【HEAT-UP】4.7新百合ヶ丘、TAMURA☆GENE☆と定アキラが王座戦「新しい時代の舵取りを宣言」

プロレスリングHEAT-UPは22日、川崎市多摩区のヒートアップ事務所にて会見が行われ、4月7日 HEAT-UP新百合トウェンティワンホールで開催されるHEAT-UPユニバーサル、HEAT-UPユニバーサルタッグに向けて王者と挑戦者が意気込みを語った。

王者TAMURA☆GENE☆と挑戦者定アキラはお互い感謝の気持ちを伝えるも現状に満足せず、新しい時代の舵取りを宣言。

タッグ選手権では、王者チームが若さを出せば、挑戦者チームは往年のタッグプレーでタイトル奪取を高々に宣言。

HEAT-UPユニバーサル選手権試合
【王者】TAMURA☆GENE☆ vs 定アキラ【挑戦者】

定アキラ
「リアルな話をするとめちゃくちゃ恩があるんすよ。すげぇ恩があって俺が上がるところが無くて、くすぶっている時にアラケンに声かけて貰ってスモーキークリミナルが出来てヒートアップに上がることになって、そこから地方も含めて毎回出てるんでね。それに関してはめちゃくちゃ世話になってるって部分では感謝してます。これはマジで本音です。だからこそ長年ヒートアップを見てきて、入ってきたヤツもいれば辞めてくヤツもいる。まぁなんでかって色々考えたんすけど、この団体がつまんねぇからじゃないかと思うんですよ、辞めてくヤツ多いってのは、魅力が無いから辞めてくんじゃないかなって思うんですよ。引き抜きかどうか知らないけど、そこはどうでもいいよ。この前の後楽園でもいったっすけど、俺のベルトでもあって、このヒートアップを救うための、進化させるためのベルトでもある。欠場中の兼平が帰ってきて挑戦する、いいストーリーを作るために俺がこのベルトを取らなきゃいけないなと思ってるんで。」

TAMURA☆GENE☆
「定アキラ選手、僕は感謝しています。先日のGLETとの対抗戦見事勝利していただいた。そして、このヒートアップ支えているのは我々だけじゃなくて-NOROSHI-。この-NOROSHI-を盛り上げてくれる定アキラ選手に僕はリスペクトしています。これは本当の話で。僕も定選手が言ったように俺の時代がいつまで続くんだと、正直自分も思ってます。ただ、自分やりたいことがデビュー20年超えても次々と出てきて、その一つが海外進出だったり、今年川崎市100周年という大きなイベントもあります。それを成功させるためには、このヒートアップの象徴であるこのベルトが必要なんです。私の野望達成のためには、このベルトを渡すわけにはいかない。定選手とは、初シングルマッチ。こんな楽しみなことはない。21年やってますけど一番コンディションが良い、非常にプロレスが楽しい、その中で定アキラと出来る事が非常に楽しみです。」

(記者からの質問)
Qベルトを取った場合、次にベルトをかけて戦いたい相手は決まっていますか?

定アキラ
「兼平だよね。めちゃくちゃヒートアップ好きな人間みたいになっちゃうけど、ヒートアップに上がって、一つ嬉しいことがあって、それがプロレス界で一番手が合うライバルが兼平なんすよ。俺の中で兼平を超える存在が居ないんですよ。だから俺は新百合で☆GENE☆さんとやるっていうのは、後楽園で俺と兼平がやったじゃないですか?メインで。あれを越さなきゃなと思うんです。ちょっと魅力が、社長だと兼平よりは劣るなっていうのがね正直な感想なんですけど、いいんじゃないですかね。お互い賭けるものがあって、俺も失うものあるし、負けたら社長だって失うものあるでしょ。俺そういう生き死にみたいな試合が好きだから。今回の新百合はとても楽しみですね」

TAMURA☆GENE☆
「今は定アキラ1択です。僕は次を見据えるというよりかは、ワクワクしたこの1戦に僕は全てを今賭けて。その次、時代が勝手に次の挑戦者を選んでくれると思うので、それを楽しみたいと思います。」

(記者からの質問)
Q初めてのシングルマッチですが、何か対策などは考えていますか?

定アキラ
「だからGLETの時もいったじゃん、プロレスに対策なんて必要ないんだよ。プロレスにおいて、対策・作戦そんなものいらねぇよ。その日朝起きて、会場向かって、そん時のコンディション、そん時思いついたぶん殴る・投げる・絞める、なんでもいいじゃん。自分の脳みそが思うままに相手を倒せばいいだけだと思うんで。俺はそれがプロレスだと思う」

TAMURA☆GENE☆
「対策はありません、ただね1つだけ。ジェネレーションで決めます。」

定アキラ
「気になりますね、ジェネレーションで決める。まぁ何がジェネレーションなのか分かんないけど。正直な話をすると、ヒートアップの関係者、スタッフの人にも言われてるんすよ。定選手が取った方が面白いよねって。そりゃ時代が呼んでるかもしれないけど、ヒートアップの道場生ですよ、かわいいかわいい道場生ですよ、会費払ってる道場生が、日頃お世話になっているヒートアップのスタッフの人が、定選手が勝てなきゃ絶対ダメだよって。これどういう事か分かりますか?内部の人が思ってんすよ、このままじゃヒートアップまずいと思ってるんです。そりゃそうですよ、名前変えて、コスチューム変えて、名古屋限定でマルハバとか訳わかんないことやってて、そんな社長に誰もついていきたくないでしょ。まぁだからね、みんなの疑問を晴らすための闘いでもあるんでね。時代が呼んでるって言うならいいんじゃないですか?ただ、間違った時代を送らないように、僕が正しい時代に導いてあげますから」

 

HEAT-UPユニバーサルタッグ選手権試合
【王者】佐藤大地&秦野友貴 vs YUJI KITO& 松田慶三【挑戦者】

YUJI KITO
「久しぶりのタイトルマッチという事で、凄い自分も楽しみにしてますし、自分達フリーはベルトがあるのと無いのでは全然立場が違ってきますから、今回は全力でベルトを獲りに行きたいと思っています。」

松田慶三
「KITOさんがずっとヒートアップにレギュラーとして出ていて、そのバーターで久々に私も出てベルトに絡めるチャンスを得たという事で、KITOさん様様で、KITOさんをお膳立てしながら、私がフォールと取ってKITOさんにベルトを巻かせてあげようかなと思っていますので皆様楽しみにしておいて下さい。」

佐藤大地
「今回僕たち2度目の防衛戦という事で、1回目8月にベルト獲って、9月にすぐ落としてしまいましたけど、また獲って防衛して、、、本当に2度目の防衛戦というのは今回初という事なんですが、だいちとともきらしい試合をして、お二人ともオジサンなんで、若いだいちとともきの力で勝っていきたいと思います。」

秦野友貴
「先日行われました後楽園大会、大地もシングルのベルトで負けてしまって、自分もメインイベント負けちゃったんですけども、「伏竜鳳雛」とは何だったのかというのはこれから見せていければなと思うんで、今回「カモンヤングボーイ」なんて言われなくても俺たちが「レッツゴーヤングボーイ」してやります。」

(記者からの質問)
Q挑戦者チームから見て、この若いチャンピオンチームの印象を教えて下さい。

YUJI KITO
「キャリア数年でこのレベルというのは凄いと思います。でもまだ経験を積む途中で「今ベルトを獲っちゃった」という感じなので、まぁここだったら自分達なら獲れるかなという風に思ってますね。うん、まだちょっと早いんじゃないかな。お客さんとか見てて、こんなキャリア1~2年の人が獲れるんだと思われたらこのベルトが軽く見られてしまうんで、我々はこのベルトの価値をもっと重くしたほうがいいと思うんですよね。自分はヒートアップにお世話になってますから、このベルトを他の人に軽く見られたくないと思ってるんで、その点、自分達がベルトを持ったほうが重くできるんじゃないかって思っています。」

松田慶三
「2人の若さ、勢い、ウチらに無いものを持っていると思います。ただ、私たちのタッグ屋として昔からやってきてますんでね。このタッグとしての妙「1+1が2じゃねぇんだよ」っていうのを見せればね、どこの腰に巻かれるのが一番ふさわしいか分かると思いますんで、楽しみにしといて下さいよ。」

(記者からの質問)
Qチャンピオンチームに質問です。ある意味「お父さん世代」と勝負する事になると思いますが、挑戦者チームをどのように見ていますか?

佐藤大地
「ボクが生まれる前からタッグを組んで闘われているお二人だと思うんですけど、だいちとともきには若さというのがあるんで確実に今は僕たちのほうが勢いがあると思いますし、勝てる自信がめちゃめちゃあるんで、4月7日はその姿をお客さんに見て貰いたいなと思います。」

秦野友貴
「大地君が言っている通り、ずっと長いことタッグをやられていると思うんですけど、その僕らのキャリアでベルトを持つとベルトが軽くなるという話もありましたけど、ベルトと一緒に僕らは成長していくんで。このベルトは譲らないですし、オジサンの腰にはチャンピオンベルトよりも温シップが似合うと思います。」

(記者からの質問)
Q最後に、この試合の見所というのを各選手から教えて頂けますでしょうか?

YUJI KITO
「普通に考えれば自分達が普通に攻めていて、彼らがどう返してくるという所でしょうけど、全然ちょっと読めないですね。最近彼らの試合を観ていて凄い勢いがありますし、こっちは松田さんコンディション悪いですから、どういう試合展開になるかは読めないですけど、最後にベルトを獲るのは我々だっていう事だけは言いたいですね。」

松田慶三
「ゴホッ、ゴホッ(松田が咳き込む)、、、体調悪いんでボクもね、KITOさんが心配してくれてますが、、、大丈夫、流行り病じゃないから。恋煩いだからさ。ハッハッハッ!だからさ、コンビネーションを見てほしい。ココで組んで29年。この28年前から知っているこの二人のコンビネーション。若い二人には出せない味っていうのをね、見せてあげますよ。

佐藤大地
「だいちとともき、若さで圧勝します。」

秦野友貴
「若さと勢いで圧勝します。」

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