつくります。
⚫︎新たなヒーローの誕生
バトルはインターネットメディアも活用しながら配信するため、選手の自己表現の場にもつながります。この大会を機にブレイクし、ニューヒーロー誕生のきっかけづくりを推進します。
⚫︎各プロレス団体の活性化
ドラゴンスタジアムで活躍した選手が新たなファンを創出し各団体に新たな層のファンが来場するという流れ、プロレス界全体の活性化のスパイラルを生み出したいと考えています。各団体に新たな収益が発生しプロレス界全体が活性化することを期待しています。
⚫︎選手個人の認知度UP
これまでと異なる角度から選手に注目が浴びることで、選手個別のファンも増え、それが新たな選手の収入につながるような施策も検討しています。選手の認知度UPにより、更にプロレスラーを目指す若者が増えることも期待しています。
『ドラゴンスタジアム』は、通常のドラディションの大会とは異なり、YouTubeなどでの配信や小規模な大会などで展開予定。
そして、『ドラゴンスタジアム』は、藤波辰爾公式ファンクラブ「ドラゴンファミリー」からも応援、支援が可能となる。
「ドラゴンスタジアム」第1シーズンは今年夏を予定。
▼『ドラゴンスタジアム』詳細はこちらから
https://dragon-stadium.jp/
あわせてドラディション15周年を記念し、新ロゴマークも発表された。
新ロゴマークは、藤波辰爾のシンボルでもある「ドラゴン」をモチーフに、50年のプロレス人生の不滅のポリシーである「NEVER GIVE UP」が刻み込まれたデザインとなった。