【新日本】「敗者髪切マッチ」は辻陽太が上村優也に勝利!試合後、辻がオカダに『旗揚げ記念日』で対戦要求

新日本プロレスは2月24日(土)、北海道立総合体育センター 北海きたえーるにて『THE NEW BEGINNING in SAPPOR』を開催した。

『THE NEW BEGINNING in SAPPORO』
日時:2024年2月24日(土) 12:30開場 14:00開始
会場:北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる
観衆:5,355人

セミファイナル(第8試合)では、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsJust 5 Guysの5番勝負の第4戦として、同期の辻陽太と上村優也が「敗者髪切マッチ」で対戦した。

互いに手の内を知り尽くす両者の攻防は、近未来の新日本プロレスのエース対決さながらの攻防を展開。

長髪をなびかせて戦う両者のプライドをかけた一戦は辻の執念が上回り、最後はジーンブラスターで勝利を手中に収めた。

試合を制した辻がハサミで上村の髪を切り、そのままバリカンを入れると、上村がそのバリカンを取り上げ自身の手で刈ってみせた。

<試合結果>

▼セミファイナル(第8試合) 30分1本勝負
敗者髪切りマッチ
辻陽太 〇
vs
上村優也 ×
28分20秒  ジーンブラスター→体固め

試合後、辻はラストマッチを終え解説席にいたオカダに詰め寄る場面も。

■試合後バックステージコメント

辻「(※イスに座り、上村の髪の毛を握りしめながら)これで3月から始まる『NEW JAPAN CUP』に本腰入れられるな。『NEW JAPAN CUP』を制して、内藤さん、アンタの前に挑戦者として立ってやる。
ただな、その前に1つだけやらなきゃいけねえことがあんだよ。オカダ! 俺はガッカリだよ。あのレインメーカーが、この新日本をこんな辞め方するなんてな。リングの上で泣きべそかいて、感謝しかねえって? そのくせなんだ、この中途半端な終わり方は。俺はこの数十年、新日本を引っ張ってきたお前がこんな筋の通らない辞め方するのが、この上なくガッカリだよ。ただよ、お前がこの新日本に貢献したのは、それは間違いない。
だから、俺から最後のチャンスを与えてやる。この札幌の次の大会、新日本の大会はどこだ? 『旗揚げ記念日』だろ? レインメーカー、新日本最後の試合に相応しいじゃねえか。その『旗揚げ記念日』で、この俺がお前の最後の相手になってやる。考えてみろ?
お前がこの新日本で唯一やり残したことと言えば、このジーン・ブラストした俺から一度もピンを獲ってないことだろう。アメリカに行くお前に……アメリカかどうかわかんねえけど、今こそお前がジーン・ブラストしなきゃいけねえんだよ。だから最後に、俺が餞のジーン・ブラスターをお前に放ってやるよ。オイ、棚橋社長! 『旗揚げ記念日』で俺とオカダのシングルマッチを組め。(※立ち上がって)フハハハハ!」

上村「今日、負けたから髪を切った。たまたま負けたから髪を切っただけだ。俺は明日からもいつも通りトレーニングして、次の試合に備えるだけだよ。もうこのことは終わったこと。次だ!
次、『NEW JAPAN CUP』か? もうそこを見てるよ。悔しいけど、辻は俺と同期で、パンデミック中もここにゲイブを加えた3人で、新日本プロレスの苦しい時代をヤングライオンとして支えてきたんだよ。
次は俺たちがメインイベンターとして、プロレス界を最高の舞台にします! 必ず。あとは新日本プロレスからいろいろ出て行く選手がいますけど、別に出て行くんだったらもうとっとと出てってくれ。何も心配いらねえよ。もっと盛り上げるし、俺が。
でも、壮行試合でやられた借りがあるから。新日本プロレスじゃなくてもいいんだよ。どこのリングでも俺は、“レインメーカー”オカダ・カズチカに、必ず借りを返す。以上、ありがとうございました!」

<写真提供:新日本プロレス>

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