【全日本】『××スタイル』の三冠王者・中嶋勝彦が斉藤ジュンを撃破しV4達成!危機的状況に安齊勇馬が挑戦者に名乗りをあげる!!

全日本プロレスは2月20日(火)、東京・後楽園ホールにて『エキサイトシリーズ2024』を開催した。

『エキサイトシリーズ2024』
日時:2月20日(火) 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1,269人

メインイベントでは三冠ヘビー級選手権試合が行われ、斉藤レイの負傷欠場を受け名乗りを上げた斉藤ブラザーズの兄・斉藤ジュンが、王者中嶋勝彦に挑戦。

三冠王者の中嶋は、猪木元気工場(IGF)からの『闘魂スタイル』使用についての警告書を受けており、先日の記者会見で謝罪。

この日はガウンに刺繍されていた『闘魂スタイル』の『闘魂』部分の2文字を上から『××』で覆い『××スタイル』のガウンで登場した。

試合では中嶋の鋭い打撃とジュンの重量感のあるパワーが真っ向ぶつかり合った。

終盤、ジュンが中嶋に強烈なスピアーからのど輪落としを炸裂させ、あわやという場面を作って見せたが、この日も王者中嶋も執念の粘りを見せ最後は師匠である佐々木健介譲りのノーザンライトボムを決め、4度目の防衛に成功した。

<試合結果>

▼メインイベント 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
<第71代王者>中嶋勝彦 〇
vs
<挑戦者>斉藤ジュン ×
18分11秒 ノーザンライトボム→片エビ固め
※第71代王者・中嶋勝彦、4度目の防衛に成功

試合後、王者・中嶋はなんと斉藤ブラザーズへ共闘を促し場内をざわつかせる場面も。

これに対しては斉藤ブラザーズもリング下で「NO!」の意思表示を示した。

続けて中嶋はマイクで「明るく楽しく激しい全日本プロレスさんよ。元気が足りねぇよ。この元気にバカに闘うバツバツスタイルの中嶋勝彦がいまもなお三冠ベルトを持っている。全日本プロレス、いつ何時でも全日本プロレスの挑戦を受けてやる。ここまで言ったらそろそろ出てきていいんじゃないか」

ここで安齊勇馬がリングに姿を現す。

中嶋「オイ、諏訪魔。スーパールーキーの陰に隠れてなにやってんだよ」

安齊「俺は全日本プロレスが大好きです。そして全日本プロレスを見てくれて応援してくれる皆さんのことも大好きです。だからこそ全日本を見に来た皆には笑顔で帰ってほしい。そのために中嶋選手、俺がそのベルト、いや、全日本の俺たちで取り返します。俺に挑戦させてください」

中嶋「オマエがか?それともなんだ、諏訪魔を連れて2対1でやるのか?俺はどっちでもいいぞ。オマエの力で俺の首かっ切ってみろ。」

安齊「俺は他の人たちみたいに上手いこと言えるかわかんないから、1個だけ皆んなと約束したいです。いつどこで組まれるかわからないけど、必ず俺がベルトを取り返すから、皆さんぜひ応援しに来てください。これからもニューピリオドの俺と本田が全日本プロレス盛り上げていくので、ぜひみなさんこれからも全日本プロレスを、そして俺のことを見ていてください」

■試合後バックステージコメント

三冠王座初挑戦も、惜しくも王者中嶋勝彦に敗れた斉藤ジュン

ジュン「中嶋勝彦、リングでゴチャゴチャ言ってたが、俺たち斉藤ブラザーズは絶対のタッグ屋だ。お前は斉藤ブラザーズが必ずDOOMしてやる」

レイ「リング上に必ず復帰してやるぜ!楽しみにしてろ!フォー!」

三冠4度目の防衛に成功した中嶋勝彦

「リング上で言った通り、俺は明るく激しく楽しい全日本プロレスで元気にバカに戦う。この俺が、××スタイルのこの中嶋勝彦が現三冠王者だ。いつ何時でも全日本プロレスの挑戦を俺は受ける」

中嶋勝彦のもつ三冠王座挑戦を表明した安齊勇馬

「今、リング上で言ったことが全てです。俺は全日本が大好きで、全日本のことを好きでいてくれるファンの皆さんのことも心から大好きです。その人たちに笑顔で帰ってもらうために、俺は必ず中嶋勝彦から三冠ベルト取り返します。それがみんなとの約束だと思ってます。ぜひ、これからも俺のことを見ていてください」

<写真提供:伊藤ミチタカ氏>

※全試合結果は団体公式HPへ
https://x.gd/G5UNE

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