【ALL TOGETHER】日本プロレスリング連盟 (UJPW)発足記念大会、第1弾カード発表<5.6日本武道館>

▼質疑応答

――今回チームを組むパートナーの印象をお願いします。

丸藤「そうですね。試合もさせていただいたことあるんですけど、やはり棚橋選手に関しては実力はもちろんなんですけど、天性の明るさというものを本当に試合をしていても感じましたし。高木大社長ですか、元気しかないです、本当に。となりにいてホントにいつも元気もいただいてますし、かつしっかり大社長としての部分もこなしている非常に尊敬できる方でございます。なので、私は足を引っ張らぬよう頑張りたいと思います」

高木「そうですね。丸藤選手はホントにいつも会社で見かけることがあんまりないんですけども、お酒の席で一緒になることが多いんですが、ホントに頼もしい存在ですし。棚橋選手は過去にいろいろありましたけども、こうやって横一線に並ばしてもらったからには力を合わしてですね、悪いヤツらを退治してやりますんで、どうかよろしくお願い致します」

棚橋「丸藤選手とは20代の頃からアンダー30、『G1』含めて何度か闘わせていただいてて、選手として『あっ、すごい試合運び、技、スピード、天才だな』っていう印象があって、ボクもその当時“太陽の天才児”っていうキャッチコピーがありまして、丸藤選手と試合して『俺は天才じゃないな』ということを感じて、“逸材”を名乗り始めたという経緯があります。まあ、それぐらいボクにとっては尊敬すべき運動能力というか。そして、いまもコンディションを保ってるっていうのは大尊敬ですね。高木大社長とは過去にいろいろありましてホントに(苦笑)。でも、試合として絡むのは初めてなので非常に楽しみという部分が大きいですね。以上です」

――対戦相手がHOUSE OF TORTUREということに関してはいかがですか?

丸藤「どうやら先ほど話を伺ったところによると、社長交代がかかっているようなので『これは負けられないな』と。悪い3人衆、ボクたちが負けるわけがないですね。何して来てもいいですよ、絶対に負けないので」

高木「HOUSE OF TORTUREでしたっけ?あまり存じ上げないんですけども、たぶん会社の経営者としてのしんどさとか、大変さとか、ホントにわかってないと思うんで、ボクがリング上で『経営とは何か?』っていうものを叩き込んでやりますよ!」

丸藤「それは選手として?」

高木「選手として、社長として『経営とは何たるか?』っていうものを叩き込んでやりますよ。そんなに甘いもんじゃないです。だから、棚橋社長をボクらはヘルプしますよ!」

棚橋「これからお二人に新日本プロレスのリングでのHOUSE OF TORTUREの試合っぷりをちゃんと説明しようと思うんですけど、いまやはり乱入だったりとか、反則攻撃とかで新日本プロレスファンのフラストレーションがもの凄く溜まってるんですね。で、そのフラストレーションが溜まりに溜まって、やはり社長であるボクの方にも『何とかしてほしい』っていう意見もたくさん来ているので、この3人力を合わせて1回叩き潰してですね、皆さんの溜まりに溜まったこの鬱憤をしっかり晴らしたいと思います」

丸藤「乱入させないように、うちらのセコンドに男色ディーノつけましょう」

高木「いいんですか、ホントに?」

丸藤「そしたら乱入なんかできないですよ」

高木「まあでも、ハイ。。。」

棚橋「早くもアイディアが出てきましたね。男色ディーノさんがセコンドにと。うちもボルチン・オレッグっていう強烈なヤングライオンがいるんで、リングサイドにセコンドつけますんで」

高木「喜ぶと思います」

――となると、プロレスリング・ノアからは誰をセコンドにつけますか?

丸藤「うち誰が面白いですか?」

棚橋&高木「面白いじゃないでしょ!」

丸藤「うち誰が面白いですかね?その新日本さんのセコンドを狙って男色ディーノがそっち行っちゃう可能性があるので、ちょっと当日まで考えます」

――またその他カードでは各団体の若い世代の選手が選出されました。それぞれ団体の代表としてこのカードに期待することはありますか?

丸藤「よく若い選手という表現をすると、各団体の未来みたいな扱いだとは思うんですけども、そのメンツっていうのは今だと思うんですよね。今現在、各団体を引っ張ってる選手たちだと思うので。それこそ組んでいるメンツもやはりライバル視するような試合になるんじゃないかなと思うので、こんな言い方をするとちょっと年寄りみたいな発言にはなってしまうんですけども、“プロレス界の今”というものを見せれる対戦カードなのではないでしょうか」

高木「そうですね。ホントにそれぞれの団体の未来を担ってる選手たちが一堂に募って、この6人タッグマッチで闘うというのはすごくいい試みだと思いますし、ホントに経営者として考えると『いやぁ、いいカードだな』ってちょっと思っちゃう部分もあったりとかして。でも、6人タッグマッチだからといってそれぞれなんて言うんですかね、チームプレーというのもあるかもしれませんけども、一人一人が『俺が食ってやる』とか『俺が勝ってやる』とか『目立ってやる』とか、ホントに気持ちがすごい強いと思うので、慣れ合わないでホントにそれぞれの未来を背負って闘ってほしいなと思ってます」

棚橋「この試合に仮にボクが入ったとしたら、『誰よりも目立ってもう一気に業界のトップを取ってやろう』っていう意識だと思うので、ボクがその年代だったらこの6人の中で次のというか、プロレス業界全体を引っ張っていくようなエネルギー、覇気、その気持ちなんかを見せてくれる選手が出てきてほしいなっていう期待があります」

――今回は6団体が参加するということで、全部で何試合、どれぐらいの選手が参戦する予定でしょうか?

棚橋「そうですね。連盟に名前が入っている団体からは興行の被りがなければ全部出てもらうと思います。そして、試合数はまだ正式決定ではないんですけども、ウ~ン8?10?8~10?とにかく豪華な大会になると思います。8より少なかったらごめんなさい」

――今回、スターダムの参戦も発表されていますが、これに関しては提供試合になるのでしょうか? それともミックスドマッチを考えられてますか?

棚橋「まだ決まってないですね」

――この大会は能登半島復興支援チャリティ大会ということで、被災地の方に生で見ていただくように例えばパブリックビューイングですとか、その地域限定でPPVを無料配信するなど、何か被災地の方に元気を与えるプランなどはありますか?

棚橋「現段階ではそれはまだ決まってないんですけども、それは非常にいいアイディアだなということを思いましたので、1回持ち帰らせてください」

――今回、日本プロレスリング連盟が法人化されるということで法人化へ向けて期待すること、なにか変わっていくとはありますか?

高木「法人化されるということで、単純に社長は誰なのかなという疑問はあるんですけど、こうやって形にしていくことでずっとこれを続けていくということがボクは大事だと思ってますし、やっぱりプロレスをもっともっと世間に広げていくためにはこういった機関というのは必要不可欠だと思ってますので、どんどんこういう形でいろいろと発展して広がっていけばいいんじゃないかなという風に個人的には思ってます」

棚橋「新日本プロレスに限らず、プロレス団体っていうのは日本全国を回りますので、その年間の興行スケジュールでいついつにどこでやるというもので、コース取りだったりとか、日本全国でプロレスが展開できるっていうのは会社同士でいままで話したことがなかったので、そういった部分も少し詰めれたらなという風に思います」

<写真提供:新日本プロレス>

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