【スターダム】ジャガー&ナナモモが躍動し“全女トリオ”がキッド&桃&優宇に快勝!奈七永「プロレス続けてるといいことがある」


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スターダムは8月19日(土)、東京・大田区総合体育館にて『STARDOM ミッドサマーフェス2023』を開催した。

『STARDOM ミッドサマーフェス2023』
日時:8月19日(土)
会場:東京・大田区総合体育館
観衆:1,653人

今大会では女子プロレスの歴史を彩って来た歴戦の強者が集結。

ジャガー横田、ダンプ松本、井上京子、井上貴子、神取忍、そして引退している中西百重も1日限定復帰を行った。

そんなレジェンド戦士たちと現在のスターダム勢が加わる豪華カードがラインナップされた。

迎えたメインイベントでは中西百重&高橋奈七永のナナモモにジャガー横田が加わり全日本女子プロレストリオが大復活。


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対戦相手にはスターライト・キッド&渡辺桃の大江戸隊に優宇が参戦し、6人タッグマッチで対戦。


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全日本女子プロレストリオがリングインし、試合が開始。


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試合は各々の魅力を随所で発揮し、場内を大いに沸かす。


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中西百重は引退しているとは思えない程のスピードとキレを見せ場内を驚かせた。


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現在の女子プロ界をけん引する大江戸隊も底力を発揮し、高橋奈七永を追い詰める。


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最後は久々の復活を見せた高橋奈七永&中西百重の「ナナモモダイバー」がキッドに炸裂し、奈七永が3カウントを奪取。

<試合結果>

▼メインイベント 6人タッグマッチ 30分1本勝負
中西百重
高橋奈七永 〇
ジャガー横田
vs
優宇
渡辺桃
スターライト・キッド ×
27分1秒 ナナモモダイバー→片エビ固め


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試合後、キッドの健闘を称えるナナモモ。


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■試合後のリング上

高橋奈七永「色んな世代が今日出た大会なわけですが、キッド、もしかしたら今日この大会があるのはキッド、オマエのおかげかもしれない。だから、お礼を言わないといけないのかもしれない」

キッド「お礼なんてこれっぽちもいらねえんだよ!私は奈七永に何度負けようが心は決して折れてない!さっき手を取られたけどな、私が奈七永の目の前で拳を突き上げるときは、私が奈七永に勝ったときだ。そのときは必ず自分の力で勝って、奈七永を見下しながら拳を突き上げてやるからよ。私と何度でも闘え!」

奈七永「ありがとうキッドちゃん。そんでなあ、優宇、優宇、オマエ、なにがやりたいのかな?ちょっとよくわかんないんだけど」

優宇「嫌がらせでこのカードになって、どう考えたってジャガー横田の方が大江戸隊の顔してんだろ!これはな、怒られたって言い続けるぞ、私よりジャガー横田の方が大江戸隊入りの顔してる。そして私は、大江戸隊には入らない!」

奈七永「オマエ、ジャガーさんに失礼だろうが!ジャガーさん、大江戸隊入るんですか?」

ジャガー「入ろっかな?入った方がいいかな?ねえ、入ってもいい?あらためましてスターダムのファンの皆さん、有難うございました。レジェンドのレジェンドは、ちょっとどんな感じかなときたところ、なかなかできる、スターダム。ビックリしました。人気のあるのがわかる。なので、応援してください女子プロレス。今日はありがとう。ありがとう」

中西「モモのプロレス楽しかったですか?復帰じゃない。プロレスってそう簡単にできるものじゃないと思います。なのでスターダムさん、簡単に声かけないでもらえますか?でも今日はすごく楽しかったです。有難うございました!」

奈七永「ナナモモが組めて、私もお客さんと一緒にメッチャ楽しかった!プロレス続けてると、いいことがある!みんなも見続けてると、いいことがある!昔も今もこれからも、続いていくずっと続いていくんだ。それをしっかりみんな、見ていてくださいよ。女子プロレスがイチバーン!」


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■試合後バックステージコメント

【8.19大田区】ミッドサマーフェス 2023 6人タッグマッチ 試合後コメント/ジャガー横田&高橋奈七永&中西百重《ナナモモ》

ジャガー「どうしてもね、スターダムのイメージだとビジュアルからみたいなのを考えながらきたんだけど、これがまたなかなかできるのでビックリしました。やっぱりプロレスが好きな人が残ってるので、そういう意味ではビジュアルばかりと言われないようにしようというふうに頑張っているのが闘ってみて感じました。もちろん私の立場から言うと気をつけないといけないところもあったんですが、やっぱり歴史の短い団体ですから、そう思って見たときに余計プレッシャーをかけながら頑張ってるんだなって姿を見せてもらいました」

――ナナモモとも組んで。

ジャガー「当時はもう組む間柄ではないので(高橋奈苗は)教え子ですから、そういう意味では私からしてみれば夢の一戦でしょうね。あの2人が前の現役のときに頑張ってたのを見てましたので、それは素晴らしい。即席で組んでもやっぱりやるときはやるんだなという意味では一流レスラーはブランクがあっても関係ないなと思いました」

――試合中にバットを振り回す場面もあったが。

ジャガー「あれは真の姿ですから、私の。でも頼もしい選手が多くて、ちょっと安心して帰ります。同じレスラーとしていろんな見方ができますが、スターダムに上がらせてもらってなかなかこんな動員ができる団体は少ないので女子は。そういう意味ではとても新鮮だったし、魅了する者はなんなのかと勉強のために見させてもらいました。それだけ努力しているというのを考えてます」

――またスターダムマットに上がりたい気持ちは?

ジャガー「そうですね、まあ、どこの団体さんも頑張ってるところは上がってぜひチャレンジしたいと。いまはチャレンジする立場ですからチャレンジしたいなとは思います」

ナナモモが入ってくる。

奈七永&中西「ありがとうございました」

奈七永「大江戸隊!」

ジャガー「敵にいるからな、こんどは」

奈七永「敵です。もう今日から敵です」

ジャガーが退席。

奈七永「すごすぎる、モモが。強すぎんだよ」

中西「継続は力なりだよ。やっぱ続けてる人ってすごいんです」

奈七永「継続しなくても力なりだったよ」

中西「え? いや、もうダメ、ブランク感じすぎて。でも反省するってなると次を考えてるみたいでいやだから(笑)。今日はやっぱ奈七永に助けられた。どうせ出るなら勝ちにこだわってたでしょ」

奈七永「もちろん。でもなんか、モモなんて何年ぶりのちゃんとした試合? ランブル戦で出たりとか」

中西「引退試合から18年くらい経ってると思います。ちゃんとした試合は」

奈七永「そんな動きじゃないのがホント天才レスラー。なんかワクワクする夢を見させてもらったというか、プロレスラーは夢を見ていただくものなので、それをやめただろうが、やめてないだろうが変わらない、リングに上がったら関係ないっていうものを見せられたのが、今日たくさんのレジェンドの方、ジャガーさんはレジェンド中のレジェンド、いろんな世代が集まって、そのレジェンドの方を見に来た、スターダムを普段見ないお客さんにもいろんなものが届いたのかなと思うので、昔も今もこれからも道はつながっていくというものを、私も全女解散のときに言ってたんですけど、自分の心の中に全女イズムだったり闘いだったりパッションがあれば、つないでいけると信じてやってますので、こういうなんか一日限りの夢かもしれないし、またあるかもしれないけど(笑)」

中西「やっぱ練習がつらいんだよ。すごい練習付き合ってもらったんですよ。道場行こうリング行こう、次いついく?ってすごい誘ってもらったんですけど、なかなかうまく時間が取れなくてもっとホントはやりたかったんだけど、でもやっぱり、いろんな選手がいる中でいろんなプロレスの楽しさ、昔、私、中西百重という選手がいました、いまいる高橋奈七永と混ざり合うとこういうプロレスが見せられます。いろいろ広がっていくじゃないですか。そういうのをいま若い選手たちに見せたかった」

奈七永「キッドな、オマエな、高橋奈七永、高橋奈七永言うんだったら今日感じただろ、リングで、同じリングで感じたよな。このスピード感だったり闘う気持ちだったり、それを盗めよ、しっかり。モモ☆ラッチやってるだけじゃなくて技だけじゃなくて、しっかりもっと強くなれ。もっともっと私にぶつかってこい。そうしたらまた何度でも闘ってやるからよ。楽しみだよ! あと優宇も…。ジャガーさんは大江戸隊に入ったの? じゃあ、これからもあるぞ! プロレスは、パッション!」


【8.19大田区】ミッドサマーフェス 2023 6人タッグマッチ 試合後コメント/渡辺桃&スターライト・キッド&優宇 

キッド「言い出しっぺ、負けました。今日の主役、ナナモモに取られたのかな? メインだったからこそ絶対主役にならなきゃダメだったと思うし、誰がここのリングでレジェンドが締める大会なんて見てえんだよ。ああ、悔しい。ごめん、桃」

桃「大丈夫、大丈夫だけど、私はジャガー横田は許さねえ。アイツ、バット奪い取った上に、なおかつ私にバット食らわしたアイツ、おい、しかも優宇もよ、殴ってきて、アイツとは2度と組まねえ」

キッド「やっぱ息が合わないみたいね。でも、マジでボコボコにされたけど、これが全女の闘いなんだって、メチャメチャなリングなのが全女? 私が見てた全女を体感できてマジで痛いし、ボッコボコだけどすごく楽しかった。負けたのは悔しいけどね。でも、私は欲深き黒虎だから貪欲で負けず嫌いでほしいものはほしいし、自分が一番じゃなきゃ嫌だし、なんでもありなのがSLK。だからもっと強さを手に入れるためにも五番?勝負なのかわからないけど強さのためにもそういうのもっともっとやりたいし、奈七永! 私が満足するまで何度でも私と闘いあってください。こんなとこまで来て今日で終わりなんてことはない」

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