【栃木プロレス】北村彰基が復帰!不動力也新副社長がリング上で所信表明

栃木プロレスは2月23日(金・祝)、栃木県総合文化センターにて『闘始め2024』新春黄金シリーズVol.2を開催した。

栃木プロレス『闘始め2024』新春黄金シリーズVol.2 試合結果
日時:2024年2月23日(金・祝) 試合開始12時00分(11時30分開場)
会場:栃木県総合文化センター

試合開始前に臼井代表&不動力也新副社長がリング上で所信表明

試合開始の12:30に栃木プロレスの臼井代表と不動新社長がリングイン。

臼井代表「超満員のご来場、誠にありがとうございます!この度、栃木プロレスでの、私の片腕になってもらうべく不動選手に、副社長に就任をお願いしました!」

不動力也「この度、『栃木プロレス副社長』に就任いたしました、不動力也です。リング上では橋本真也&大谷晋二郎に教わったことを、若い子たちに伝え、リングを降りましたら、『ファンの皆様』を一番に考えられる団体にしていきたいと思います!」

また、4月より、かねてより、思考中であった『栃木プロレス学校』が開校を迎える事もアナウンスされた。

 

▼北村彰基 復帰戦シングルマッチ 15分1本勝負
△北村彰基(時間切れ引き分け)井坂レオ△

昨年末に、無期限の欠場を発表した北村が約80日ぶりのリング。
その欠場中、北村の穴をうめていたのが、だれあろう、井坂レオであった。
私生活でも仲の良かった二人。北村の欠場は、井坂にとってもショキングな出来事であった。
そんな二人だけに、エルボー、チョップの打ち合いでも、一歩も譲らない。
今日の井坂は空中殺法も控え、『勝ち』にこだわる。
北村も今日だけは『敗けれない』と、ブランクを感じさせない気迫ファイトでくらいついていく。
互いが相手の4手5手先を読み合う攻防を展開。最後は井坂がトップロープから技をかけよう!と、したところでタイムアップ。時間切れとなった。

北村彰基『ZERO1、栃木プロレス関係者、家族、ファンの皆様の支えがあったからこそ今日このリングに帰ってくる事ができました。復帰戦で戦ってくれた井坂レオ。あなたが地元まで来てくれて、熱く語ってくれた時のあの言葉を俺は絶対忘れません。また今日から再スタートします!本日は応援ありがとうございました!やっぱり俺にはプロレスしかない!プロレスが大好きです!』

▼シングルマッチ 20分1本勝負
×朱鷺裕基(10分11秒ムーンサルトプレス→体固め)宮本裕向〇

朱鷺裕基「3月3日の後楽園であたる宮本裕向選手とやって今日は負けてしまったけれど、後楽園では絶対に負けない!」

▼タッグマッチ 20分1本勝負
永尾颯樹&×斎藤拓海(12分11秒腕ひしぎ逆十字固め)佐藤耕平&〇横井弘孝

伝説のタッグチーム『ROWDY』がZERO1マットに復活!
やんちゃで知られる斎藤相手に、「これぞ!ZERO1!」というバチバチファイトを展開!
思わず招聘した臼井代表も『やっぱこれだね!』と、叫ぶほど、『強さ』『激しさ』『痛さ』をみせつけた。

 

▼インターバルにファミリーマート、星野が登場!
「高橋ヒロムを倒して、時代を変えます!」(星野)
インターバルには『あなたとコンビニ・ファミリーマート』が登場。
『地産地食』をテーマに、栃木150年の記念商品を栃木県とこらぼしていてその商品の応援大使を北村が行っていることを報告。
現在、栃木県内のファミリーマートで、北村の写真が飾られていることを報告した。
続いて、3/3後楽園にて、新日本プロレス・高橋ヒロムとの一騎打ちの決まった星野が登場。

星野良「3/3後楽園ホール大会で、俺の新日本プロレスと戦いたいという願いから、ついに実現した。相手は高橋ヒロム。いま世界で高橋ヒロムと戦いたいレスラーはものすごい数がいると思います。そんな長い行列関係なく、シングルマッチで戦えることになった事は、改めて天下一ジュニア優勝して、そしてあの時、直訴ができて良かったと思いました。今回、俺は「戦えて良かった、いい経験ができた!」でただのチャレンジマッチで終わらす気はさらさら無いし、足下をすくってやるつもりでいるから3月3日後楽園ホールでZERO1史上最大の歴史残してやります!」

 

▼インターコンチネンタルタッグ選手権試合 30分1本勝負
〇松永準也&佐藤嗣崇(王者組)(Bスティング→エビ固め)関本大介&×不動力也

副社長になり、勢いのある不動と、実力では世界基準の関本が挑戦者として、王者組の前に立ちはだかる。
スーパーヘビー級の肉弾戦のなかで、他に比べると、線の細く見える、松永が集中攻撃にあってしまう。
ただ、松永も昨年の火祭り覇者として、敗けられないため、耐え忍んでいく。
最後は、重い不動を必殺Bスティングでピン。王者組がベルト防衛に成功した。

松永準也「インターコンチ防衛成功したぞ!このまま、3/3後楽園ホールで佐藤耕平、KAMIKAZE組にガッチリ勝って、3/20 2AW後楽園ホールでダブルタイトルマッチしてやるぞ!」

佐藤嗣崇「インターコンチV2達成!!次は、佐藤耕平選手&カミカゼいやテングカイザーいやカミカゼ選手、老舗の元ZERO1所属タッグからしっかり防衛して、新しいZERO1タッグを見せます。」

▼インターナショナル&世界ジュニア ジュニア二冠選手権試合 30分1本勝負
〇馬場拓海(王者)(25分10秒BBボム→エビ固め)高岩竜一×(挑戦者)

1/1後楽園で高岩に敗れ、次から次へと挑戦者が名乗り。
その中で、1/7にアストロ・ブラックを。そして本日の高岩と2大会連続でメインを任せられた馬場。
入場時こそ、『明るく、楽しいBB』も、試合が入るとスイッチが変わり、現在の『ZERO1ジュニア』の顔に。
片や、星川、日高、外国人らレジェンド達と過去の『ZERO1ジュニア』を支えてきた高岩とのイデオロギー対決。
パワーではジュニア枠を超越している高岩。
そして盟友・大谷の創ったリングでもあり、気合が入りまくる。
馬場は馬場で『守るべきリング』の為に闘う。
両者、力と、スピード、チョップとキック。
シンプルながら、『闘い』に、超満員の観衆は段々と惹きつけられていく。
カウント2.9が続く中、最後は必殺BBボムで馬場が激勝!
試合後は、両者が膝をつき、最敬礼。高岩が馬場を称え、手を挙げた。

試合後は所属全選手がリングへ。

復帰の北村に花束が贈られ、また敗れたものの、不動力也に、副社長就任記念試合として、臼井代表から『不動力也vs石川修司』が発表された。

全員で3/3後楽園へ向け一致団結のエールで終了。

馬場拓海「Jr2冠V2!やりました!やっぱりこのZERO1Jrの舞台で長く活躍してきた選手なだけあって、年齢とか関係ないのかと思うくらいパワーがあって、重みがあって、ZERO1を辞めたけどZERO1の魂みたいな物を感じて、本当に強かったです。でも、過去を超えて行くから新しい物が出来上がる。それこそ破壊・創造・誕生がZERO1だから、俺はこれからもっとこのZERO1のJrで新しい時代を創造していきたいと思います。そして、高岩さんとのタイトルをやる前に後楽園でどっちが勝っても挑戦するって吉岡さんが名乗り出てきていて、高岩さんとのタイトルがあるから考えないようにしていたけど、これでやっと吉岡さんへのワクワクとドキドキに向き合える。あの頃は敵わないと思っていた吉岡さんに蹴り勝って3月3日にV 3!やってやります! B B!」

高岩竜一「完敗!でも、闘い切りました。ありがとう。また、このリングに来ます!」

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