【大阪プロレス】ゼウスが超満員の観客に『天王山トーナメント』優勝を宣言!

大阪プロレスは10月15日(日)、兵庫・伊丹アイホールにて『天王山2023~誰が一番強いねん!トーナメント~』開幕戦1回戦を開催した。

天王山2023~誰が一番強いねん!トーナメント~開幕戦1回戦
日時:2023.10.15(日)
会場:兵庫・伊丹アイホール
観衆:300名(超満員札止め)

※オープニング
前年度覇者タイガースマスクが体調不良で急遽欠場となった為、規定により対戦相手の佐野が不戦勝で2回戦進出

▼第1試合 タッグマッチ1/30
●ビリーケン・キッド&大坂丈一郎[11’43″エビルベアーボム→片エビ固め]三原一晃○&浅川紫悠
〈寸評〉
来週の天王山一回戦でぶつかる者同士の前哨戦となったタッグマッチで今年3回目の伊丹大会が開幕。
上半身を露にしてシリアスモードのマスクで登場の丈一郎がハッスルして大暴れするも三原の突進力を止められず、
最初は三原と浅川がギクシャクしたものの三原が大暴れで一回戦の相手ビリーを力で叩き伏せ天王山への意気込みを見せつけた。

▼第2試合 タッグマッチ1/30
くいしんぼう仮面&○佐野蒼嵐[9’18″マウントパンチ]えべっさん&救世忍者乱丸●
〈寸評〉
お笑いプロレス界の大御所3人に囲まれた形の佐野が予想通り弄られまくる展開になってしまう。
一度はイジけて帰ろうとするも館内の佐野コールに応えて試合に加わる。
その後も3人の独自ワールドに弄られまくる展開に突如キレた佐野が乱丸に馬乗りになりマウントパンチを乱打し試合終了。

▼第3試合 天王山1回戦1/30
●ブラックバファロー[9’05″ライジングドラゴン]ザ・ボディガー○
※ボディガーが2回戦進出
〈寸評〉
バファの奇襲から場外戦で荒れたスタート。そのままラフファイトでペースを握ったバファローが攻めまくるもボディガーはフォールを許さず、
息を吹き返してからは大暴れで反撃に転じ、かかと落としからハイキックが鮮やかに決まりリング中央でバファの執念をねじ切った。

▼第4試合 天王山1回戦1/30
●ツバサ[18’16″龍牙→エビ固め]松房龍哉○
※松房が2回戦進出
〈寸評〉
序盤はじっくりレスリング勝負で互いのコンディションを探るが次第にお互いの弱点である松房の肘とツバサの膝を攻める展開に。
高度な読み合いで決定打を許さない混戦の中で様々なバリエーションの膝蹴りを効果的に決めた松房がダメージの残るツバサに猛ラッシュをかけ、
膝蹴り4連打から執念で抑え込み初のツバサ越えを果たした。

▼第5試合 天王山1回戦1/30
○ゼウス[16’28″ジャックハマー→片エビ固め]クワイエット・ストーム●
※ゼウスが2回戦進出
〈寸評〉
7月より無差別級王座を巡る因縁が再燃した両者による遺恨マッチは共に野獣の如く雄叫びをあげながら本能のままに激しくぶつかり合う。
ストームの剛腕を潰すべくゼウスが執拗なキーロックで攻めまくる。しかし要所要所でセコンドについたローグネイションの浅川が介入しゼウスの進撃を阻止する。
その間に復活したストームが場外でゼウスに強烈なチョップで反撃に出る。その後は互いの大技が繰り出され激しい消耗戦になりがっぷり四つの互角に。
活路を開きたいストームは浅川を使ってレフリーをKOし乱入してゼウスに二人がかりで攻め立て場内は大ブーイングに包まれる。
しかし逆にゼウスの怒りに火をつけてしまい猛反撃を浴び一気に必殺技でストームに逆転勝利

※試合後、マイクを掴んだゼウスは超満員の観客に天王山優勝を誓って締めた

<写真提供:大阪プロレス>

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