【新日本】辻が後藤との激闘を制し『NJC』初優勝「覚悟はいいか、新時代の幕開けだ!」
新日本プロレスは3月20日(水・祝)、新潟・アオーレ長岡にて『NEW JAPAN CUP 2024』最終戦を開催した。
『NEW JAPAN CUP 2024』
日時:2024年3月20日(水・祝) 15:30開場 17:00開始
会場:新潟・アオーレ長岡
観衆:3,003人
メインイベント(第9試合)では『NEW JAPAN CUP 2024』決勝戦が行われ、後藤洋央紀と辻陽太が対戦。
これまで3度の優勝実績を誇る後藤に対し、初優勝を狙う辻は積極果敢な攻めに出る。
後藤も亡き父に4度目の優勝を捧げるべく、力強い攻撃を見せた。
互いに譲れぬ思いがある両者であったが、“新時代の旗手”として辻が後藤の猛攻を耐え抜き、最後はジーンブラスターで激闘に決着をつけ『NEW JAPAN CUP 2024』初制覇を成し遂げた。
<試合結果>
▼メインイベント(第9試合) 時間無制限1本勝負
『NEW JAPAN CUP 2024』決勝戦
後藤洋央紀 ×
vs
辻陽太 〇
23分01秒 ジーンブラスター→片エビ固め
※辻が「NEW JAPAN CUP」初優勝
試合後のリング上。
辻「新時代の扉が、今、開いたぞ!雨は止んで、帝国の王は去り、でも大丈夫だ。俺が、ここにいるから!俺が、新時代の象徴だ!なあ、みんな、その先にどんな景色が待ってるのか、一緒に歩いていこうぜ!でも、もう一つだけ、やらなきゃいけないことがある!内藤哲也、上がってきてくれよ」
ここで解説席にいた内藤がリングイン。
辻「宣言どおり俺はこの『NEW JAPAN CUP』で結果を残して、春の両国でアンタの前に立つ!このベルト、俺がいただいてやるよ!」
内藤「辻陽太、覚悟はいいか?4月6日、両国大会のメインイベント、俺が辻に今の新日本プロレス、いや、いまのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのプロレスを、存分に堪能させてやるぜ!カブロン!!」
ここで内藤が退場。
辻「このセルリアンブルーのリングは、世界最高のプロレスだ!そして、俺はこの新日本プロレスをさらなる高みへと引き上げる!なあ、新日本プロレスよ!覚悟はいいか?新時代の幕開けだ!!」
■試合後バックステージコメント
辻「(※祝杯用の席に座り)なあ、新時代の扉が開いたぞ。上村、成田、ゲイブ、オーカーン、ヒクレオ、ワト、そして海野、お前の目には今、何が映っている? そして次の両国では、俺が挑戦者として内藤哲也に挑戦する。もちろん、まずは内藤哲也に、内藤哲也に勝つことに全力を尽くす。ただ、俺にはその先のビジョンもある。俺は内藤哲也に勝って、新日本プロレスの最高峰のベルトを手に入れて、やらなきゃいけないことがあるんだ。内藤哲也、覚悟はいいか? 焦らずに待っててくれよ」
内藤「『NEW JAPAN CUP』の今年の優勝者は辻陽太。開幕前の優勝予想、本命は鷹木信悟だったんだけどね。対抗として辻陽太の名前を挙げていたから(※目を見開くポーズをして)俺見る目あるでしょ? 4月6日両国大会にて行われるIWGP世界ヘビー級選手権試合チャンピオン・内藤哲也vsチャレンジャー『NEW JAPAN CUP2024』優勝者・辻陽太。2021年8月1日、後楽園ホールにて行われた『辻陽太壮行試合』以来、2度目のシングルマッチ。陽太、覚悟はいいか? 俺がLOS INGOBERNABLES de JAPONの……いや、プロレスラーとして、内藤哲也のプロレスを辻陽太に存分に味わっていただくぜ、カブロン!」
後藤「(※YOSHI-HASHIの肩を借りてやって来て、バックパネルにもたれかかるように座り込んで、首を冷やしながら)このシリーズ、一緒に闘ってくれたファンのみんな、(※天を指差し)そしてオヤジ、そして今日セコンドに就いてくれたよっちゃん、本当に申し訳ない。(※YOSHI-HASHIに向かって)ごめん、よっちゃん」
YOSHI-HASHI「本当に今日来たお客さんとかも、めちゃめちゃ期待感があって、今日で本当終わったわけじゃないし」
後藤「今の俺に求められてたのは、やっぱり結果だったかもしんない、今日は。クソッ! いつか見てろよ」
YOSHI-HASHI「また立ち上がりましょう」
後藤「また立ち上がるさ」
YOSHI-HASHI「もちろん!」
後藤「それが、俺の生き様だ」
YOSHI-HASHI「この先のなんか、今日見てるお客さんも凄いごっちゃんに夢を感じてんなっていうのがあったから、ここで諦めなければ絶対、絶対突き抜けられると俺は思っています」
後藤「もちろんだ」
YOSHI-HASHI「次は必ず……(※と後藤を立ち上がらせようと手を取った瞬間、KENTAとチェーズ・オーエンズが出現)」
KENTA「テメー、オラッ!(※と言って、YOSHI-HASHIに襲いかかる)」
※YOSHI-HASHIはKENTAにエルボーでやり返し、まだダメージが残っていてチェーズにやられている後藤を救出しようとするが、KENTAとチェーズに2人がかりでやられてしまう。
KENTA「(※YOSHI-HASHIにストンピングをしながら)テメー、コラッ! オイ、感動のシーンで悪いな、ゴトヒロ。オォ、ご苦労さん!(※と言いながら、YOSHI-HASHIにストンピングを入れる)。オォ、コラ、テメーらに負けてむしゃくしゃしてんだ」
チェーズ「(※IWGPタッグのベルトを見せながら)お前はこれが欲しいのか?(※と言って、後藤にストンピング)」
KENTA「(※IWGPタッグとDEFYのベルトを両手に持ち、DEFYのベルトをYOSHI-HASHIに見せてストンピングしながら)アァ、テメー! こっちにもお前なんか、DEFYも欲しいんだって、お前?」
チェーズ「(※IWGPのタッグベルトを後藤に見せながら)いつでもいいぞ、ゴトー!」
KENTA「アァ、テメーはな、DEFYなんかに値しねえんだよ。アァ、コラッ!(※とDEFYのベルトを放り投げ、YOSHI-HASHIにストンピング)。お前に負けてな、むしゃくしゃしてっから、(※IWGPタッグのベルトをYOSHI-HASHIに見せながら)これ懸けてやるか、オイ? いつでもやってやんぞ、コラッ! ゴトヒロ、お前も一緒だよ。いつでもやってやっからな、オイ。(※倒れている毘沙門の2人に)ご苦労さん(※と言って引き上げる)」
チェーズ「(※引き上げながら)いつでも、どこでもだ」
YOSHI-HASHI「(※しばらくKENTAたちにやられたダメージでむせ返りながら、後藤のそばに寄っていって)大丈夫ですか……大丈夫ですか……?」
後藤「アァ……クソッ!」
YOSHI-HASHI「大丈夫ですか?」
後藤「なんだ、なんだ、アイツら、オイ! シングルの借りはタイトルで返そうってのか、オイ。お前ら、恥ずかしくねえのか、オラッ! ……こんなんで終われるか……」
YOSHI-HASHI「オイ、タッグベルト? そんなにな、俺たちに貰ってほしいなら、貰ってやるよ、この野郎! ふざけんなよ、テメー! オイ、ちゃっとテメーらタッグベルト挑戦してチャンピオンになったかもしんねえけどな、俺たちはな、積み重ねたもんが違ぇんだよ。オイ、そんなにタッグベルト、俺たちに貰ってほしいなら貰ってやる、この野郎、オイ! テメーらと俺らの格の違い教えてやる、この野郎! 覚悟しとけ、この野郎! テメーらはな、リング上で寝るか、地獄に落ちるか、その2つだ。覚悟しとけ、この野郎!」
<写真提供:新日本プロレス>
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