【新日本】辻が内藤との一戦を控え内に秘めた野望を語る「今のIWGP世界ヘビー級のベルトを分裂させたい」ファンの反応は?

新日本プロレス都内事務所にて『NEW JAPAN CUP2024』を“新時代の旗手”として初制覇を成し遂げた辻陽太が会見に挑んだ。

会見冒頭に辻は決勝での後藤洋央紀戦について「“誰がこれから新日本を引っ張って行くんだ”それを明確にする大会だったと自分でも思っています。そしてそこで優勝できた。運命のイタズラか相手は後藤洋央紀。『NEW JAPAN CUP』3回優勝、勝てば最年長、そこに俺が挑むという構図。その中で俺が勝った。これは大きな財産になると思っています」と振り返った。

続けて4.6(土)東京・両国国技館で内藤哲也の保持するIWGP世界ヘビー級王座戦に向けて「次の両国、内藤哲也戦。俺は凱旋してからずっと言っているように、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン内でのヒエラルキーを変えたい、そう思っている。いま現状、内藤さんがいて、鷹木さんがいて、そして辻陽太がいる。そういうふうに見られることが多いと思う。その見え方を今回、内藤哲也に勝つことで一新させて、そしてさらにIWGP世界ヘビー級のベルトも手に入れたいと思っています」と発言。

そしてこの後にIWGP世界ヘビー級王座について「俺はIWGP世界ヘビー級のベルトを獲って、それを”元の姿”に戻したい。今のIWGP世界ヘビー級のベルトを分裂させたいと、そう思っています。これには理由があって、新日本プロレスのベルトの価値を明確化したい。そういう思いがあります」と注目発言を行った。

続けて辻は「いま現状、IWGP世界ヘビー級というベルトがあって。そのヘビーはIWGPヘビー級、そしてIWGPインターコンチネンタルが合体したものになってますよね?この前IWGP USヘビーが廃止されて新しいIWGP GLOBALヘビー級ってものができた。と、なると新日本本来のベルトの価値はどこに行ったのか?という疑問がやっぱり生まれてきますよね。だったらやっぱり、そこで新日本の価値を、ベルトの価値をもう一度明確にして、俺が内藤さんに勝った上でベルトを分解し、インターコンチネンタルを廃止し、新日本プロレスを新たな時代へ導く。新たな時代に導くからこそ、過去の新日本プロレスそこにリスペクトを持って、ベルトをもう一度分解するべきだと考えています。まあこれは当然、内藤さんに勝ったあとの話になるので。まずは内藤哲也に勝つこと。それが第一優先。内藤哲也から獲ることに意味がある。そう思っています」と語った。

質疑応答に移ると辻はIWGPインターコンチネンタル、白いベルトを封印しIWGPヘビー級に戻し、4代目のものを復活させるという意味だと説明した。

会見後、新日本プロレスの公式Xでこの内容をポストすると、多数のユーザーが様々な反応を示した。

<一部抜粋>

・分解じゃなくて乱立してる訳の分からんベルトを統一してくれる方がスッキリしていいんだけどな

・分解こそファンみんなの本当の願い

・「IWGPヘビー級」復活は私も賛成です

・意向はわかるけど、さすがに今さら分割とかは無いな。

・IWGPヘビー級王座 復活を絶対に実現させて欲しい!

・なんか昭和に逆戻り

果たして辻の宣言通りの結果となるか!?

〈写真提供:新日本プロレス〉

※4月6日(土)東京・両国国技館『SAKURA GENESIS 2024』
https://www.njpw.co.jp/tornament/470770

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