【新日本】10.9両国で王者SANADAがEVILとの王座戦に「ランバージャック」を提案
新日本プロレスは10月9日(月・祝) 、両国国技館にて開催する『DESTRUCTION in RYOGOKU』に向けて記者会見を開催した。
会見にはIWGP世界ヘビー級選手権試合を行う王者SANADAと挑戦者EVILが出席。
また会見前にはSANADAとEVILの勝者に、1.4東京ドーム大会のメインイベントで『G1』覇者・内藤哲也が挑戦することが決定した。
『DESTRUCTION in RYOGOKU』
日時:10月9日(月・祝) 15:30開場 17:00開始
会場:東京・両国国技館
▼メインイベント 60分1本勝負
IWGP 世界ヘビー級選手権試合
<第7代王者>
SANADA
vs
<挑戦者>
“キング・オブ・ダークネス”EVIL
※4度の防衛戦
EVIL「コメント?そもそもよ、SANADAが『G1』で俺に負けて情けない姿をさらしたから、会社がコイツはチャンピオンとしてダメだなと思って、ベルトを剥奪して俺に譲渡したんだろ?すなわち俺がいまチャンピオン。ベルトはここにあるんだよ。コメントっていうのはよ、“挑戦者”のSANADAから言わすのが筋だろ?どうせよ、泣き言と逃げ口上しか並べられないだろうけどな。話はそれからだ。以上」
SANADA「今回のタイトルマッチ、IWGP戦で相応しくないかもしれないですけども、ランバージャックを提案したいです。このように勝手にチャンピオンベルトを盗んだり、前哨戦でも反則、好き勝手し放題なので。そもそもEVILは元タッグパートナーでした。2017年、18年とタッグリーグを優勝したり、IWGPタッグチャンピオンになったり、自分のプロレスキャリアの中で最高のタッグパートナーでした。その時からEVILとはIWGP戦したいなと自分の中で目標や夢を持ってやってて、今回このような形で実現したので、正々堂々やりたいので、ランバージャックはいかがでしょうか?」
EVIL「何を言い出すかと思えば、まあルールの件についてはよ、考えておいてやるよ。俺からも言っといてやるよ。両国でよ、このベルトをキッチリ防衛して、今年の汚れ、今年のうちにって言うだろ?Just 5 Guysもろとも終わらせてやるからな。わかったか、よく覚えとけ!」
ここでEVILはベルトを持って1人引き揚げた。
ここで記者との質疑応答となった。
――ベルトを取られ続けている点に関して
SANADA「8月のG1の決勝で獲られて、そのあと海外とかに行って、やっぱ海外のファンとかチャンピオンベルトを持ったSANADAをみんな見たかったと思うんですけど、それを見せれなかったり、いま地方を回ったりとかしてて、その姿を見せれないっていうのはすごい残念ですね」
――ランバージャックを提案した意図について
SANADA「自分の予想だと反則行為、乱入してくると思うので、それだったら最初からセコンドについてもらって、Just 5 Guysのメンバーもセコンドについてもらって、それで正々堂々と試合をしたいなっていう思いで、ランバージャックを提案いたしました」
――ゲスト解説に武藤敬司さんが入られるという発表がありました。SANADA選手がチャンピオンとしてその大会のメインでタイトルマッチを行うという部分に関してはいかがですか?
SANADA「自分は武藤さんの頃、良い辞め方をしてないので、好まれてはいないと思うんですけど。ただ、今回の試合で武藤チルドレンのSANADAが、武藤さんが嫉妬するような、また武藤さんが復帰したくなるような試合を見せれたらなとは思ってます」
――この一戦の勝者が1.4東京ドームで内藤哲也選手とのタイトルマッチを行うということで、現時点で内藤戦への想いについては?
SANADA「もし勝ったら自分は東京ドームのメインイベントが初めてなんですけども、2005年に自分は新日本プロレスの入門テストに落ちてて、その時に受かったのが内藤哲也だけで、そこから19年後、落ちたSANADAがチャンピオン、受かった内藤哲也がチャレンジャー、このシチュエーションはすごいエモいなと思って、自分の中ですごいワクワクしてます」
――先ほど、過去にタッグを組んでいたEVIL選手を最高のタッグーパートナーと評してましたが、この2人でIWGP 世界ヘビー級選手権をやるというのは感慨深い?
SANADA「そうですね。自分のプロレスキャリアの中で一番しっくり来たタッグパートナーだったので、おたがいそうだと思うんですけど。元々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンっていうプロレス業界で人気のユニットにいた2人が、このままじゃダメだなと思って2人とも出て行って、たぶんなんやかんやで2人とも一番のライバルは過去の自分だと思うんですよ。その時、すごい応援されてたりとか、それを打ち破って出した行動なので、いまを一生懸命生きる闘いになるんじゃないかなと思っております」
――ベルトを強奪されたのも両国ということで、両国という舞台に対しての想いは
SANADA「自分の中ではこの新日本プロレスのリングに初めて上がったのも両国ですし、チャンピオンになったのも両国で、自分の中で思い入れがある会場なので、その思い入れのある会場に恩返しできるようしっかり防衛したいなと思っております」
――G1での敗戦などもありましたが、EVIL選手へ苦手意識は
SANADA「じつは一回勝ってるんですよ、一昨日の福岡で。自分がEVILのことを一番知ってると思うんですよ、このリング上で。苦手意識はないですね。すごい考える方なので、あんな考えなきゃ悪いこともできないですし、自分もそれ以上に考えて立ち向かっていこうかなと思っております」
<写真提供:新日本プロレス>
➡次ページ(【動画】大荒れのIWGP世界へビー…“自称”王者・EVILがSANADAをリングに監禁! 秋の両国決戦は一体どうなる!?)へ続く
Pages 1 2