【大阪プロレス】ゼウス&タイガースマスク組が「大阪タッグフェスティバル2024」優勝を飾る!

大阪プロレスは2月24日(土)、大阪・アゼリア大正ホールにて『大阪タッグフェスティバル2024~優勝決定戦~』を開催した。

『大阪タッグフェスティバル2024~優勝決定戦~』
日時:2024.2.24.(土)
会場:大阪・アゼリア大正ホール
観衆:300名(超満員札止め)

①トーナメント準決勝1/30
ゼウス&○タイガースマスク[13’53″神の首固め]松房龍哉●&菊池悠斗
※ゼウス&タイガース組が決勝進出

〈寸評〉
大阪プロレスを牽引するコンビと関西プロレス界の未来を担うコンビの世代対決。
若手コンビが勢いそのままに序盤から猛スピードで攻め立てる。要所要所で反撃に出る首脳コンビも後が続かず苦しい展開が続く。
抜群のチームプレーで一気呵成に攻め込む若手コンビだったが一瞬の隙を突いた奥の手でタイガースが逆転勝利し辛うじて決勝進出を決めた。

②トーナメント準決勝1/30
クワイエット・ストーム&○大瀬良泰貴[14’01″リングアウト]桜島なおき●&野崎広大

〈寸評〉
ローグネイションと九州プロレス勢の軍団対抗戦は場外乱闘の荒れたスタート。
傍若無人なローグ軍に桜島が怒りの大噴火。野崎もつられて怒りのメガトン大暴れを見せ体格差で劣る大瀬良が捕まる。
姑息な反則攻撃を繰り返す大瀬良に九州コンビの集中砲火が容赦なく浴びせられる。
ド派手な場外乱闘の中、カウントストームと九州コンビがエプロン際で揉み合いをしてる所を大瀬良が3人を踏み台にして19カウントでリングインに成功。
まんまとリングアウト勝ちをせしめ決勝進出を決めた。

③タッグマッチ1/30
TORU&○ゴリアテ[10’52″クドスの竜巻→体固め]ザ・ボディガー&佐野蒼嵐●

〈寸評〉
大阪プロレスを執拗に挑発を続けるローグネイションが持ち込んだWAXで佐野の髪形をゴリアテ仕様にする前代未聞の暴挙で挑発する。
業を煮やしたボディガーが二人まとめて相手する大暴れで反撃の糸口を掴み、屈辱の仕返しを狙う佐野が持てる技をフルに繰り出し反撃する。
勢いに乗った所をレフリーのを盾に急所攻撃からゴリアテのフルスイングラリアットと続き、最後は巨人ゴリアテの必殺技で佐野を仕留めた。

④8人タッグマッチ1/30
ビリーケン・キッド&ARASHI&○ブラックめんそーれ&えべっさん[15’45″変形エビ固め]ツバサ&タコヤキーダー&大坂丈一郎&くいしんぼう仮面●

〈寸評〉タッグフェス敗退者による豪華セミファイナル。
これぞ大阪プロレスを体現するメンバーの中に入ってもブラックめんそーれは見事に対応する実力者ぶりを発揮する。
ネタが被る丈一郎との因縁も生まれ笑いが絶えない中、ARASHIが悪い大人たちの洗礼を浴びてしまい凌辱される。
その後も賑やかな展開の末、めんそーれが丸め込み自らの手で存在感をアピールした。

⑤トーナメント優勝決定戦1/無制限
○ゼウス&タイガースマスク[15’19″ジャックハマー→片エビ固め]クワイエット・ストーム&大瀬良泰貴●
※ゼウス&タイガースマスク組が優勝


〈寸評〉
セコンド総出で決勝戦に挑むローグネイションの奇襲攻撃で始まり、会場全体を使ったド派手な場外乱闘でペースを握る。
準決勝のダメージが残るタイガースが捕まり苦境が続く。昨夏から遺恨が続くゼウスとストームが激しい肉弾戦でしのぎを削りぶつかり合う。
怒りのタイガースがかつての愛弟子に手厳しい蹴りの連打で猛攻を掛ける。
逆にピンチに陥ったローグネイションはTORUがレフリーの気を引いてる間に大瀬良が復活するチームプレーを見せる。
大瀬良も姑息な反則攻撃とテクニカルな技で反撃するが闘志満々のゼウスが大瀬良に容赦ないラリアットの乱れ撃ちから必殺技で優勝の栄冠を手繰り寄せた。

《試合後》
優勝したゼウスとタイガースは次回3月大会でのタッグ王座挑戦を表明、TORUも受けて立ち次戦3・17アゼリア大会でのタイトルマッチが濃厚となった。

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