【全日本】2mの巨人戦士・綾部蓮の入団を発表「プロレス界をのし上がっていってビッグな存在になっていきます」
全日本プロレスは記者会見を行い、フリーで参戦していた綾部蓮が2024年4月1日付で所属選手になることを発表した。
©全日本プロレス
綾部「4月1日より、全日本プロレスに入団させていただくことになりました綾部蓮です。3月30日の大田区大会のリング上で全日本プロレスへの入団を直訴しました。リング上でも言ったんですけども、あと今年に入ってから、フリーという立場になって、本当、ただただ、ふがいない。自分、どんどんどんどん結果を残していかなきゃいけない立場になったにもかかわらず、むしろ右肩下がりでふがいない日々が続いて、もっとずっとここ最近プロレスについて考えてどうすればふがいない現状を抜けられるのか。今の自分に足りないものは何なのか、ずっと考えて、そこで出した答えが、全日本プロレスに入団したいということでした。それを30日の大田区大会リング上、試合後に直訴しまして、今回、正式に全日本プロレス入団させていただくことになりました。正式に入団を認めていただいた全日本プロレスさん、ありがとうございます。心機一転して、プロレスラーとして、自分を磨いていって、プロレス界をのし上がっていってビッグな存在になっていきますので、よろしくお願いします」
諏訪魔「いや、綾部が全日本プロレスに入団したいとねこの間大田区で言ってくれて緊急ですけどね。はいこういう形で入団にねみんなに発表できることになって、全日本空輸にとっては、明るい話だなと思いますね。僕自身もすごい楽しみですね。はい。もういかにもねこれぞ全日本プロレスっていうものを体現できる人物だと思うんでね、まだまだね体もでかくなってね、すごいプロレス、うん、本当そう本当すごいプロレスっていうものを何か体現してもらいたいなと僕は思いますね。彼にしかできないことが絶対ありますから。どう化けていくのか。楽しみにしています。頑張ってください」
▼質疑応答
――前に悩みに悩んで出した結論ということですけども、入団っていう決断に至ったのはわかるんですけどなぜ全日本プロレスだったのかっていうところをお聞かせください。
綾部「全日本プロレスには、自分自身は2022年の1月に初参戦させていただいてそこから定期的に全日本プレスのリングで試合をさせてもらって、最近では本当に準レギュラーといいますか、定期的に上がらせてもらって、去年では、最強タッグリーグだったりっていうのも出場して、約2年ぐらいですかね全日本プロレスで戦っていて、やっぱり全日本プロレスと言えば、体の大きい選手が多いっていうのがありまして、戦っていて、自分の力をもう存分にたたきつけられるというか、自分の体を思い切りぶつかり合える選手がすごい多くて戦っていて、刺激的だし、楽しいし、一番自分が輝けるリングが全日本プレスなんじゃないかっていうのはずっと思っていた部分はあって。それで今回、そういう結果が出せないという現状に悩んでいたときに、何か環境というか、そういったものを変えるのも頭に浮かんだときに全日本プロレスに今までも参戦をさせてもらってましたけども、所属させてもらって正式に入団させていただいて、また気持ちを新たにやっていくことが今自分に必要なことなんじゃないかと思って、全日本プロレスへの入団を直訴いたしました」
――今回その全日本プロレス所属になって初戦がいきなりチャンピオンカーニバルですけども、初出場へ向けて意気込みをお願いします。
綾部「チャンピオンカーニバルは初出場ということでシングルのリーグ戦で、ずっと全日本プロレスに参戦してるときから、いつか出たいなっていうのは頭にあってなかなか出る機会はなかったんですけど、今回初出場でこの4月1日から入団して、いきなりがチャンピオンカーニバルっていうタイミングで。もう注目度っていうのは、自分への注目度というのは普段より上がっている状態だと思うんで、もう自分にとっては、このチャンピオンカーニバルがプロレス界でのし上がっていくための大チャンスといいますか、もうここのタイミングでチャンピオンカーニバルが来るっていうのは、自分にとってこれ以上ないタイミングなので、チャンピオンカーニバルは必ず結果を残して、その先に進んでいきたいと思います」
――大田区大会で安齊選手が三冠王者になりましたけども、ゆくゆくは三冠ベルトというものも当然狙っていくことになると思うんですけども、いかがでしょう。
綾部「三冠のベルトっていうのは、全日本プロレスの至宝だと思いますし、もちろんそれを狙っていくっていうのは、必然なのかなと思うんですけども。自分はやっぱりプロレスラーとして、トップの存在になっていくっていうのが目標なので、そのトップになっていくための過程としてその三冠のベルトっていうのは、もちろん狙っていきますけども、その三冠が最終地点ではないんで。このチャンピオンカーニバル優勝という結果を残して、そうしたら三冠挑戦とか見えてくると思いますけども、三冠のベルトはもちろんですけども本当にその先に行く存在になっていきたいなと自分は思っております」
――リング上で宮原選手からジャージを着せてもらったときの気持ちはどんな感じだったでしょうか?
綾部「リング上で直訴しまして、セコンドにいた井上選手に何か耳打ちをして、井上選手が裏に走っていって、何を言ったのかなと思ったら、ジャージを持ってきていただいて。率直な気持ちとしては、宮原選手としては迎え入れてくれる感じなんだなっていう嬉しい気持ちと、それをその場で見せてもらったんですけども、ちょっとありがたい反面、サイズがやっぱり宮原選手のサイズなんで、自分のその2mの体にはちょっと小さかったのもありまして。最初ちょっとリング上で着るのにだいぶ手こずってしまうっていう場面ができてしまったんですけども、持ってきていただいたの本当嬉しかったんですけども、サイズがどうしても合わなかったので、ゆくゆくは自分のジャージも作っていただけたらなと思っております」
写真:伊藤ミチタカ
――あと諏訪魔選手に伺いたいんですけど、綾部選手が素材的には素晴らしいと思うんですけどこういう面を改善していったらもっと活躍できるっていうところは、どのあたりでしょうか?
諏訪魔「まあね、もう本当伸びしろしかないっていうのも見ても一発でわかるんですけど、具体的にこれがいいんじゃないかっていう実際彼も生活がガラッと変えてね、もう今道場に入ってでもまず受身1つからね、やり出す覚悟ですよね。その他私生活もそうだしね、団体生活もありますからね。そういうところからもう全部吸収していくっていう覚悟でねやり始めたんでね、自然と変わってくるのかなと思いますよね、内面から。あとはもう、自分のそのデカさにもっと気づくこと。あと当然ウェートアップっていうのもしたらまた一気に変わりますからね。もう可能性しかないんで、どんどんどんどんね、前の自分よりも何か変えていけばもうね、自然にすごい方向に行くと思うんで。頑張ってもらいたいなと思ってそこは、はい」
――綾部選手に質問なんですけど先ほど諏訪魔さんから最初にすごいプロレスを体験してもらいたいっていう言葉が出たんですけどそれ聞いて、期待の言葉だと思うんですが、それってどう思いましたか。
綾部「その自分にしかできないプロレスがあると思って言っていただいただいて、待ってる世界を見渡しても、なかなか特に日本人で身長だったりこのサイズはなかなかいないと思いますんで。まだ自分の試合してて、試合の映像とかを見返しても、身長活かせてる部分とやっぱりまだこの大きな武器を生かしきれていない部分、自分でもまだあると感じてますんで。そういったところの武器をどんどん活かしていけるようになれば、その諏訪魔選手が言ってくださった、すごいプロレス、自分にしかできないプロレスっていうのが、より体現していけると思いますんで。そうやって期待をかけてくださったものにはしっかり応えていきたいと思ってますし、自分のためにも今以上にこの武器を活かしていけるように日々練習や試合を通じて成長していきたいなと思っております」
――諏訪魔選手に質問なんですけど、あの最初に綾部選手から入団したいっていう意向を聞いたときの率直な思いってどんなふうに感じましたか。
諏訪魔「いやつい最近だったんでね、この間なんで。うん、すごいあの決断をしたんだなっていう、その本気さは感じましたね」
――その本気さに応える形ですぐ入団OKという回答になったってことですか?
諏訪魔「そうですね。それはもうちゃんと経営陣で協議をしっかりして、はい。もうちょうどねこのタイミングって、今日ってすごいねみんな人生にとって大事な日だと思うんですよね。もうこの世代もそうだし、もう若いもん本当に今日もね、すごい、もう新入社員でもうね賑わってますよ。世間はいいじゃないすか全日本プロレスに春が来たって感じで、はい」
――綾部選手、全日本で身長2mっていうとどうしてもジャイアント馬場さんと思い浮かべるファンの人もいると思うんですけれども、そういうところは意識しますか。
綾部「その身長2mっていう+全日本プロレスっていう部分で、そういったファンの方も、重ねて見てくださる方も多いと思うんですけども、自分としてはジャイアント馬場さんを見て参考にさせてもらう部分もありつつ、ただやっぱり自分はジャイアント馬場さんを目指すとかっていう気持ちは特になくてですね、自分は綾部蓮っていうレスラーとして、やっぱのし上がっていきたいので。もちろんその大型の選手ということで、参考にして吸収というか映像を見たりして、吸収したりする部分はありつつ、ジャイアント馬場さんを目指すとかっていう気持ちは、自分の中には特に今のところはないです。もう綾部蓮という存在として、上がっていきたいと思ってます」
――諏訪魔さんに伺いたいんですけれども、綾部選手の加入も含めてなんですけど三冠王者も変わっていろいろと切り替える4月になったと思うんですけども、経営陣としての立場から新しい全日本プロレス、どういうふうなところを見せていきたいというような考えがあるかを教えてください。
諏訪魔「新しい見たことない景色もがさらにこう見えそうだなってもう見え始めてね、もう安齊筆頭にもう見えているわけで、ここからすごいものをね見れんじゃん見れるんですよねこれがだから、もう、それは見てのお楽しみだと思うんですけど、もう希望しかないですよね。いや楽しみですよ、本当に」
――まずはチャンピオンカーニバルからどんどん新しい姿を見せられるんじゃないかというところで、期待してよろしいですか。
諏訪魔「いやもう期待してくださいもう、はいもうジュニアにはもうね新しい顔もどんどんね出てきてるわけですから。はい、もうヘビー・ジュニアともにね。はい。もう楽しみにしてていただきたいなと思います」
――最後に諏訪魔選手に伺いたいんですけど、経営者として伺いたいんですけど中嶋選手はもう現時点では今後の参戦の予定はないみたいな感じなんですか。
諏訪魔「いや僕も全くわからない。そこの辺に関しては、はい。どうなんですかね。はい。本人がね、はい。どう思うのかもわかんない何を考えてるかわからないんでね。はい。何もそこまでしか言えないですね。はい」
▼プロフィール
リングネーム 綾部蓮(Ayabe Ren)
身長 200㎝
体重 110㎏
誕生日 1997年2月13日
出身地 埼玉県志木市
デビュー戦 JUST TAP OUT 2020 年 9 月 2 日 東京・後楽園ホール 対 KANON
<写真提供:全日本プロレス>
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