【新日本】『WTL』永田&鈴木がモンスターソースの全勝を阻止、待望の1勝目を挙げる!しかし鈴木は「何でお前、上からなの?」

新日本プロレスは12月2日(土)、大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)にて『WORLD TAG LEAGUE 2023』第10戦を開催した。

『WORLD TAG LEAGUE 2023』
日時:2023年12月2日(土) 17:00開場 18:00開始
会場:大阪・大阪府立体育会館・第2競技場(エディオンアリーナ大阪)
観衆:952人(札止め)

セミファイナルでは『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式戦が行われ、永田裕志&鈴木みのる組(0勝4敗)とランス・アーチャー&アレックス・ゼイン組(4勝0敗)が対戦した。

未勝利の永田と鈴木、対する相手は公式戦全勝で快進撃を続けるアーチャーとゼインのモンスターソース。

元鈴木軍の鈴木とアーチャーは序盤から闘志をむき出しにする試合を展開。

終盤、永田に波状攻撃をかけるモンスターソースがフィニッシュを狙い合体技ブラックアウトソースを仕掛けるも、これを鈴木が阻止に成功。

モンスターソースの分断に成功した永田はゼインにバックドロップホールドを炸裂させ、ついに待望の1勝目を挙げた。

<試合結果>

▼第7試合 30分1本勝負
『WORLD TAG LEAGUE 2023』Bブロック公式リーグ戦
鈴木 みのる
永田 裕志 〇
(1勝4敗=2点)
vs
アレックス・ゼイン ×
ランス・アーチャー
(4勝1敗=8点)
10分23秒  バックドロップホールド

■試合後バックステージコメント

永田「苦しんで、苦しんで得たこの1勝。いやあ、最高の勝利です。俺が勝った、それ以上にね、(鈴木の)サポートがさすがだったよ。(※鈴木に)な。……(※鈴木がずっと睨みつけているので)うれしくないの?」

鈴木「何でお前、上からなの?」

永田「は?」

鈴木「お前はよぉ、何を見てんだ?何を見て戦ってんだよ。あ?オメェが見てるのは、気に入らねぇ俺のツラじゃねーかよ。オメェが見てんのはそこだろ。俺たちが見なきゃいけねぇのは敵だろうが。クソッ(※と、1人で立ち去る)」

永田「今のは屁理屈以外の何ものでもないですね。素直じゃないんだからホントに……。こないだ言った通り、我々は……まあコンビネーションなのかお互いの意志なのか分からないけど、少しずつ、少しずつ歩み寄ってるのが、今日の試合見ても皆さん分かったでしょうし。俺が最後、バックスープレックス行く前に『決めろ、永田ーっ!』って声聞こえましたよ。ここが決めどころだなと思ったし。だからそういう部分でも、ああやってひねくれてますけど、お互いの意志は一つになりつつある。うん、何だかんだ言ったってそういうもんですよ。戦って負けるのが一番イヤだってさ、本人も気付いてるんですよ。だから、勝っても喜びを表さずに、すぐに戻っちゃう。いいじゃないですか、それはそれで。残り2つ、全勝します。以上(※敬礼)」

アーチャー「……これ以上は負けん(※と、先に立ち去る)」

ゼイン「ただ言いたいのは、ランスに申し訳ない。新日本のファンに申し訳ない。そして何よりも自分自身に申し訳ないということだ。いつもと同じように今夜も勝ちたかったのはわかっている。いつもの晩のように、勝ってきれいにして、星取表のポイントを2点獲得して、この『WORLD “ソース” LEAGUE』での無敗を継続したかった。しかし勝つこともあれば負けることもある。
今夜は負けた。今夜はたくさんのものを失った。だがたった2点だ。わずか2点だということを覚えておかなければ。俺たちはまだ順調に進んでいる。『WORLD TAG LEAGUE』を優勝に向け進んでいるんだ。『WRESTLE KINGDOM』への道を進んでいる……これは俺の長年の夢だった。新日本プロレスを見続けるために、違法にパイパービューを見てテープをやりとりしていた頃からの夢だ。
俺はただの貧乏な子供で、サンドイッチを作るためにパンからカビを取り除いてた。その時から、ずっと夢だったんだ。だが俺たちはその時から長い道のりを歩んできた。サンドイッチのパンからカビを取り除いてたあの頃から、ずいぶんと長い道のりを歩んできた。長い道のりを経て、俺たちは良い食事ができるようになった。
無敗記録から勝ち点2が減ったからといって、止まるつもりはない。ノー。俺たちは明日も止まらない。ヤツらを並べよう。次の、4、5、6、7。7試合並べよう。全員を並ばせて、毎回生きたまま食べてやる!(今夜の負けでは)何も変わらない!イタダキマス!」

<写真提供:新日本プロレス>

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