【ガンプロ】“BASARAのエース”木髙イサミが渡瀬瑞基の持つSOG世界無差別級王座奪取宣言!「このベルトは通行手形。これを持ってガンプロに出続けたい」

ガンバレ☆プロレスが6月30日、天下分け目の大一番「WRESTLE SEKIGAHARA Ⅱ」(7月9日、東京・大田区総合体育館)に向け、都内で記者会見を行った。

渡瀬瑞基が持つ“ガンプロの至宝”スピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑む、“BASARAのエース”木髙イサミが王座獲りを高らかに宣言した。

イサミは「ここ最近いろんな団体のベルトも狙ってはきたんですけど、どれも挑戦までいって負けて、その後参戦できずということがあったりして。今ガンプロの雰囲気が物凄くいいと思っておりまして。

その理由をずっと探してたんですけど、いい意味で大家健の色合いが薄くなったかなと思ってて。何でかったって言ったら、今成(夢人)選手だったり、勝村(周一朗)さんの影響だったり、そういうのがあるのかなと思ったんですけど。

最終的にはこの団体の色をつくってるのはチャンプであり、渡瀬選手だと思ったんで。ベルトはもちろんほしいですし、渡瀬選手にも勝ちたいけど、このベルトを通行手形だと思ってるんで、これを持ってガンプロに出続けたい」とキッパリ。

かたや、王者の渡瀬は「前回の(5・5)後楽園での防衛戦(対石井慧介)のときに、自分はこの団体のチャンピオンであるという自覚を持って、試合に臨んだんですけど。その自覚をもつと同時に木高イサミのすごさを知って。

この気持ち、この覚悟をずっと持ちながら戦い続けてる選手なんだなって知って。この挑戦者の凄さが分かったんですけど。それでも負けるつもりは全くなくて、世界一のガンプロ・ユニバースの応援があれば、自分はどんな戦いにも勝てると思ってて。

実際5・5後楽園、体力なんて残ってなかったけど、最後にベルト持ってたのは俺で。その応援があるから、みんなと一緒に戦えるから、立ち上がることができた。だからこの戦いはガンバレ☆プロレスvsBASARAの戦いと思ってもらってもいいと思います。

このままだとガンプロ・ユニバースだけの応援になってしまうんで、BASARAの応援団も急いでチケット勝ったほうがいいと思ってます」とベルト死守を誓った。

ベルト奪取後について、イサミは「(BASARAでの防衛戦も)もちろんやってみたいですね。以前、他団体のベルトかけて、うちでやったこともあるんで。通行手形でもありますし、獲ってしまえば、僕のもの。

(ガンプロ勢が乗り込んできたら?)BASARAは喧嘩上等なんで。他団体でも他流試合はいくらでもやるんで。そういうのを考えても、僕が持ったほうが面白いんだろうなって思います。

ガンプロ・ユニバースの熱って、言ってましたけど、ガンプロ・ユニバースの熱量で僕が出たいと思わせるんで。どんどん渡瀬選手を応援してもらって。それが僕の力になるんで」と青写真を描いた。

昨年12月27日、後楽園の王座奪取から半年が経過した渡瀬は他団体でも防衛戦を行ってきたが、「このベルトの挑戦者を見てもらったら分かると思いますけど、価値がどんどん上がってると思うんで。

このベルトがなくても、イサミさんが参戦したいというなら、通行手形がなくても参戦していただきたいし、俺がベルト持ってBASARAに乗り込む方が面白いんじゃないかなと思うんで」と言い返し、「(防衛したら)日本全国、世界での防衛戦も考えています。ずっとベルトは持ち続けています」と意気込んだ。

<写真提供:ガンバレ☆プロレス>

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