【DDT】瑠希也が若手トーナメント「DGC」準決勝を突破し、4・7後楽園でTo-yと決勝戦!「優勝して若手で1番強いってことを証明します」

 DDTプロレスが3月26日、東京・上野恩賜公園野外ステージで「春のビアガーデンプロレス【DAY2】」を開催した。若手選手によるトーナメント「D GENERATIONS CUP 2024」準決勝で瑠希也が決勝進出を決め、4月7日の後楽園ホールでTo-yと優勝を争う。

 瑠希也は2022年5月にDDTに入門したが、同期の正田壮史、須見和馬に大きく後れを取って、昨年4月9日にデビューにたどり着いた苦労人だ。そのため昨年の「DGC」には出場することすら叶わなかった。だが、ここのとろノアや全日本プロレス勢との対抗戦などでメキメキと力を付け、1回戦(3月21日)では先輩の高鹿佑也から殊勲の星を挙げて勝ち上がり、準決勝では中村宗達(ガンバレ☆プロレス)と対戦した。

 ガンプロの意地をかけて参戦してきた宗達は起き上がりこぼしのハーフハッチ・スープレックスなどで攻め込む。エルボー合戦から瑠希也がプロトボムも、返した宗達は丸め込み、スピアで反撃も決められず。

 宗達のジャーマン狙いを踏ん張った瑠希也は、ランニング・エルボーバットからプロトボムで仕留めて悲願の決勝進出。

 もう一つの準決勝ではTo-yがイルシオンと激突。イルシオンの奇襲を受けたTo-yだがチョップ連打で圧倒。

 イルシオンの変型ドラゴンスリーパーを耐えたTo-yは、フルネルソンバスターからコジマインパクトを決めて3カウントを奪取した。

 瑠希也は「あと一つというとこまできました。絶対に優勝して若手で1番強いってことを証明します。見ててください」と優勝宣言。To-yは「イルシオン、前回の新宿のときとは気持ちも違って、本気で倒そうとしてきてくれた。でも、それで負けるのは今までの小嶋斗偉で。To-yとして改名して、中途半端な小嶋斗偉を捨てて、これからTo-yとして進化していくと決意したから、ここでは負けてられない。次の瑠希也もそうだ。瑠希也はずっとガムシャラで。僕も前回のDGCはそうやってガムシャラだった。ガムシャラは今まで終わった。次はもっと上に行くために、To-yが進化するところを全員に見せていくんで」と胸を張った。

 一方、準決勝で散った宗達は「ガンプロを背負って、このトーナメントに出たのに決勝まで行けなかったし、優勝もできなかった。もし次あった時は全員ぶっ飛ばす!」、イルシオンは「優勝したい。自分を変える。この数日間で何回言ってきたんだ。去年もたった1勝だけして終わって、今年も準決勝で負け。全部が中途半端な俺を変えたい」と肩を落とした。

【大会名】春のビアガーデンプロレス【DAY2】
【日時】2024年3月26日(火)
【会場】東京・上野恩賜公園野外ステージ
【観衆】336人

▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○正田壮史&夢虹 vs 高鹿佑也&須見和馬●
7分0秒 片エビ固め
※正田のチカラKOBUムキムキ

▼第二試合 30分一本勝負
佐々木大輔&●KANON&MJポー vs クリス・ブルックス&樋口和貞&岡谷英樹○
11分31秒 片エビ固め
※スライディング・ラリアット

▼第三試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○遠藤哲哉&大鷲透 with 振付仮面 vs 平田一喜&アントーニオ本多●
8分40秒 片エビ固め
※旋回式トーチャラックボム

▼第四試合 「D GENERATIONS CUP 2024」トーナメント準決勝 15分一本勝負
●中村宗達 vs 瑠希也○
6分54秒 片エビ固め
※プロトボム

▼第五試合 「D GENERATIONS CUP 2024」トーナメント準決勝 15分一本勝負
○To-y vs イルシオン●
8分53秒 エビ固め
※コジマインパクト

▼セミファイナル 30分一本勝負
●飯野雄貴&納谷幸男 vs 秋山準&松永智充○
14分5秒 十字架固め

▼メインイベント スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
○上野勇希&MAO&勝俣瞬馬 vs 彰人●&HARASHIMA&男色ディーノ
23分25秒 エビ固め
※足4の字固めを押さえ込む

〈写真提供:DDTプロレスリング〉

⇒次ページ【動画】決勝戦進出を決め堂々の優勝宣言の瑠希也

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