【新日本】限界発言のヒロムがTJPを撃破「限界だよ。限界だ。限界だぜ。」
新日本プロレスは5月19日(金) 、青森・新青森県総合運動公園 マエダアリーナ・サブアリーナにて『BEST OF THE SUPER Jr.30』を開催した。
『BEST OF THE SUPER Jr.30』
日時:2023年5月19日(金) 18:00開場 19:00開始
会場:青森・新青森県総合運動公園 マエダアリーナ・サブアリーナ
観衆:1,196人
今大会のメインイベントでTJPを下した高橋ヒロムは試合後バックステージで「「限界だよ。限界だ。限界だぜ。」と弱気な発言が出るも対戦相手のTJPに対しては「彼は凄いよ!天才だ!凄すぎる!」と称えつつ、最後は気を取り直し「もらったぜ、決勝トーナメントォォ!」とIWGPジュニア王者の威信をかけて優勝を目指すコメントを残した。
<試合結果>
▼第10試合 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr. 30』Aブロック公式戦
高橋 ヒロム 〇(5勝2敗=10点)
vs
TJP ×(4勝3敗=8点)
20分46秒 TIME BOMB→体固め
■試合後バックステージコメント
ヒロム「限界だよ。限界だ。限界だぜ。限界だぜ。ヘッヘッヘッヘ!笑っちゃった。笑っちゃったわ。そりゃ笑っちゃうわ。もう笑っちゃいますよ。まぁみんな同じ気持ちでしょう。『SUPER Jr.』闘ってる人間、それから応援してる人間も、1日1日どっと疲れが出ることでしょう!でも、その次の日には『SUPER Jr.』が恋しくなってたまらない!それで体力がかろうじて回復する!それでかろじて闘える!そういうもんなんじゃないでしょうか!?
ウァァァ!(絶叫)。行くぞ!今年のヒロムちゃんはさらに調子に乗ってる!もう何点でしょうか!?何点ですか?10点?12?(※誰も答えないと)言ってよ!普通に!教えて!12? 10?(※それでも誰も答えないと)オイオイオイ!この場にプロレスファンはいらっしゃらないんでしょうか!?10点か?12点か?オイ、どっちだよ。まあいいや。でも、これは決めたんじゃないでしょうか?とりあえず1位通過は分かんない。でも、2敗もしてるから1位通過とは言えないよ。
チャンピオンとして情けないけどね!1位通過をしたとは言えないよ。でも、2位は間違いないだろう!あわよくば1位!全然行けるだろう。でも、これもう通ったんじゃないか?でも、まだアナウンスでそういう決勝トーナメント進出とか言われてないから、まだなのかな?でも!もう!ほぼほぼ確定だろ。あと2試合、あと2試合、これ取れば確定だろ?
行けるぜ、オイ!今年の俺は輝いてるぜ!行けるぜ、決勝トーナメント!楽しみで、楽しみで仕方ない、ハハハハハ!それは笑っちゃうわ。アァこれもらったぜ!行けるぜ、オイ!今日は本当にあのTJPと闘えて心の底から嬉しかった。でも、次はお互い新品同士で闘いたいな、シングルマッチ。
いやぁ、彼は凄いよ!天才だ!凄すぎる! 俺はあのもう(※と言って両手を挙げて横に振ってポーズを取りながら)この時から好きだったから、この時から。分かるでしょ、みんな? 隠れTJPファンだったからね。闘えて嬉しかった。……(※一瞬間を置いて)もらったぜ、決勝トーナメントォォ!」
TJP「聞こえるな。(リングとコメントスペースの距離が)とても近い。ヒロム、ヒロム……そしてヒロムは……俺は落胆していない。大丈夫だ。
これが、(※右胸の『道』のタトゥーを指して)俺の内には、これがある。自宅の住所みたいなもんだ。全てをリング上で出して置いてきた。俺は間違いを犯していないし、ベストを尽くした。後悔は全くない。ヒロム、オマエの方が強かった。今日のところは。ヘイ、オマエの方が強い期間がかなり長いな。オマエがヤングライオンだった時から、俺はオマエを試していたが、ずっと俺が思っていた通り優秀だった。この世代の中で、最高のジュニア選手だ。尊敬する。
しかし、(※あと少しのジェスチャーをしながら)まだ惜しい。ほんのちょっと。考えなくても分かる。だから次に対決する時は……これは俺の希望じゃない。次に対決する時は必ず来る。オマエはその立場をこれからも長く維持することになるからな。遅かれ早かれ、俺と闘う……俺がオマエをその立場から退ける。そしてそれが実現し、オマエが俺からまた取り戻したいと思うなら、(※手招きをするジェスチャーをしながら)ただ望みを言えばいい。ありがとう」
<写真提供:新日本プロレス>